夏になると花火大会やお祭りで浴衣を着る機会が増えますよね。
最近は女性だけでなく、男性も浴衣が増えてますが、いつも頭を悩ませるのは下駄ですよね。
履きなれない下駄を履いて、足が痛くなって歩けなくなった経験はありませんか?
せっかくの楽しい花火やお祭を楽しむためにも、少しでも足が痛くならないように対策をしておきたいですね。
下駄を履くと鼻緒で痛くなる
普段、靴の生活に慣れている私達にとって、たまに履く下駄は親指と人差指の間が擦れて、長い時間履いていると痛くて歩けなくなることが結構あると思います。
着物用の草履よりさらに下駄の方が歩きにくいですし、浴衣の場合は素足で、足袋も履いていないのでよけいに痛くなりやすいですよね。
さらに下駄を履く機会が少ないので、下駄を履く時の歩き方は靴の時とは違う・・・ということがわかってないのでよけいに足が痛くなる可能性が高いんですね。
鼻緒もいろいろありますが、綿がしっかり入っているものは痛くなりにくいといわれています。
ただ、靴と同じように、鼻緒も人それぞれ合ったものが違いますし、調節してくれるところも少ないですよね。
高級な下駄なら、購入したお店で鼻緒の調整をしてくれるところもあると思いますが・・・
ですから、自分である程度、履く前に調整しておくのも必要な場合があります。
鼻緒の部分をもみほぐして柔らかくしておきます。
下駄を履いていく日より1週間くらい前から、下駄を履いて足に慣らしておきます。
外が無理ならベランダ、家の中でも・・・
少しでも足に慣らしておくと違ってきます。
家で練習するときは、最初は足袋や足指ソックスなどを履いて慣らし歩きをしてもいいでしょう。
また、下駄を選ぶときは鼻緒がしっかりした太めのものを選ぶことも大切ですね。
鼻緒は幅20mmくらいを目安にするといいでしょう。
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下駄を履いた時、かかとや足の裏が痛くなるのは?
鼻緒が擦れて痛いけど、かかとも痛いってこともありますよね。
それは歩き方に原因があります。
草履や下駄を履いた時の歩き方は前に重心を置くようにして歩かないと、足に無理がかかります。
下駄などはかかとを2~3cm出して履くので、かかとに重心を持ってきて歩くとバランスが悪く、足に負担がかかって痛くなってしまいます。
付け焼き刃ではうまく歩く自信がないっていう人は、あらかじめ足裏に保護パッドや足まめ対策シートなどを使ってもいいですね。
下駄を履いて痛い思いをしないための対策
【下駄を履いて痛い思いをしないための対策】
◆鼻緒が太めで柔らかいものを選ぶ
◆足裏博士考案の「ピドヒール下駄」を選ぶ
※前が低くなっているので自然に重心が前にいき、痛くなりにくい下駄
※人間工学に基づいて作られ、歩きやすく疲れにくいといわれている
◆足の親指と人差し指の付け根辺りに目立たない絆創膏などを貼っておく
◆はなおジェルクッションなどを鼻緒に巻いておく
◆鼻緒にろうそくのろうを塗っておく
◆足にベビーパスダーを塗っておく
◆下駄を履く時に指の根元までしっかり入れないで、親指と人差し指の間をあけて余裕をもたせる
◆かかとは下駄から2~3cm出して履く
まとめ
浴衣で可愛く決めてきた彼女の足元を見たら、ビーチサンダルを履いててがっかりした・・・なんてこともあるようです。
やっぱり浴衣には下駄を履いて出かけたいですね。
そのためにもなるべく痛くならないピドヒール下駄のようなものを選び、慣らし歩きなどをして準備しておきたいですね。
痛くなった場合のためにバンドエイドのようなものも持参した方がいいでしょう。