キッチンペーパーは食器を拭いたり、食材の水分を拭き取るときなど便利に使えますよね。
そのキッチンペーパーは料理に、食材の保存に、掃除にといろいろ使い道があります。
キッチンペーパーには100%パルプ(紙・安価)と紙(パルプ)と他の天然素材を織り込んでペーパー状にした不織布タイプがあります。
パルプ100%のものは長時間水分や油分に浸すような使用法には向かないので注意が必要です。
料理で使う
フライ料理や天ぷらの時にバットにキッチンペーパーを敷いておくと油を吸い取ってくれる
※天ぷらバットがない時などは新聞紙を何回か折って厚くし、その上にキッチンペーパーを敷いておけば、後でそのまま捨てられる
◆油こしに
使った油を缶に移す時に油こし紙として使う(不織布タイプがオススメ)
◆フライパンの油引き
フライパンに油をひく時や食材から出た脂を拭き取る時に便利
※三角に折ったものを常備しておくと便利(不織布タイプがオススメ)
《折り方》
細長く折って(4~5cm幅くらい)端を三角に折り、繰り返し三角に折っていき、最後に入れやすい所に端を入れ込んで完成
◆魚や肉の水分をとる時
魚などに塩をふって水分を出させて臭みを取る時、キッチンペーパーで拭き取る
肉の余分な水分を取る時も
◆野菜の水切り
洗った野菜の水分を取る時、大きめのポリ袋に洗った野菜とキッチンペーパーを切ったものを何枚か入れ、空気を入れた状態でよく振るとキッチンペーパーが水分を吸ってくれる
◆豆腐の水切り
豆腐をキッチンペーパーで包んでから電子レンジで3~4分加熱する(短時間で水切りができる)
◆カリカリベーコンを作る
ベーコンをキッチンペーパーではさんで電子レンジで3~4分加熱するとカリカリになる
◆油揚げの油抜き
キッチンペーパー全体を濡らし、油揚げを包んで1枚につき30秒位加熱する(不織布タイプがオススメ)
◆アク取りに使う
落し蓋兼アク取りに使う(不織布タイプがオススメ)
◆だしこしに使う
カツオブシなどをこす時に便利
◆肉や魚の解凍時に使う
肉や魚をキッチンペーパーで包んで解凍すると(常温や電子レンジ使用で)ドリップをしっかり吸い取る
◆こんにゃくの下茹でに
洗って一口大に切ったこんにゃくをキッチンペーパーで包み電子レンジで2~3分加熱すると臭みのある水分が取れる
◆電子レンジで温野菜を作る時に使う
濡らしたキッチンペーパーで野菜を包み、さらにラップをかけてチンする
※ラップをしなくて大丈夫な電子レンジもあるが、しないとパサパサした仕上がりになる場合もある
※肉まんの温めなどの時も湿ったキッチンペーパーで包む
◆揚げ物の温めなおし
キッチンペーパーを敷いた上に揚げ物をのせてチンする
※電子レンジの中が汚れていたり、加熱時間が長すぎると発火のおそれがあるので注意
◆イカやジャガイモの皮むきに
生のイカの皮をむく時やゆでたジャガイモの皮をむく時に便利
◆オクラを切る時などの下敷きに
オクラや長芋などぬめりのある野菜を切る時にまな板に敷いておくとまな板にぬめりがつかない
◆水切りヨーグルトを作る時に使う
ザルの上にキッチンペーパーを広げてプレーンヨーグルトを入れ、冷蔵庫で一晩置くとクリームチーズのようになる
※ヨーグルトによって固さが異なる(ゆるいものもあり、ブルガリアヨーグルトは固め)
◆フライパンで蒸し物をする時
プリンや茶碗蒸しなどで、直接フライパンに容器を入れて蒸す時に下に何枚か重ねてキッチンペーパーを敷いておくとフライパンに傷がつかないし容器が動かない
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食材の保存で使う
◆葉物野菜は乾いたキッチンペーパーで包んで保存
レタスなどの葉物野菜は乾いたキッチンペーパーで包んでから保存袋にいれる
◆ハーブなどは湿ったキッチンペーパーで包んで保存
新鮮なハーブなどの場合は、湿らせたキッチンペーパーで包んでから保存袋にいれる
◆キャベツやレタスの芯をくりぬいた所に詰める
キッチンペーパーを濡らして芯をくりぬいた所に詰めて保存する
その他の用途
◆油汚れを落とす時
キッチンペーパーに洗剤を吹きかけてコンロなどで汚れがひどい場所に貼りつけてしばらく置いておくと汚れが取れやすい
◆グラスや食器の緩衝材として使う
壊れやすいガラスや食器を重ねて収納する時の緩衝材として使う
◆油などの調味料にまく
油などが液ダレしやすい容器の場合、キッチンペーパーを折ったものを真ん中にまいて輪ゴムで止めておく
※油などの調味料の下にも敷いておく方がいい
まとめ
パルプ100%は安く買えますが、不織布タイプは丈夫だけれどちょっと高い・・・
でもうまく使い分けると便利ですね、キッチンペーパーって。
とくに電子レンジを使ったカリカリベーコンは短時間で本当に上手にできますよ。