昔は子供は日光に当たったほうが健康になれると信じられていて、世界中で太陽光線を浴びるようにしてきましたが、科学の発達により、日光浴はむしろ紫外線によってDNAが傷つくことがわかりました。
そして、子供ほど紫外線の影響を多く受けることも・・・
皮膚老化の90%は紫外線によるものといわれています。
ママの紫外線対策も大事ですが、赤ちゃんや子供の紫外線対策は親がしっかりやってあげないといけませんね。
紫外線対策で子供に帽子をかぶせるのは必須です!
子供の頃から紫外線を浴び続けている顔や手の甲とかなどは、遺伝子が変異したりしてシミやシワ、良性・悪性の腫瘍が出来る可能性が高いといわれています。
これらの変化を光老化(フォトエイジング)と呼び、とくに顔が一番、変化しやすいんですね。
皮膚ガンの約80%が太陽光線をよく浴びた皮膚に発症しているといわれています。
【紫外線対策に帽子を】
紫外線対策にお子さんに帽子をかぶせるのは当たり前という感覚ですが、じつは帽子は顔や頭はカバーしてくれますが、首まわりのガードはしてくれないのでここに注意が必要です。
農作業をする女性などには必需品の、首まわりも布で囲まれた帽子を見たことがあると思いますが、お子さんの帽子にはああいった首まわりをカバーしてくれるものを使いましょう。
とくに外で遊ぶ時はそういう帽子を使ったほうがいいですね。
水あそびなどの時も、日よけ布付きスイムキャップをかぶせるほうが紫外線対策になります。
お手持ちの帽子に付けられる、日よけ布を使うと便利ですよ。
カラーが豊富!一年中、紫外線は振りそそいでます。しっかり首を日差しから守ってくれます!!普段… |
紫外線対策でUVカット子供服もおススメ
【UVカット子供服も便利】
紫外線対策としてUVカットになっている子供服を選ぶというのもいいですね。
ただ、価格も高めになるのでせめて上着とかは使うという人も多いかもしれません。
お子さんがまだ赤ちゃんの場合、とくに外出時は体温調節も必要ですね。
脱がせたり着せたりするのに面倒なものはちょっと・・・ですよね。
またすべての子供服をUVカットのものにするわけにもいかないこともありますから、そんな場合にはポンチョタイプのものが便利です。
脱ぎ着も簡単ですし、フードのついているポンチョがいいと思います。
有名なのは「ランデブー」のUVポンチョでしょうか・・・
紫外線を98.3%カットしますし、洗濯してもその効果は持続します。
それは生地に光触媒酸化チタンが練り込んであるからなんですね。
ランデブー UVエスケープは抱っこ紐を使う時やベビーカーを使う時などに便利です。
ブランケットタイプのものです。
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紫外線対策で子供の日焼け止めは子供用か敏感肌用を
【子供には低刺激の子供用日焼け止めを】
子供には大人用と違う、肌荒れを起しやすいと言われる紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルな日焼け止めがいいですね。
ノンケミカルとは、紫外線吸収剤が配合されていない日焼け止めのことで、合成ポリマーや合成界面活性剤などが配合されているものは避けたほうが無難です。
低刺激とか敏感肌用となっていても、お子さんの肌質にあうかどうかわからないので、使用前は必ずパッチテストをして、問題がなかったことを確認してから使いましょう。
日焼け止めの中には6ヶ月の赤ちゃんから使えるものとかもあります。
日焼け止めには対象年齢が書いてありますから、必ずチェックしましょう。
かなり敏感肌の場合は小児科で相談した方がいい場合もありますね。
【日焼け止めを塗る時の注意】
日焼け止めは外出する30分以上前に塗りましょう。
塗ってすぐは効果が薄いといわれています。
また、子供はとくに汗をかきやすいので2~3時間おきに塗り直します。
ですから時間がかかるお出かけ時には日焼け止めを持っていったほうがいいですね。
日焼け止めを塗っても、帽子などの紫外線対策はきちんとやりましょう。
まとめ
紫外線被ばくは、免疫系の機能低下を引き起こすそうです。
子供は大人に比べ、室外で過ごす時間が多いので、どうしても多く紫外線を浴びることになるので大人より紫外線対策が必要なんですね。
昔は日光浴しないとダメとか言われましたが・・・・
道路もアスファルトが増え、照り返しとかもあるので気をつけたいですね。