小石川後楽園は東京ドームの隣にある公園です。
庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」で、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後の上屋敷)の庭として造ったものです。
二代藩主の光圀の代に完成し、特別史跡と特別名勝の重複指定を受けています。この庭園には約90本の紅梅・白梅の梅林があり、梅の咲く頃に梅まつりが開催されます。
小石川後楽園「梅香る庭園へ」2016 開催日程
【小石川後楽園 「梅香る庭園へ 2016】
◆開催日程
◎ 2016年(平成28年)2月11日(木・祝)~3月6日(日)
※最終入園は16:30
※2月11日(木・祝)~21日(日)は東門(JR水道橋駅西口下車徒歩5分)も開門
※通常の入口は西門の1カ所のみ
◆開園時間
◎ 9:00~17:00
※入園は16:30まで
◆住所
〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
◆問い合わせ
◎ 小石川後楽園サービスセンター
TEL:03-3811-3015
梅まつり開催期間中には日本の伝統芸能の公演や、箏(こと)と尺八の演奏会、「梅めぐり」ツアーなどが予定されています。
黄門様こと水戸光圀公ゆかりの小石川後楽園のまわりはお城の塀みたいな壁?で囲まれています。
梅が咲く頃は多くの人がこの公園を訪れて楽しんでいます。
梅林は小石川後楽園の一番奥の方にあるんですよね。
この公園を散策中に途中でのどが渇いても、通常は中では売っていないので飲み物は持っていくか、入口で購入した方がいいかもしれません。
この小石川後楽園の中には水田もあり、文京区内の小学生が、5月に田植えをして9月には稲刈りをしているそうです。
庭園からは東京ドームや高層ビルが見えるので、ちょっと違和感を感じる人もいますが、都心の中の公園ですから仕方ないですよね。
【入園料】
◆一般・中学生 300円
◆65歳以上 150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
◆20名以上の団体
◎ 一般・中学生 240円
◎ 65歳以上 120円
※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
【年間パスポート】
◆一般 1,200円
◆65歳以上 600円
【9庭園共通年間パスポート】
◆一般 4,000円
◆65歳以上 2,000円
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小石川後楽園の入り口にある涵徳亭美都屋はランチ甘味も楽しめる
小石川後楽園の西門を入って入園料を支払う向かいの位置に「涵徳亭美都屋(かんとくていみとや)」があります。
入園料を支払わなくても入れるので、ビジネスマンなどが食事をするために利用もしています。
甘味もあるので公園内を散策した後でよってもいいですね。
涵徳亭は集会場として利用されていて、満室でない場合にお休み処で食事や甘味がいただけます。
予約が入っていない部屋を「お休み処」として営業するので、どの部屋になるかはわかりません。
集会場といっても、もとは茶室が始まりだそうで、部屋から公園の景色を楽しむことが出来るんですね。
ランチは1000円以下でいただけるものが多いので、けっこう人気になっています。
西門入口と涵徳亭前に「お休み処営業中」の看板が提示されていれば、食事や甘味が楽しめます。
公園に行く予定の日が営業しているかどうか知りたい場合は、数日前に営業予定を確認するといいかもしれませんね。
◆問い合わせ◆
◎ 涵徳亭(かんとくてい)美都屋(みとや)
TEL:03-3815-2480
小石川後楽園へのアクセス
小石川後楽園は東京ドームの隣にあるので、東京ドームに行ったことがある人はわかりやすいかもしれません。
2月11日(木・祝)~21日(日)は東門も開門されているので水道橋駅から近いのですが、通常は西門のみが入口となっているのでJRなら飯田橋駅から歩いたほうが早いです。
◆電車利用
◎ 都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
◎ JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
◎ 東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)A1出口下車 徒歩8分
◎ 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(M22・N11)中央口下車 徒歩8分
◆駐車場
◎ なし
※車を利用する場合は公園近隣の民間駐車場を利用することになります。
まとめ
梅園の辺りは梅の花が咲く時期になると、とてもいい梅の香りが漂います。
涵徳亭美都屋のお休み処で窓際の席に座ることができたら、庭園がよく見えますよ。
ランチは格安ですから、公園に入らなくても利用する人が多いんですね。