寒くなってくると使い捨てカイロが大活躍しますよね。
とくに冷え性の人などは、マフラーとか手袋しただけでは冷たいまま・・・なんてことも・・・
でもカイロは使う場所によって、効果が高いところと効果が薄いところがあるんですよね。
どうせなら効果的な場所に貼って、体を温めたほうがいいですよね。
体が冷えている時、貼るカイロはお腹に貼る?背中に貼る?
寒い時の外出で、外にいる時間が長い時などは体の芯から冷えてしまうことがあります。
じつは人間の体は背面から冷えるそうです。
ですからカイロは体の前面より背面に貼った方が効果的なので、お腹よりも背中や腰などに貼ったほうがいいそうです。
体を温めるスポットは肩甲骨の間と尾骨辺りになります。
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貼る部位で効果が違う
◆首
首の付け根には背骨の出っ張り部分がありますが、ここは冷えを解消するツボでもある
この部分を温める時は、薄手のスカーフやマフラーにくるんで当てるといい
◆仙骨周辺
骨と腰をつないでいる骨で、骨盤の中心部分にあるのが仙骨
下半身の神経や血管が集中している場所
体全体の冷えと足先の冷えにも効果的
◆腰
骨盤の一番上のきわから数えて2つ目の背骨のへこみが命門で、その両脇が腎兪
ここに貼ると冷え・温めに効果的
◆お腹
おへその下辺りに貼る
冷え・温めに効果的
◆足
内側のくるぶしとアキレスけんのちょうど間にある太渓(たいけい)のツボ付近
冷え・温めに効果的
◆足裏
冷え・温めに効果的
【末端冷え症の場合】
《手足が冷たいなどの末端冷え症の人に効果的な場所》
◆お腹
◆腰の真ん中
◆二の腕の裏
◆太ももの付け根
◆手首
◆足首
◆首の横
【内蔵冷え性の場合】
《内臓型冷え症による低体温の人に効果的な場所》
◆おへそより1~2センチ下に貼る
使い捨てカイロを使う時の注意点
◆足裏には専用のカイロを使う
※足裏用は設定温度が違うので、必ず足裏専用のものを貼る
※足裏は特に汗で短時間しか温かさが持続しないので、5本指ソックスなどを履くとよい
◆寝るときには使用しない
長時間、同じ場所に貼っておくと低温やけどになる心配があるので就寝時には貼らない
◆薄い衣類も低温やけどに注意する
薄い下着の上から貼る時などは低温やけどに注意する
◆貼るタイプのカイロは揉まない
◆布団の中、コタツの中、ストーブの近くで使用しない
※高温になるため併用は避ける
◆1時間に1回程度、肌の状態を確認する
※異常があった場合はすぐに使用を取りやめる
◆心臓付近や脇の下には貼らない
※気分が悪くなって吐き気をもよおすことも
まとめ
血液は1周約45秒で全身をまわるそうです。
ですから血液が多く集まっているところにカイロを貼ると効率的に体を温めることができるそうです。
体温が1℃上がるだけで基礎代謝がアップしますから、健康のためだけではなくダイエットにもいいかもしれませんね。
ちなみに12月1日はカイロの日だそうです。