学校を卒業し、就職した会社、職種によっては「安全靴」の着用が義務付けられているところもありますよね。
事故から足を守るために安全靴を履くのは必要ですが、安全靴を履くと靴下が破れやすいと感じたことはありませんか?
まだ何日も履いていない、下手をすると1日で靴下が破れてしまうことも・・・
安全靴用の靴下の選び方や対策、補修方法なども紹介したいと思います。
安全靴の靴下がすぐ破れるので対策したい
安全靴を履く職種というと建築現場であったり、引越し屋さん、整備工場、鉄工所などがありますよね。
その中でもJIS規格品などの安全靴が義務付けられているところもありますし、絶縁耐熱などの安全靴を履かなければいけないという職場もあります。
また、安全靴と言ってもスニーカータイプの安全靴でもよいところもあります。
スニーカータイプよりJIS規格品などの安全靴を履くと、靴下が破れやすいんですね。
その対策を紹介したいと思います。
指の部分がとくに穴があきやすいですね。
安全靴の場合、指の当たる部分に鉄板が入っているので、そこで擦れるため、親指の部分などが穴があきやすい傾向があります。
【対策】
◆足の指の爪をこまめに切っておく
※爪が伸びていると生地が傷みやすい
◆靴下用補修パッチを新品のうちに靴下に貼っておく
※穴があいてから貼るよりも前もって貼っておくほうがオススメ
⇒■KAWAGUCHI くつ下用 補修パッチ アイロン接着 大小 黒 93-079
◆あて布をして縫っておく
※これも履く前にあて布をして縫っておくと破れにくくなる
※あて布は靴下に違い色で、布端の始末が必要ないものを選ぶ
※あて布は伸縮性のある生地にする
縫うのが苦手なら、こういう商品がありますから使ってみるといいかもしれません。
あて布をしないで、穴の周りをザクザク縫ってしまうと指にあたって不快感がひどいと思いますよ。
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安全靴の靴下の選び方の注意点
靴下に穴があくといっても、安全靴の場合はカカトではなく、指先、とくに親指の部分が破れることが多いと思います。
安全靴に通常オススメなのは「軍足」です。
軍足は作業服などを専門に扱っている店が近くにあるのなら、そういったところでも購入できます。
その軍足を履いていても穴があきやすい場合は、安全靴用に開発された靴下などを使ってみるというのもいいですね。
安全靴メーカー「ミドリ安全」が開発した、安全靴専用の靴下はつま先とアキレス腱部分が強化されて作られています。
⇒■ミドリ安全 強フィットソックス レギュラータイプ グレイ (24-27cm/1足) TFS-01
通気性も良いので夏でも蒸れにくく、吸水速乾性が高いので足に汗をかきやすい人にもいいと思います。
別に安全靴を履いていないけど、ビジネスシューズでも靴下に穴があきやすいという人などにもいいですよ。
カラーで黒×黒を選べば問題なく履けます。
1足の価格で見ると高くても、耐久性があって長く履けるのはいいですよね。
靴下用補修パッチなどの対策をするのは面倒という人にはいいかもしれません。
靴下が破れにくい安全靴のアシックス
安全靴でも会社で履くものが規定されている場合は別ですが、安全靴がスニーカータイプでもいい職場なら、スニーカータイプのほうが靴下が破れにくいというデータがあるようです。
それに最近のスニーカータイプの安全靴は見た目では安全靴とはわからない、おしゃれなものが増えています。
スニーカータイプで人気なのは「アシックス」ですね。
アシックスの安全靴は価格は高めですが、リピート率は断然高いといわれています。
その理由は耐久性はもちろんですが、一番の理由は「疲れにくい」ということなんですね。
アシックスのスニーカータイプはJSAA規格合格品が多いです。
今年2015年の1月からJIS規格品も発売されたようですが・・・
靴底にαーGELの入っているのを選ぶのがポイントです。
職場では安全靴を履かなければいけない場合で、そのままスーツに着替えて営業や会議などに出るような場合、靴もビジネスシューズに履き替えなければならないと用意しておくのも大変ですよね。
そんな場合はビジネシューズタイプの安全靴を履いていると、安全靴だとわからないので便利です。
これも安全靴メーカーのミドリ安全で販売されています。
⇒■[ミドリ安全] 安全靴 短靴 WK310L WK310L ブラック(ブラック/27.0)
まとめ
靴下の穴がすぐあいてしまうと、買ったばかりの時にはもったいなくて捨てられないですよね。
雑巾代わりに使うにしても・・・
新品を下ろす前に面倒でも指先を強化補修しておくと、穴があきにくくなるのでやってみてください。
針と糸を使ってのお裁縫が苦手でも、補修パッチはアイロンで接着できるので簡単です。