東京タワー恒例の「端午の節句」の特別企画、333匹の「鯉のぼり」と巨大「さんまのぼり」が開催されます。
夜もライトアップされるので昼間とはまた違った光景が楽しめます。
東京タワー 「端午の節句」特別企画 333匹の鯉のぼりと巨大さんまのぼり 2019
333匹の鯉のぼりに混じって、1匹だけ全長6mの「さんまのぼり」が元気よく空を泳ぎます。
東京タワーでは毎年9月に「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」が開催されていますよね。
その岩手県大船渡市の復興のエールとメッセージを込めて、東日本大震災直後の2011年4月に制作されました。
その年に掲げてから毎年、飾られているんですよね。
都内でもこの数の「鯉のぼり」が見られますから、地方まで見に行かなくても楽しめるのはいいですね。
【333匹の鯉のぼりと巨大さんまのぼり】
◆開催日程
◎ 2019年(平成31年)3月29日(金)~5月6日(月・祝)終日まで
◆場所
◎ 東京タワー 1階 正面玄関前
◆ライトアップ時間
◎ 17:00~23:00まで
※LEDサーチライトで「鯉のぼり」をライトアップするとともに、鯉のぼりを吊る「ワイヤー(15本)」も7色のレインボーカラーに輝くのを楽しめます。
◆問い合わせ
◎ 東京タワー
TEL:03-3433-5111
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東京タワーへのアクセス
【東京タワー】
〒105-0011 東京都港区芝公園 4-2-8
TEL:03-3433-5111
◆電車利用
◎ 都営大江戸線「赤羽橋駅」下車 赤羽橋口より徒歩約 5分
◎ 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」下車 1番出口より徒歩約 7分
◎ 都営三田線「御成門駅」下車 A1出口より徒歩約 6分
◎ 都営三田線「芝公園駅」下車 A4出口より徒歩約 10分
◎ 都営浅草線「大門駅」下車 A6出口より徒歩約 10分
◎ JR「浜松町駅」下車 北口より徒歩約 15分
◆東急バス
◎ 東京駅南口より乗車 「東京タワーバス停」下車 徒歩約 1分
五色の吹き流し
【五色の吹き流し】
「鯉のぼり」と一緒に一番上に「五色(ごしき)の吹き流し」も掲げられますよね。
あの吹き流しは古代の中国の「五行説(ごぎょうせつ)」に関係があると言われています。
五行説は自然哲学の思想で、万物は「木・火・土・金・水」の五種類の元素からなるという思想です。
「五」は五つの元素のことを指し、「行」は「動く」とか「めぐる」という意味があります。
この五つの元素は一定の法則で互いに影響をを与えながら循環しています。
「木」が燃えると「火」が生じますよね。
そして「火」燃え尽きてしまうと「土(灰)」となり、「土」からできている山には「金(鉱物)」が生じ※ます。
※これは「金山から多くの水が湧くという故事から」
そして「水」は「木」を成長させます。
このようにそれぞれがバランスよく影響しあっているということですね。
この万物の元素の「木・火・土・金・水」をあらわした色が幼子を守ってくれるということで、吹き流しは「魔除け」として「鯉のぼり」と一緒に掲げられていました。
昔は医療も今のように発達していませんから、病気や栄養不足で乳幼児が死亡する確率が高かったんですよね。
ですから愛する子供が無事に成長することを願って飾られていたということです。
「333匹の鯉のぼり」となっているので、「吹き流し」は東京タワーでは飾られないと思います、たぶん・・・
まとめ
この地域でも昔は庭に「鯉のぼり」を掲げている家がけっこうありましたが、最近ではほとんど見かけなくなりました。
でも「鯉のぼりイベント」には人が多く集まって賑やかですが・・・
東京タワーでこれだけたくさんの(333匹)「鯉のぼり」+「さんまのぼり」が見られるのはうれしいですね。