高齢で妊娠すると流産する確率ってどのくらい?他にもリスクある?

高齢での妊娠の一番の問題は「妊娠しにくくなること」です。

また、出産までいかずに流産する危険性が高くなることですね。

流産や不妊の原因になる可能性があると「コヒーシンの減少」についても話題になってます。

せっかく授かった命ですから、無事に産みたいですよね。

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高齢で妊娠した時の流産の確率

 

高齢で妊娠02 - コピー

【高齢妊娠での流産の確率】

日本産科婦人科学会では、「高年初産婦」は35歳以上の初産婦と定義しているので、35歳以上が高齢妊娠と考えていいと思います。

もちろん、個人差がありますが・・・

30~34歳の自然流産率  10.0%

40歳以上        41.3%

10人のうち4人までが流産することが分かります。とくに45歳以上になると50%と流産する確率が高くなるんですね。

【流産の可能性のあるもの】

激しい運動

子宮筋腫

感染 サイトメガロウイルス トキソプラズマ クラミジアなど

頸管無力症

過度なストレス

高齢になると妊娠するだけでも大変なのに、妊娠を維持することはさらに大変だということです。

【高齢で妊娠する確率】

32歳くらいまで   37~38%

39歳くらいまで   20~25%

44歳くらいまで   15%以下(44歳だと10%以下のことも)

45歳以上      5%以下

妊娠する確率も40代に入ると、いっきに下がるのがわかりますね。

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高齢での妊娠には他にもリスクが・・・

高齢出産で心配されるのが、流産の他にダウン症の子供が生まれる可能性があります。

たしかに20代に比べてダウン症の子供が生まれる確率は高くなりますが、実際は1%くらいです。

高齢出産では他のリスクも高くなるといわれています。

高血圧

糖尿病

子宮筋腫

難産

分娩時間が長くなる

などですね。

それでも、健康な妊婦の場合は40代以上の初産の妊婦でも普通に分娩する人はたくさんいます。

だかといって、40代に入ってから子供を・・・という計画をしても妊娠すること自体が難しいので、子供がほしいと思っている場合は35歳までに決めて、37~38歳になっても妊娠しなかったら専門のクリニックを受診した方がいいですね。

高齢出産についてネガティブな情報がたくさんあるので、必要以上に心配している人も多いようです。

実際に心配ばかりしている人に限って、・・・引寄せの法則のように・・・心配事が起きるようですから、心配しすぎるのは、体にも赤ちゃんにとってもよくありません。

精神的なものも、かなり体に影響しますから、医師の指示に従ってバランスの良い食事や適度な運動などもして、健康に気をつけて生活することが大切ですね。

高齢では妊活中からとったほうがいいサプリメント

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高齢になると妊娠率も落ちますし、ダウン症などの染色体異常の子供が生まれる心配もありますよね。

加齢にともなって卵細胞が老化すると話題になりましたが、その卵細胞の中の「コヒーシン」というタンパク質が減少することによって出産に影響するという研究発表がありました。

※「コヒーシン」は卵細胞内で染色体をつなぐタンパク質です。

残念ながらどうしてコヒーシンが減少するのか、増やすにはどうしたらいいのかなどは、まだその方法は開発されていないので、これからの研究に期待、ということのようです。

妊娠したら産婦人科でも勧められることがあるのが「葉酸サプリ」です。

妊娠を希望する女性に対して、厚生省も推奨している栄養素ですね。

通常量に加え400ugを摂るように推奨しています。

葉酸は葉物野菜に多く含まれていますが、水溶性のビタミンなので食品から必要な分を摂取するのが難しいので「葉酸サプリ」が勧められるんですね。

葉酸サプリもいろいろありますから、試してみて自分にあったものを選びましょう。

⇒■葉酸400μgを摂れるベルタ葉酸サプリ

【マカ・葉酸を超える】新妊活サプリメント『VEGEMAMA-ベジママ』

まとめ

働く女性が増えて、子供を生む年齢も年々高くなっていますが、なるべくなら早めに子供を持つかどうか、決められたらそのほうがいいですね。

後悔しないためにも・・・・

余裕ができて子どもがほしいと思った時には、妊娠できない・・・となったら悔やまれますからね。

子どもを持つことが全てではありませんが・・・・

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