箱根ラリック美術館あかりの競演ラリックとドーム兄弟の照明器具

箱根ラリック美術館で「あかりの競演 ラリックとドーム兄弟」が開催されます。

一般家庭に電気照明が普及したのは、今から約 100年くらい前になりますが、1900年に開催されたパリ万国博覧会のガラス部門でグランプリを獲得したのが「ドーム兄弟」です。

ガラス工芸家に転身したラリックも美しい照明器具を生み出しました。

ラリックとドーム兄弟の「あかりの競演」が楽しめます。

スポンサーリンク



箱根ラリック美術館 あかりの競演 ラリックとドーム兄弟

美しい照明器具の企画展「あかりの競演 ラリックとドーム兄弟」が箱根ラリック美術館で開催されます。

ラリックとドーム兄弟の照明器具の数々を見比べて楽しむことができますね。

【箱根ラリック美術館 あかりの競演 ラリックとドーム兄弟】

◆開催日程

◎ 2018年12月22日(土)~2019年3月17日(日)

◆開館時間

◎ 9:00~17:00
※最終入館は16:30

◆開催場所

◎ 箱根ラリック美術館 常設展示室

◆入館料

◎ 大人:1,500円 大学生・高校生・シニア:1,300円
小・中学生:800円

◆問い合わせ

◎ 箱根ラリック美術館

TEL:0460-84-2255

この箱根ラリック美術館のショップはかなり充実していて、キッチン小物をはじめ、アクセサリーやバッグなどの服飾雑貨、お香やキャンドル、ガーデニンググッズなどたくさん揃っています。

「ル・トラン」だけでなく、お食事のできるカフェ&レストラン「LYS」もあるのでカジュアルフレンチもいただけます。

スポンサーリンク




ルネ・ラリックとドーム兄弟

◆ルネ・ラリック

フランスのシャンパーニュ地方で生まれ、パリで育ったルネ・ラリックは前半生はアール・ヌーヴォー様式の「宝飾デザイナー」として活躍しました。

カルティエなどの宝飾店に作品を提供しただけでなく、あの有名な女優「サラ・ベルナール」も顧客だったそうです。

その後、ガラス工芸家に転身し、ガラスの分野でも人気作家となっていきました。

オリエント急行の客車などのインテリアを担当したことでも有名ですよね。

ティーセット付き2,100円で、オリエント急行の客車の中で優雅なひとときが楽しめる「ル・トラン」が箱根ラリック美術館にあります。

ちょっとノスタルジックな気分を味わえますよ。デザートは季節によって変わります。

◆ドーム兄弟

ドーム兄弟はフランスのガラス工芸家で19世紀後半から20世紀前半に活躍しました。

兄の名は「オーギュスト」、弟の名は「アントナン」です。

ドーム兄弟のお父さんが出資したガラス工場の経営者となってから、徐々に二人とも父の仕事を手伝っていったようです。

博覧会で金賞を取り始め、オーギュストにはレジオン・ドヌール勲章も授与されています。

パリ万国博覧会(1900年)では大賞を取り、アントナンにもレジオン・ドヌール勲章が授与されています。

ドーム兄弟が特許を取得した「アンテルカレール」というガラス素地に絵模様を描いた上にガラスをかぶせる技術の作品が特徴です。

もちろん、それだけではありませんが・・・

今回の企画展でも、目を奪われる美しい照明器具の作品を楽しむことができます。

箱根ラリック美術館へのアクセス

【箱根ラリック美術館】

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 186-1

TEL:0460-84-2255

◆電車利用

◎ 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」下車
「箱根湯本駅」より箱根登山バス「湖尻・桃源台行き」乗車
「仙石案内所前」下車 すぐ

◎ 新幹線・JR・小田急線「小田原駅」下車
「小田原駅」より箱根登山バス「湖尻・桃源台行き」乗車
「仙石案内所前」下車 すぐ

◆高速バス利用

◎ 小田急箱根高速バス「新宿駅」より「箱根仙石案内所」下車 すぐ

◎ 小田急箱根高速バス 羽田線
「羽田空港」⇒「横浜駅」⇒「御殿場駅」⇒「箱根仙石案内所」下車 すぐ

◆車利用

◎東名高速道路「御殿場I.C」より乙女峠経由で仙石原まで約 20分

◆駐車場

◎ あり
・第一駐車場
・第二駐車場

⇒■箱根ラリック美術館 アクセスマップ

まとめ

企画展開催中にはカフェ・レストラン LYS (リス)でオリジナルスイーツが数量限定で登場します。

バニラアイスであかりを表現した大人のスイーツ「あかり~オレンジと温かい赤ワインのスープ スパイスを効かせて~」だそうですよ。

どんな味なんでしょうね。

スポンサーリンク