東京国立博物館の平成館は皇太子殿下のご成婚を記念して1999年(平成11年)に開館し、2階は特別展専用の展示室となっています。
その平成館で世界遺産の一つである奈良・春日大社の名品の数々が展示される「春日大社・千年の至宝」が開催されます。
「平安の正倉院」と呼ばれる王朝工芸の名宝、絵画、彫刻などの国宝や重要文化財などが展示されます。
東京国立博物館 平成館 特別展 「春日大社 千年の至宝」
東京国立博物館の平成館で特別展「春日大社 千年の至宝」が開催されます。
春日大社は奈良時代のはじめに国家の平安と国民の繁栄を祈願するために創建され、御祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)です。
武甕槌命は常陸国(ひたちのくに 現在の茨城県)から鹿に乗って御蓋山(みかさやま)山頂に降臨したと伝えられています。
「式年造替(しきねんぞうたい)」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が約20年に一度行われる春日大社ですが、今年2016年(平成28年)には60回目となります。
通常では春日大社以外ではめったに拝観することができない貴重な古神宝の数々がこの「春日大社 千年の至宝」で拝観することができます。
なかなか春日大社まで行けないという人は是非この機会に東京国立博物館へ出かけてみるのもいいですね。
会期中は一部作品、および場面の展示替えが行われる予定です。
◎ 前期展示:2017年1月17日(火)~2月12日(日)
◎ 後期展示:2017年2月14日(火)~3月12日(日)
国宝や重要文化財の展示では展示期間が決まっているのがほとんどなので、展示期間をしっかりチェックして見に行ったほうがいいですね。
【春日大社 千年の至宝】
◆開催日程
◎ 2017年(平成28年)1月17日(火)~3月12日(日)
◆開館時間
◎ 9:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
◆会場
◎ 東京国立博物館 平成館(上野公園)
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
◆休館日
◎ 月曜日
◆問い合わせ
◎ 東京国立博物館
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
【獅子・狛犬】
今年2016年の式年造替によって、春日大社御本殿に奉安されていた獅子と狛犬(中世に制作)が数百年ぶりに御本殿から撤下されて、春日大社景雲殿で6月に初めて公開されたことで話題になりましたよね。
その獅子と狛犬もこの展示で拝観することができますよ。
参道にある狛犬ではありません。御本殿をお護りしていた獅子と狛犬です。
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「春日大社 千年の至宝」のチケット購入について
【当日券】
一般:1,600円
大学生:1,200円
高校生:900円
※中学生以下無料
「春日大社 千年の至宝」のチケットは前売り券がお得になっています。
通常の「観覧券」のチケットと「音声ガイド付きチケット」があります。
※音声ガイド付きチケット:音声ガイド+前売券(一般)
「音声ガイド付きチケット」はチケットぴあで販売されています。
【観覧券の購入】
◆公式オンラインチケット
◎ 手数料無料で事前会員登録も不要!自宅発券・スマホ入場が選べる
◆チケットぴあ
◎ Pコード:767-849
◆セブンチケット
◎ セブンコード:049-144
◆ローソンチケット
◎ Lコード:32114
◆e+(イープラス)
◎ ファミマ
◆JTBエンタメチケットデスク
公式オンラインチケット以外では手数料がかかる場合があります。
【観覧券(前売券)】
◆一般:1,400円
◆大学生:1,000円
◆高校生:700円
公式オンラインチケットでは手数料もかからず便利ですよ。
ただし、決済はクレジットカード決済のみとなります。
チケットは1枚につき、会期中1回限り有効です。
購入するときに「自宅でプリントアウト」と「スマートフォン画面表示」のボタンがありますから、どちらか選んで購入することができます。
プリントアウトを選んだ場合、A4サイズの用紙に印刷して会場まで持っていってください。
その際はバーコードならびにバーコード付近のシリアル番号が鮮明に印字されていることを確認してくださいね。
東京国立博物館へのアクセス
◆電車利用
◎ JR「上野駅」公園口 下車 徒歩約 10分
◎ JR「鶯谷駅」南口 下車 徒歩約 10分
◎ 京成電鉄「京成上野駅」下車 徒歩約 15分
◆台東区循環バス「東西めぐりん」利用
◎ 「上野駅」または「上野公園バス停」から乗車
「東京国立博物館前」下車 徒歩約 2分
※展示を見る人は正門から入館してください。
◆車利用
◎ 首都高速道路 上野線 上野出口 5分
◆駐車場
東京国立博物館には駐車場はありません。
駅周辺にある有料駐車場などを利用してください。
まとめ
春日大社に行ったのは修学旅行の時だったような・・・
奈良も2回ほどしか行ったことがないので、そのうちゆっくり行ってみたいですね。
「春日大社・千年の至宝」はなかなか拝観することができないものが多く展示されるので、都内近郊にお住まいならこの機会に東京国立博物館に行ったほうがいいかもしれませんね。