昨年、箱根山の大涌谷の噴火により、噴火警戒レベルが一時は「3(入山規制)」にまで引き上げられましたが、現在はレベル「1(平常)警戒解除」となっています。
大涌谷周辺は今でも立ち入り規制となっていますが、それ以外の地域は観光客も戻り賑わっています。
芦ノ湖畔の山のホテルでは毎年、「つつじ」の時期には多くの観光客であふれ、けっこうな待ち時間を経て見学できるという具合ですね。
この山のホテルのつつじは天気が良ければ、富士山をバックにした写真も撮れるんですよ。
小田急山のホテル つつじ・しゃくなげフェア 2016
つつじ・しゃくなげフェアが開催される土日や祝日の山のホテルは、天気が良ければものすごい人であふれます。
昨年の箱根山の噴火により、一時期は観光客も減っていましたが、噴火警戒レベルが「レベル1」に引き下げされ、安心して箱根を訪れる人が増えてきました。
「箱根ロープウェイ」はようやく2016年4月23日(土)から桃源台から大涌谷まで運行が再開されましたが、大涌谷の駅舎の外に出ることはできません。
それでも少しずつ、以前の箱根が戻ってきています。
ですから今年の「つつじ・しゃくなげフェア 2016」も多くの人で賑わうと思います。
昨年、2015年4月に山のホテルはリニューアルオープンしたんですよね。
そのリニューアルによって、旧岩崎邸から引き継いだ庭園も歩きやすいように整備されました。
ツツジなどの庭園は斜面がけっこう多かったんですが、斜面には新しくスロープも設けられました。
山のホテルの庭園の敷地面積は4万5000坪もあるんですよ。
岩崎男爵別邸の時代から「ツツジ」は植えられていましたが、今は庭園を埋め尽くすほどになっています。
男爵によって収集されたツツジは約30種・3000株もありました。
ツツジの開花より少し後に咲く「シャクナゲ」も華やかですよ。
【つつじ・しゃくなげフェア 2016】
◆開催期間
◎ 2016年(平成28年)5月1日(日)~5月下旬
※開花状況により期間終了日は変わります。
◆庭園見学料金
◎ 800円
※団体庭園見学料金(15名様以上)¥700
◆庭園見学時間
◎ 9:00~17:00
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山のホテルのレストランで食事やアフタヌーンティーなど
「つつじ・しゃくなげフェア」の開催期間中は山のホテルのレストランもかなり混み合います。
とくに土日や祝日などは長い行列になっていたり、1時間どころか2時間位待つことも・・・・
ちょっと早めのお昼にしたほうが並ぶ時間は少ないかもしれません。
【フランス料理 ヴェル・ボワ】
本格フランス料理が味わえます。
コース料理はランチで4,000円~8,000円くらいですね。
単品だとカレーやミートソースパスタ、ピラフやハンバーグステーキなど(各2,000円以上)があります。
ちょっとリッチな気分で食事をしたい人にはいいですね。
【日本料理 つつじの茶屋】
会席料理などの日本料理が楽しめます。
会席膳などは3,300円~8,500円くらいですね。
単品としては蕎麦(天婦羅付)・握り寿司・うどん(天婦羅付)など(各2,000円以上)があります。
【別館 プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ】
ここ、サロン・ド・テ・ロザージュはデザートレストランとして、よくテレビでもでますよね。
ちょっと・・いえ、かなり?高級なデザートレストランなので、予算は食事並に必要になります。
オリジナルデザートとティーポットのセットで2,300円ちょっとくらい・・・
アフタヌーンティーは3,800円ちょっと。
スコーンセットやケーキセットで1,600円~1,700円ちょっとくらいですね。
ここでは美味しい紅茶が飲めるので、紅茶のみを味わってもいいですよ。
アルコールも飲めます。
つつじフェアが開催されている時に行って、このサロン・ド・テ・ロザージュに入ったことがあります。
ものすごい長蛇の列で、予約待ちリストの記入までも1時間以上、結局2時間以上待った記憶が・・・
あまり天気がいいとはいえない日だったのに、ものすごい人でした。
本当はレストランに入りたかったんですが、どちらもものすごい長蛇の列で・・・・
デザートも紅茶も美味しかったんですが、かなり疲れましたね。
座って待つところもなかったので・・・
山のホテルへのアクセス
◆電車利用
◎ 新宿 小田急ロマンスカー(約85分)→ 箱根湯本 箱根登山バス(約35分) → 元箱根港 無料送迎バス(約5分)→ 山のホテル
※箱根湯本からタクシー利用(約25分)
◎ 東京 JR東海道新幹線(約40分)もしくはJR東海道本線(約60分)→ 小田原 箱根登山バス(約55分)→ 元箱根港 無料送迎バス(約5分)→ 山のホテル
※小田原駅からタクシー利用(約35分)
★臨時バス
元箱根からは臨時バス(有料)も出ます。
朝の10時台でに4本、それ以降は1時間に3本といった本数が出ます。
この臨時バスは5月1日(日)~5月25日(水)までで、所要時間は約10分です。
◎ 運賃 大人170円 こども 90円
※箱根フリーパス・箱根旧街道・1号線きっぷ・PASMO・Suicaも利用できます。
◆車利用
◎ 東名高速利用 「厚木IC」から小田原厚木道路(約35分)→ 「箱根口IC」箱根新道(約25分)→ 「芦ノ湖大観IC」国道1号線(約10分)→ 山のホテル
◎ 東名高速利用 「御殿場IC」から国道138号線 → 「仙石原」県道75号線 → 「箱根園入口」元箱根港方面 → 山のホテル
◆新宿からバス利用
新宿から日帰りで「つつじ・しゃくなげフェア」を見に行こうと思っていて、途中の観光とかはしない予定なら「小田急箱根高速バス」が便利です。
どこかに宿泊の予定でも、とりあえず直接山のホテルに行く場合は、新宿から乗り換えなしのバスは便利ですよ。
終点が「山のホテル」ですから。
新宿のバス乗り場も今年2016年4月から「バスタ新宿 4階」から乗れますので、乗り場に迷うこともありません。
新宿から山のホテルまで約150分です。
新宿駅・池尻大橋~箱根小田急山のホテルまでの運賃は2,210円(片道)です。
【箱根フリーパス】
都内から小田急線を利用する場合は「箱根フリーパス」が便利です。
とくに箱根に宿泊して観光もする場合は便利ですよ。
あちこち見てまわりたい人にはオススメですが、あまり見てまわらない人には必要ないかも・・・
2日間有効のフリーパスと3日間有効のフリーパスがあります。
新宿だけでなく、各駅でも売られています。
※発駅:期間によって料金は違います。
※特急料金をプラスすると全席指定でロマンスカーが利用できます。
《箱根フリーパスで利用できる乗り物》
有効期間ないなら何回でも乗り降り自由
◆箱根登山電車
◆箱根登山ケーブルカー
◆箱根ロープウェイ(代行バス)
◆箱根海賊船
◆小田急箱根高速バス(指定区間)
◆箱根登山バス(指定区間)
◆観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
◆東海バスオレンジシャトル(旧社名:沼津登山東海バス)指定区間
まとめ
ようやく箱根大涌谷名物の黒たまごも販売が再開されるようです。
4月28日から仙石原のロッヂ富士見苑(休業中)を改装した「くろたまご館4」で行われるみたいです。
私は何度も黒たまごを食べたことありますが、まだ食べたことがない人はやっぱり食べてみたいですよね。
山のホテルは芦ノ湖畔にあるので、湖畔を行き交う海賊船を見ることもできますよ。