もやしは安い食材なのでまとめて買いたいと思っても、すぐ傷んでしまうのが難点ですよね。
通常だと1日~2日以内に食べないとダメなもやしですが、保存方法によってはもっと長持ちします。
保存方法によって、食感が変わるものがありますが、調理方法でカバーできるものがあります。
もやしの保存方法 もやしの種類
もやしは50円以下で買えるものも多く、便利な食材ですが日持ちしないのが困りますよね。
その日に使う予定なら問題はないんですが・・・・
また、一人暮らしなどの場合は1回で全部使い切れないことも・・・
半分は炒め物に、半分はナムルなどにとか、スープなどに使えばいいんですけどね。
もやしは食物繊維が大変豊富で、溶性、不溶性どちらも含んでいますし、ビタミンCやカリウムなども含んでいてます。
加えてカロリーも低い野菜なのでヘルシーともいえますね。
もやしは雑菌がつきやすい野菜のため、生食はNGなんですが・・・
そのもやしは年間を通じて水耕栽培されています。
ですから安価で手に入れやすいんですね。
「もやし」というのは植物名ではないんですよ。
豆類とか穀類とかの種子を発芽させて成長させたものを指します。
◆日本のもやしはおもに3種類が流通
◎ 緑豆もやし
ビタミンCがとくに豊富
◎ 大豆もやし
豆も部分も美味しい
タンパク質の含量が多い
◎ ブラックマッペもやし(黒豆もやし)
水分が少ないのでシャキシャキ感が楽しめる
この他にもまだまだもやしの種類があります。
・ピーナッツもやし
・深谷もやし
・大鰐温泉(おおわにおんせん)もやし(豆もやしとそばもやしの2種類)
※温泉熱と温泉水のみを用いて栽培されています。
・アルファルファもやし(別名 糸もやし)
※ムラサキウマゴヤシという牧草の種子からつくられ、豊富なカロテンを含んでいます。
・そばもやし
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もやしを長持ちさせる保存方法
【もやしの保存方法】
そのまま野菜室や冷蔵室に入れた場合は2日くらいで傷んできます。
できれば1週間位は長持ちさせたいですよね。
使う料理によって保存方法を選ぶのもありですね。
◆タッパーに水を入れて保存
買ってきたもやしを水洗いしてタッパーに水を入れて保存する方法です。
水は毎日変える必要がありますが、シャキシャキ感は残って炒め物もOKです。
この方法で1週間位はもちます。
水につけておくので多少、栄養が抜けるともいわれています。
もやしを保存する容器は金属製は避けてくださいね。
プレーンヨーグルトの空き容器などを洗って利用しても便利です。
けっこう大きいのでもやし1袋を入れるのに十分な大きさがあります。
◆レンジでチンして保存
レンジでチンするといっても加熱して火を通すというより、もやしの成長をとめるためにする方法です。
もやしの袋を少しだけ開け、電子レンジで10秒~15秒位加熱します。(500W~600W)
20秒位チンしても大丈夫です。
見た目も触感もほとんど変わりませんが、それを冷蔵室に入れて保存すると4日くらいは大丈夫です。
◆チルド室で保存
もやしを野菜室ではなく、買ってきた袋のままチルド室に入れて保存します。
この方法も4日~5日くらいもちます。(チルド室の温度によりますが・・・)
◆50℃洗いで保存
買ってきたもやしを50℃洗いにしてからキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、ジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵室で保存します。
シャキシャキ感が増えて、こちらもオススメですが調理用温度計がないと難しいです。
50℃のお湯につける時間は「1分~2分」でザルにもやしを入れてつけたほうが簡単です。
50℃洗いで葉物野菜(レタスとかほうれん草などの)を洗うとちょっとヘタっとしていたものでも、みずみずしいくらいシャキッとなります。
◆冷凍保存
買ってきたもやしの袋に楊枝などで数ヶ所穴をあけてそのまま冷凍します。
水洗いして水分を拭き取ってジップロックのような袋に入れて保存した方がいいとする人も多いようですが、そのままでも大丈夫です。
簡単で保存も2週間程度は十分、もちますから便利ですね。
ただ冷凍したもやしは食感がかわるので調理方法が限られてきます。
凍ったもやしはパラパラとほぐしやすいので使う分だけほぐせばいいのですが、1回に使う分が半分とか3分の1とか決まっているなら、必要量をラップにくるんで保存袋に入れて冷凍しても・・・
冷凍庫は食材でいっぱいで入らない時や面倒はキライというならとりあえずレンチン15秒だけでもしておくといいですね。
冷凍保存したもやしに向く調理方法
【冷凍もやしをゆでる場合】
生のもやしはゆでる時に「水からゆでる」とシャキシャキ感が残ります。
もやしと水を鍋に入れて、沸騰したら1分以内に火をとめるとかなりシャキシャキします。
お好みでもう少しゆでてもいいですけどね。
ところが冷凍もやしの場合は水からゆでるのはNGです。
冷凍もやしは「沸騰したお湯でゆでる」が基本です。
買ってきた袋に穴をあけてそのまま冷凍した場合、使う前にさっと水洗いしてから使うとニオイが気にならないことが多いです。
冷凍したもやしはシャキシャキ感がどうしてもなくなることが多いので、スープや鍋などの煮込み物に使ったり、炒め物にするならあんかけタイプに使うのがオススメです。
冷凍もやしは解凍しないで凍ったまま使うというのが基本になります。
くてっとしたもやし炒めのほうが好きという人もなかにはいるので、そういう人は炒め物に使ってもかまいませんが・・・
味も少し濃い目のほうがもやし臭さが隠せます。
コンソメスープの素などを使ってもやし、細く切ったベーコンやハムを入れ、沸騰したら溶いた卵をまわし入れて作るスープなども簡単でいいですよ。
ハムや卵がなければもやしだけスープでも・・・(ガストのスープみたいですが・・・)
まとめ
もやしは炒め物、あんかけとかサラダ、おひたし、ナムルとかいろいろ使えて便利ですよね。
うちでは担々麺を食べる時、もやしを豆板醤かおかずラー油などでさっと炒めたものをのせて食べるのが定番です。