関東にお住まいの人、とくに神奈川にお住まいの人などは防衛大学が横須賀にあることくらいはご存知ですよね。
その防衛大学では「防大ツアー」が行われています。
一般人でも申しこめば、見学ができるんですね。
防衛大学に興味がある人や防衛大学の受験を考えている人は「防大ツアー」に申し込んで、見学していみるといいですよ。
防大ツアー 横須賀の防衛大学の施設見学
防衛大学では「防大ツアー」としてキャンパス見学が実施されています。
これは防衛大学を受験する人だけを対象にしたものではなく、一般の人も見学できます。
ただし、急に行って見学することはできません。
事前に申し込む必要があります。
防衛大学は陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の幹部自衛官になる人材を育成するための大学です。
この防衛大学は偏差値が60以上の難関大学並であるほか、厳しい訓練位に耐えられる体でないと入学試験(採用試験)に合格できません。
防衛大の学生は特別職国家公務員である「自衛隊員」の身分となるので、学費というものはなく、給料が支払われます。
ボーナスも年2回でるんですね。
でも、入学すれば厳しい訓練が待っていて、分刻みのスケジュールがあり、ルールも厳しく、就寝時以外はベッドに横臥することもNGだとか・・・
雨でも自衛官は傘をさせないので、もちろん、防衛大学の学生も傘をさすことができないんですね。
キャンパス見学ですべてがわかるわけではないですが、防大生の生活の一部を見ることができるツアーです。
防衛大の入試を考えている人は通常、4月から8月の「防大ツアー」で申請書に「入試説明希望」にしておくと見学終了後に30分ほどの説明を受けられます。
【防大ツアー(キャンパス見学】
◆実施日
◎ 月曜日 午後
◎ 水曜日 午前と午後
◎ 金曜日 午後
※毎週実施されます。
※祝日・年末年始休暇間を除きます。
◆見学内容
◎ 午前
受付時間 9:40~9:50
見学時間 9:50~11:20
見学コース
本部庁舎→資料館→学生舎→学生会館→屋外展示物など
※学生会館では防大グッズが購入できます。
◎ 午後
受付時間 12:10~12:20
見学時間 12:20~13:50
見学コース
本部庁舎→資料館→学生舎→学生会館→屋外展示物など
※上記コースに加えて実施日には「学生の行進」風景を見ることもできます。
※「学生の行進」が実施されない場合もあります。
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防衛大学の見学申し込み方法と注意事項
【防大ツアー申込方法】
「防大ツアー」に参加するには事前に「防大ツアー見学申請書」を提出する必要があります。
◆電話で予約する
◎ 事前に電話で見学希望日の予約状況を確認して予約します。
※防衛大学校 総務課 社会連携推進室 広報 ツアー係
TEL:046-841-3810(内線 2019)
平日 8:30~12:00 13:00~17:00
◎ 見学者が10名以上の場合
予約後に見学日の2週間前までに「見学申請書」をFAXまたは郵送で提出します。
◎ 見学者が9名以下の場合
予約後に見学日の3日前(土日祝日を除く)までに「見学申請書」をFAXまたは郵送で提出します。
FAX:046-843-6236
郵送
防衛大学校 総務課 社会連携推進室 広報 ツアー係
〒239-8686 神奈川県 横須賀市 走水1-10-20
【防大ツアー見学の注意事項】
◆当日受付時に写真付き身分証明書の提示
※運転免許証・パスポート・写真付住民基本台帳カードのいずれか
※上記の証明書を持っていない場合は、健康保険証の原本・学生証の確認をします。
◆歩きやすい服装と靴
屋外を徒歩で移動しての見学なので、歩きやすいものにし、雨具の準備(雨天の場合)・防寒・防暑対策をしましょう。
◆防大ツアーに途中からの参加や、途中で帰るのは不可です。
◆ローカーがないので手荷物はコンパクトで持ち運べるもの
◆ツアー中は禁煙
◆防衛大学校内での食事は不可
◆飲酒しての参加不可
◆都合によりツアーが中止または経路変更の可能性あり
防衛大学へのアクセス
防衛大学に車で行く場合は、駐車場に限りがあるので事前に問い合わせが必要です。
◆電車利用
◎ 京浜急行電鉄
「馬掘海岸駅」下車(「堀ノ内駅」にて浦賀行きに乗換え)
京浜急行バス
「防衛大学校行き」約6分
徒歩
約25分
◎ JR横須賀線
「横須賀駅」下車
京浜急行バス
「防衛大学校行き」約30分
◆車利用
◎ 横浜横須賀道路「馬堀海岸インター」降車 約5分
まとめ
防衛大の卒業式って、みんな帽子を投げますよね。
よくテレビでも中継されますから見たことがある人も多いのではないでしょうか?
あれはアメリカの名門ウェストポイント陸軍士官学校で行われているのを真似たもので、投げた帽子は後輩が拾うんだとか・・・
高校の生徒会長のような「学生隊学生長」の掛け声とともに、卒業生が手に持っている帽子を思いっきり投げるそうです。
それを帽子を回収する後輩が集めるのですが、防衛大では生活区分によって色が決まっているそうで、その色のテープを中に貼っておくそうです。
帽子も貸与されていたものなので、どんな状態であっても返さないといけないようですね。
でも帽子だけは欲しい人は購入することができるそうなので、思い出に購入する人も多いようです。