固まった砂糖をサラサラに戻す方法ってどんなのがある?

お砂糖が固まってしまうと使いづらくて困りますよね。

カチンカチンになると削るのも大変です。

固くなったお砂糖をサラサラに戻すいろいろな方法を紹介したいと思います。

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固まった砂糖をサラサラに戻す方法ってどんなのがある?

固まったお砂糖はいちいち削って使うようになるので不便ですよね。

とくに計量して使うパンやお菓子作りなどでは、サラサラしたものでないと正確に計量できませんし・・・

そんな固まってしまったお砂糖をサラサラに戻す方法を紹介したいと思います。

【固まった砂糖をサラサラに戻す方法】

◆容器の中に食パン(適当にカットして)を入れる

※食パンは新しいしっとりしたものを使う

食パンの水分を砂糖が吸収してサラサラになります。

◆密閉容器に固まった砂糖を入れ、上から新しいサラサラの砂糖を入れてフタを閉め、しばらく置いておく

※約 5~6時間程度放置
新しい砂糖の水分を吸収して柔らかくなります。

◆霧吹きで水分を与える

乾燥が原因で固まるので、少量ずつ、様子を見ながら霧を吹いて混ぜる

◆袋のまま、四角くカチカチになっている場合はつぶす

買い置きしておいたものなどで、古いものは袋のままカチカチに固まってしまうことがあります。

その場合、袋から出す前に固まりを砕いておきます。

かなり固くなっているものでも大丈ですよ。

袋の上部の角あたりを手のひらの手首よりのところを当てて、体重をかけてつぶします。

それから徐々に全体を同じように手でつぶしていきますが、つぶしにくい場合、上部の砂糖をつぶしてさらさらにしたら封を切って(5センチ程度)容器に入れます。(つぶした分だけ)

すると袋に空間ができるので、切った部分をウェーロックなどのクリップで止めて全部の固まりをつぶしていきます。

使う前につぶしておいて、密閉容器に入れておくとほとんど大丈夫です。
※ただ、砂糖を使う頻度が人によって違うので、あまり使わない場合はわかりませんが・・・

容器は広口の空き瓶を利用していますが、残りは袋のままウェーロックのクリップイットで止めて保存しています。

クリップもいろいろありますが、ウェーロック社のが一番しっかり止まるので気に入って使っています。

他にも電子レンジを利用する方法もありますが、溶けてアメ状になったりするので難しいと思います。

◆食パンの代わりにキャベツの葉やリンゴの皮なども使える

大きいタッパーなどにフタを取った容器に入れた砂糖を置き、砂糖に触れないように使わないキャベツの外側の葉やリンゴやオレンジの皮などを入れておいてもしっとりします。

ただ、オレンジやリンゴの皮などを使うとにおいが気になる人もいますよね。

その場合は湿らせたキッチンペーパーを入れておいても!

直接、砂糖に触れるように置くのではなく、葉や皮などを入れるときと同じように脇に置きます。

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上白糖が固まる理由

お砂糖にはいろいろあって精製された砂糖には「上白糖」や「グラニュー糖」などがあります。

◆上白糖とグラニュー糖の違い

◎ 上白糖

・グラニュー糖よりも結晶が小さい
・ビスコと呼ばれる吸湿性の高い転化糖シロップが加えられている

◎ グラニュー糖

・上白糖よりも結晶が大きい
・転化糖が加えられていないのでサラサラした感じ

◆固まる原因

◎ 糖分の結晶化

上白糖の表面を覆っている転化糖が乾燥して水分が減ってしまった場合、水に溶けていた糖分が結晶化します。

それが大きな結晶どうしをくっつけるノリのような働きをしてしまうんですね。

ですから上白糖は乾燥させないように注意が必要です。

砂糖が固まらないようにする方法

【砂糖が固まらないようにする方法】

◆フタがしっかりしまる容器に保存する

砂糖は保存する容器によって、湿度が保たれずに固まることが多いですから、砂糖の保存容器に注意してください。

湿度は高すぎても低すぎてもよくないので、一定の湿度を維持できるようにフタがしっかりしまる容器がベストです。

◆砂糖にフロストシュガーを混ぜておく

使いなれた容器がフタがしっかりしまらないタイプのものの場合、フロストシュガーを砂糖に混ぜておくと固まりにくくなります。

フロストシュガーとはプレーンヨーグルトの大きいサイズを買うとついている(ものもある)顆粒状のお砂糖です。

普通のお砂糖より価格は高めですが、「砂糖:フロストシュガー=5:1」くらいの割合で混ぜておきましょう。

まとめ

フロストシュガーは日新製糖が開発した顆粒状の砂糖ですが、溶けがはやい砂糖が欲しいという要望に応えて製品化されたそうです。

グラニュー糖を原料として作られ、フォンダンなどの砂糖衣がけを作る時などにも便利な砂糖です。

冷たい水に溶けやすく、湿気しにくく、固結しにくいといわれています。

お菓子作りとかしない人でも、ヨーグルトについているのを見たり、食べたりした人は多いですよね。

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