ヘリマニアには必見といわれている「立川防災航空祭」は多機種のヘリが見られることで有名です。
通常の航空祭は「自衛隊のみ」というのがほとんどですが、「立川防災航空祭」は「自衛隊」「東京消防庁」と「警視庁航空隊」のヘリも加わった大編隊を見ることができます。
立川は映画「シンゴジラ」の舞台になったことでも有名ですね。
平成29年度 立川防災航空祭
「陸上自衛隊 立川駐屯地」といえば、滑走路が「箱根駅伝予選会」のスタート地点の場所として有名ですね。
その「立川駐屯地」で、平成29年度の「立川防災航空祭」が今年2017年も実施されます。
通常の航空祭と違い、東京消防庁と警視庁航空隊の航空基地が隣接しているため、この航空祭は自衛隊・東京消防庁・警視庁航空隊の機体もこの航空祭に参加します。
航空祭と行っても飛ぶのは「ヘリコプター」だけです。
しかし、「自衛隊・東京消防庁・警視庁航空隊」のさまざまなヘリが飛行するのを見ることができるのは、この「立川防災航空祭」だけです。
ですからヘリ好きにはたまらないイベントですね。
都心部に甚大な被害の出た災害を想定した、各航空隊の活躍をテーマにイベントが行われるので、空中消火などの実演なども行われています。
とくに、「自衛隊・東京消防庁・警視庁航空隊」のヘリが編隊を組んで飛び立つ、立川大編隊飛行は必見です。
ドリル展示・災害救助展示・航空機の地上展示なども行われます。
【平成29年度 立川防災航空祭】
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)11月23日(木・祝)
◆開催時間
◎ 9:00~15:00
◆入場料
◎ 無料
◆会場
◎ 陸上自衛隊 立川駐屯地
◆問い合わせ
◎ 立川駐屯地 広報室
TEL:042-524-9321
【注意事項】
・ペット同伴不可
・ドローン等の持込み禁止
・駐車場なし
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陸上自衛隊 立川駐屯地へのアクセス
【陸上自衛隊 立川駐屯地】
〒190-8501 東京都立川市緑町 5番地
TEL:042-524-9321
◆電車利用
◎ JR中央線・青梅線「立川駅」下車 徒歩約 20分
◎ 多摩都市モノレール線「立川北駅」下車 徒歩約 20分
★JR「立川駅」北口より路線バス利用の場合
・1番のりばより乗車 「立川警察署」で下車
※1番のりば発のバスはすべて立川駐屯地前を経由
注意:車での入場はできません。
国営昭和記念公園の駐車場などを利用することもできますが、できるだけ公共の交通機関を利用した方がいいですね。
シンゴジラの舞台 立川にある災害対策本部予備施設
映画「シンゴジラ」の舞台にも登場した「立川」。
この立川には「災害対策本部予備施設」があります。
「警視庁」「東京消防庁」「海上保安庁」の拠点が同敷地内にあり、さらには「災害医療センター」「陸上自衛隊 立川駐屯地」と滑走路も隣接しています。
戦後、米空軍が使用していた飛行場は1970年に自衛隊の滑走路の共同しようが認められるようになり、1977年に日本に返還されたのを機に、大規模公園と広域防災基地の整備として、「国営昭和記念公園」と「災害対策本部予備施設」が作られました。
「災害対策本部予備施設」って何のための施設?って思いますよね。
「緊急災害対策本部」は原則、首相官邸に設置されます。
しかし、状況によって官邸が使えない場合、内閣府が入る霞が関の中央合同庁舎8号館に設置されます。
さらにそこも使えない状況の場合は市ヶ谷の防衛省となり、防衛省もダメな場合に立川に緊急災害対策本部が設置されるようになっています。
まとめ
展示飛行を終えたヘリが帰投する時が、撮影するには絶好の条件が揃うようです。
逆光にならず、きれいにヘリが撮れるようですね。
23日は予定があってダメ・・・という場合、事前訓練が11月14日(火)~22日(水)の8:00~17:00に行われる予定のようです。
運が良ければ、事前訓練でヘリの編隊飛行が見られるかもしれませんね。