カセットガスボンベを処分するとき、中身が残っているとゴミとして出せませんよね。
ガス抜きをしていないと出せないので、安全にガスを抜く方法を紹介します。
カセットガスボンベの安全なガス抜きで注意すること
家の中の片付けをしていたら古いカセットガスボンベが出てきました。
すでに20年は経過しているもので、サビも・・・・
使用するのも危険なので、処分したいと思っても中身が残っていると自治体のゴミとしても出せませんよね。
カセットボンベの中身は液状のブタンガスで、中身が入ったままで穴を開けると大事故につながるので開けられません。
安全にガス抜きをすれば、ゴミとして出すことができます。
今回、ガス抜きに挑戦してみました。
【カセットガスボンベの安全なガス抜きで注意すること】
◆広い屋外で行う
・室内はもちろん、玄関先やベランダなどでは行わない
◆火の気や可燃物がまわりにない風通しのよい場所を選ぶ
◆人通りのない場所を選ぶ
◆風の吹いている日を選んで行う
◆静電気の起こらない服装で行う
◆子どもが近づかないように注意する
◆複数本数がある場合は数回、または数日に分けて作業する
◆作業中に気分が悪くなったときは中止する
◆軍手を使用して行う(推奨)
◆風上に立ち、風下に人がいない場所で行う
◆車の近くで行わない
ガスにはニオイがついています。けっこうクサイです。
私はマスクをして行いました。ニオイで気分が悪くな人にはオススメです。
スポンサーリンク
カセットガスボンベの安全なガスの抜き方
【安全なガスの抜き方】
(1)カセットガスボンベの赤いキャップを外す
(2)ボンベの先端の部分を石やコンクリートなどの硬いものに押しつける
・必ず硬いものに押しつけてください。土などの部分に押しつけると目詰まりして危険
・液だまりができたときはいったん中断し、液体が気化するまで待つ
(3)ボンベの容器を振って、シャカシャカ音がしなくなるまで続ける
・未使用で1本が8分~10分くらいかかる
押しつけてももう出なくなったかな?と思って容器を振ると、けっこうまだ音がするんですよね。
しかも容器を振ると缶がすごく冷たくなりますので軍手はしたほうが安心です。
ものすごく強いニオイではありませんが、けっこうクサイです。
私の住む自治体は缶は穴を開けないと出せないので、完全に音がしなくなってから缶の底に穴を開けました。(無事に開けられました)
自治体によっては穴は開けないで出すところもありますから、必ず確認してくださいね。
ガスボンベの穴開けには穴開け機を利用すると簡単です。100均にもあるようです。
私は底にプラスのドライバーを使って金槌で開けましたが、中身が残っていると火花で引火するので危険ですので完全に音がしなくなるまでガス抜きしてください。
まとめ
ガス抜きって、とても怖いイメージでしたが注意事項を守れば思ったより簡単にできました。
私は強風の日に庭で行いました。サビが出ているカセットガスボンベは危険だそうですので使用しない方がいいようです。