キッチンで使うタオルやバスタオルなどに黒いボツボツができているのを発見することがありますよね。
それは黒カビです!
タオルに黒カビが発生する原因に洗濯機も関係しています。
タオルの黒カビの原因に洗濯機も関係している?
タオルに黒カビを発見した時って、お気に入りのタオルの場合はとくにガッカリしますよね。
黒カビを取る方法としては酸素系漂白剤につけ置きしするか、煮洗いする方法などがありますね。
でも、そもそも黒カビができる原因はというと、湿ったタオルを長時間放置していることによるものが多いです。
しかも重なった状態で置いてあると、カビの発生率が高くなります。
黒カビは毎日タオルを洗濯しても、夜使ったタオルを濡れたまま脱衣かごや洗濯槽の中に入れておくと発生しやすくなります。
濡れたタオルはそのままにしないで、ハンガーなどにかけてなるべく乾かしておいたものを洗濯すると、黒カビの発生はだいぶおさえられます。
もうひとつ、黒カビの原因になっているものに「洗濯槽の汚れ」も考えられます。
洗濯槽の掃除ってどのくらいしていますか?
そんなにひんぱんにしていない人が多いですよね。
なかにはほとんどやらないか、1年に1回程度・・・なんていう場合も・・・
そうすると洗濯槽の中にカビが発生し、それが原因となってタオルなどに黒カビが発生することがあります。
洗濯槽の掃除を怠ると、それが原因で黒カビが発生するというのでは、きれいに洗濯したつもりが洗濯物にカビを広げていたという結果にもなるということですね。
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洗濯機の掃除ってどこを掃除するの?
【洗濯槽を含めた洗濯機の掃除方法】
◆洗濯機の掃除に用意するもの
・お湯(40℃~50℃くらい)
・古い歯ブラシ
・タオル(雑巾)
・粉末の酸素系漂白剤
・ゴム手袋など
・掃除機(乾燥フィルター掃除のとき)
黒カビの原因は洗濯槽だから・・・といって洗濯槽だけ掃除しても、他にもカビが発生する原因となる場所があるので、そういったところも掃除しないとダメですね。
意外に汚れているのが「洗剤投入ケース」です。
液体洗剤や柔軟剤がついて固まっている場所とかありませんか?
ここのお掃除をサボって、久しぶりに掃除した時はかなり洗剤などがこびりついていた経験があります。
ごみ取りネットなども洗いましょう。
取り外せるものは取り外し、ぬるま湯の中で歯ブラシを使って汚れを落としていきましょう。
お湯で洗いますが、洗剤投入ケースなどには洗剤カスがついているので、手が荒れやすい人はゴム手袋などを使用することをオススメします。
私は洗濯洗剤に触れるとすぐに手が荒れるので、手袋使用で掃除しています。
ドラム式洗濯機や縦型でも乾燥機能付きの洗濯機は「乾燥フィルター」や「排水フィルター」も外して掃除してください。
外し方などはメーカーの取扱説明書などに書かれています。
うちではドラム式洗濯機を使っていますが、排水フィルターってけっこうドロドロした汚れがついていることがあります。
「乾燥フィルター」は細かい綿のようなゴミがフィルターについていることが多いです。
掃除機を使ったりして、ゴミをきれいに取ります。専用の掃除道具がついているものもありますね。
洗濯機の乾燥機能をよく使用する人は「乾燥フィルター」の掃除をこまめにしないと故障の原因にもなります。
一度、綿ゴミがつまって故障したことがあり、メーカーの人に「乾燥機を使うたびに掃除してください」と念を押されました・・・・
洗濯機のフチの部分や凹凸部分はタオルを使ってふきとり掃除します。
ここが汚れていると洗濯物を取り出すときなどに汚れがつくことがありますからね。
その内側も拭きます。
洗濯はしても、なかなか洗濯機の掃除ってしないことが多いですが、けっこう汚れているのに驚きますね。
洗濯槽の掃除方法について
洗濯槽は見た目の内側はきれいでも、外側がすごく汚れていることが多いといえます。
この洗濯槽が汚れていると黒カビの原因になったりするので、洗濯槽の掃除も月に1度はした方がいいそうです。
専用の洗濯槽クリーナーを使ってもできますが、コスパが良いのは衣類用の漂白剤です。
洗濯槽クリーナーを使う場合は説明書をよく読んで、それに従ってください。
黒カビがとくに気なるなら「演奏系漂白剤」を使うといいかもしれませんが、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤は絶対に混ぜて使ってはいけません。
酸性タイプの製品と一緒に使うと有毒な塩素ガスが出て危険です。
通常のお掃除の場合のオススメは花王のワイドハイターの粉末タイプです。
ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ 本体 530g【ko74td】【ko74td】 |
ワイドハイターは「弱アルカリ性」の酸素系漂白剤で、色柄物にも使えます。
液体のタイプもありますが、粉末のほうが洗浄力が高いです。
最近はワイドハイターEXというワイドハイターよりも強力タイプが主流になっています。
洗濯槽を掃除する時はお湯を使用しますが、40℃~60℃くらいのお湯を用意してください。
熱湯は洗濯機を壊す原因になりますからダメですよ。
水は漂白剤の洗浄力が十分に発揮されないので、面倒くさくてもお湯を使います。
縦型洗濯機は40L~50L前後お湯を入れますが、ドラム式はバケツ1杯分くらいのお湯で大丈夫です。
酸素系漂白剤は水10Lに対して50g使用してください。
粉末のワイドハイターを使ったことがある方はわかると思いますが、お湯に入れるとすぐ発泡します。
よく混ざるように少しだけ洗濯機を運転し(2~3分程度)そのまま2~3時間放置します。
一晩放置するとよく汚れがとれます。
縦型の場合はそれでいいのですが、ドラム式はそうはいきませんよね。
一部しか「お湯+漂白剤」が浸かっていないので・・・
ですから時々、ドラムを回す必要があるので、「つけおき洗い」とか「槽洗浄」のコースがあればそれを利用してください。
私は「槽洗浄」のコースを利用しています。
槽洗浄後すぐに洗濯はしないでくださいね。
残っていた汚れが洗濯物についてしまうことがあります。
洗濯物を入れないで洗い~すすぎ~脱水をし、汚れがひどいようならそれを2~3回繰り返してくださいね。
まとめ
タオルの黒カビを取る時も、粉末の酸素系漂白剤は活躍してくれます。
洗濯槽の掃除で余っても、洗濯で使えますからオトクですね。
タオルのつけ置き洗いをする時に酸素系漂白剤を使う場合、お湯(40~50℃)を使用してください。