のし餅の切り方で簡単な方法ってある?便利な道具を使って楽に切る

お正月にはパックの餅より、やっぱりのし餅のほうが良いという人も多いですよね。

のし餅を買ってきたり、家庭用餅つき機を使って自分で作る人もいると思いますが、のし餅を切るのってけっこう大変です・・・

のし餅を切るときのコツや、あると便利な道具、鏡餅の開き方なども紹介したいと思います。

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のし餅の切り方のコツ 簡単に切る方法

のし餅の切り方02 - コピー

【大根を使う】

のし餅を切るときに包丁がすぐ切れなくなって困ることがありますよね。

のし餅を切るときは昔から大根を用意して切ります。

一回、切るごとに大根を切るという感じですね。

大根を切ることによって、その水分により餅の切り口と包丁との摩擦が減るからです。

また、大根の水分の成分であるアミラーゼは餅のでんぷんを分解する働きもあるので、なめらかに切ることが出来るんですね。

【包丁を温める】

切る前に包丁を熱湯に30秒位つけて、温めてから切ると楽に切れます。

ただし、この時の包丁の水分は拭いてから切ったほうがいいでしょう。

大根と違って水分が切り口についていると、その部分がカビやすくなるからです。

【切れ目を入れて折る】

ちょっと固くなりすぎた餅の場合は、なかなか切りづらいですよね。

力を入れても危ない感じで・・・

そういう場合は切れ目を半分くらいまで入れて、テーブルの端などを利用して餅を折りましょう。

切れ目を入れてあれば、簡単に折ることができます。

端がぎざぎざにはなりますが、焼いたりゆでてしまえば大丈夫です。

【餅の切り方 動画】

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のし餅を切るのに便利な道具を使おう

のし餅の切り方03 - コピー

自分の家で餅つき機などを利用してのし餅を作る場合、餅粉を使わいで作れる便利な方法があります。

【餅粉を使わないでのし餅を作る方法】

のし餅を作るときに切るためのラインの入った餅のし袋が売っています。

この餅のし袋を利用すると簡単に餅をのすこともできます。

袋の中に入れるのでサイズが安定する(厚みも安定する)ので便利ですよ。

通常は袋から出して切る人が多いと思いますが、袋のまま切る事もできます。

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また、お米をよく食べる家で10kgのビニールの米袋がとってあるなら、それを代用することもできます。

袋をよく洗って乾かしておきましょう。

その中につきたての餅を入れてのすこともできますよ。

実家ではかなり昔からこの方法でやっていました。

その前は普通のやり方で餅粉を使ってのしてましたが、この方法のほうが簡単だということで、それから米袋を使ってのすようになりました。

ビニール袋に入れてのす方法って、お菓子のタルトなどを作るときにも使われている方法なんですよね。

【餅を切る包丁】

餅を切る場合は菜切包丁の方がいいという人もいますが、三徳包丁しかない家もけっこうありますよね。

餅を切るときには特殊な包丁もあるんですよ。

両手を使って切ることが出来る「両手式 餅切り包丁」です。

これだと両手を使って体重をかけて切ることができます。

餅切り器も便利ですよ。

毎年、のし餅を切るというご家庭なら、価格はちょっと高めでも重宝すると思います。

固くなった鏡餅を切る方法

のし餅の切り方04 - コピー

お供えした鏡餅って固くって包丁で切るのって難しいですよね。

そういう場合は鏡餅がのるくらいのお皿にのせ(ラップはしない)、500Wの電子レンジで4~5分ほど温めます。

レンジの種類やワット数、お餅の大きさによっても変わってきますので、短めに設定して様子を見ながら温めましょう。

表面はまだ固い感じでも包丁が入ればいいので、温め過ぎに注意します。

丸い鏡餅は端4ヶ所を切り落として四角にしてから切るといいですよ。

ただ、本来の意味で言うと鏡餅は「切る」ものではなく「開く」ものです。

鏡餅は歳神様にお供えしたものですので、それを切ると歳神様との縁を切ることにもつながるということで、包丁を入れて切ることは避けたほうが本当はいいんですね。

ではどうするかというと古いバスタオルなどを折ってその上に厚手のビニール袋などを広げ(お米が入っている袋などを切って広げても)そのうえに固くなった鏡餅をおいて新しいタオルなどをのせて金槌や木槌などを使って※割ります。

※「割る」という言葉もあまりよくないので「開く」という言葉が使われています

少しずつ叩いていくとヒビがはいってくるので、そうなったら強めに叩くと割れますよ。

固いお餅も水をくぐられせてレンジにかければ柔らかくなりますし、揚げてかき餅にしても美味しいですね。

まとめ

実家ではついた餅が入ったビニールごと包丁を入れて切っていました。

そうすると切り口以外はぴったりとビニールがついているので、切ったあとも重ねておけますし、その部分のカビを防ぐ役目も果たしていたようで・・・

冷凍する場合はそのビニールがついたまま、ラップで包み、ジップロックなどの袋に入れて冷凍します。

うちではさらに以前から出始めの頃のフードセーバーを使用してたので、ラップでは包まず、ビニールがついたままの餅を小分けにして真空パックにして冷凍していました。

ラップしてジップロックに入れたものは早めに食べないと水分が飛んでパサパサしたものになることもあったんですが、真空パックにして冷凍すると、かなり長持ちしますよ。

つきたてのお餅を青のりと七味唐辛子の入った醤油にちぎって入れたのを食べるのって好きですね。

1年に1度しか食べられませんが・・・うちでは・・・

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