冬になって乾燥した時期になると、あのバチッとくる静電気に悩まされる人も多いですよね。
車に乗る時にドアに触った途端とか、他の人の指先にふれてとか・・・
そのような静電気がたびたび起こりやすい人は静電気体質(帯電体質)といわれていますが、それは体の不調をあらわすサインかも知れません。
静電気が起こりやすい人は不健康?
滅多にはないけど、たまにバチッとくる・・・くらいの人は問題ありませんが、冬になるとあちこち触るたびにバチッとくる人は注意が必要です。
静電気は温度20℃以下・湿度20%以下で発生しやすくなります。
静電気が起こりやすい人は発生した電気が自然界と循環せずに、体内にとどまっている状態なのです。
体が健康な状態だと、静電気を通しやすい物質などを触る前に、自然放電ができるそうです。
つまり、帯電体質の人はどこか体に不調が出ている人が多いですね。
体内静電気は万病の元ともいわれていますから、積極的に静電気は除去した方がいいでしょう。
【静電気が体に与える悪影響】
◆肩こり
◆静電気がカルシウムやビタミンC流失を早めてしまう
◆免疫力が低下する
◆疲れやすくなる
◆なんとなくだるい
◆胃腸の調子が悪くなる
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静電気体質を改善するには
【静電気体質を改善する対策方法】
◆部屋を温度上げて加湿器を使う
※同じ湿度50%でも、気温が高い時のほうが実際の空気中の水分量は多くなる
◆観葉植物を部屋に置く
◆洗濯の時に柔軟仕上げ剤を使う
◆静電気の起きにくい服の組み合わせにする
※+に帯電しやすいウール製品と-に帯電しやすいアクリルやポリエステル製品の組み合わせなどは避ける
◆寝る前後に必ず水分補給する
◆ミネラル豊富な食事を心がける
◆部屋掃除をこまめにしてホコリを除去する
簡単にできる静電気を逃がす方法
◆ドアノブなどに触れる前にコンクリートの壁や床、土、木などに触れる
◆鍵を握る
◆車から降りる時は、降りる際に車の金属部分のボディに触れながら、降りた最後まで手を離さないのがポイント
※アスファルト等は電気を徐々に逃がす・・・これと同じ原理で作られているのがガソリンスタンドの静電気除去パッドで、冬の乾燥時期は必ず触れて静電気を逃したほうがいい
※かなり昔、アメリカでは静電気の火花によるガソリンスタンドの火事が多かったとか・・・
◆静電気除去グッズを利用する
※静電気除去パッドやブレスレットタイプ、ネックレス、ストラップやスプレータイプなど
まとめ
静電気を溜め込むのは体に良くないようなので、自然放電が出来ない人は積極的に自分で放電するようにした方がいいようですね。
ただし、影響を与えやすい電子機器・・パソコンなどの近くでは放電しないことです。
データが破損する恐れがありますから・・・
また燃えやすいものの近くでも放電は避けましょう。