「江ノ島駅」からすぐのところにある「寂光院 龍口寺」で今年も「龍の口竹灯篭」が行われます。
龍口寺の仁王門から五重塔に至るまで、約 5,000個の竹灯籠が幻想的な光景を浮かび上がらせます。
江ノ島 寂光院 龍口寺 「竜の口竹灯籠 2018」
龍口寺の「竹灯籠」が今年も行われます。
竹灯籠は事前申込もできますし、当日も受付ができます。
幻想的な灯りで、亡くなられた方の供養やお願いごとの祈願などが行われます。
【第8回 龍の口竹灯籠】
◆開催日程
◎ 2018年(平成30年)8月4日(土)・5日(日)
◆開催時間
◎ 18:00~21:00
◆開催場所
◎ 寂光院 龍口寺境内
◆竹灯籠申込
◎ 事前申込
・申込書に記入し、代金(1基:1,000円)を添えて「龍口寺本堂内 寺務所受付」で申し込んでください。
◎ 当日申込
・10:00~16:00まで本堂で受付
◆問い合わせ
◎ 龍の口竹灯籠実行委員会
TEL:0466-25-7357
龍口寺の大本堂の奥にある五重塔は神奈川県唯一の本式木造五重塔です。
大本堂とともに「神奈川建築物百選」に選定されています。
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龍ノ口法難
【龍ノ口法難】
------引用------(寂光院 龍口寺ホームページより)
鎌倉時代後期、日本は内乱や蒙古襲来、飢餓や疫病の蔓延など、様々な脅威に包まれていました。
それらを憂えた日蓮聖人(1222~1282)は、『立正安国論』を著し、幕府に奏上しました。
しかし、幕府はこれを政策への中傷であると受け止め、文永8年(1272)9月12日、鎌倉松葉谷の草庵におられた日蓮聖人を捕らえ、斬首するために、刑場であったこの地、龍ノ口へ連行したのです。
翌13日子丑の刻(午前2時前後)、土牢から引き出された日蓮聖人は、敷皮石(座布団状の石に皮を敷く)に坐らされ、評定の使者も待たず、あわや斬首になるときでした。
「江ノ島の方より満月のような光ものが飛び来たって首斬り役人の目がくらみ、畏れおののき倒れ」(日蓮聖人の手紙より)、斬首の刑は中止となりました。
龍ノ口刑場で処刑中止となったのは日蓮聖人をおいておらず、爾来、この出来事を「龍ノ口法難」と呼び習わしています。
------引用ここまで------
龍口寺は日蓮聖人のご入滅後に直弟子の日法聖人が「龍ノ口法難の霊跡」として自作の日蓮聖人像と首の座の敷皮石を安置したのが、寂光山龍口寺の始まりだそうです。
日蓮聖人の四大法難(松葉谷・伊豆・小松原・龍ノ口)のうちでも、龍口寺は屈指の霊跡とされているそうです。
「刑場跡」は「仁王門」の左手にあります。この刑場では「元の使者」や「北条時行」なども処刑されたそうですよ。
「龍口法難会」の法要が毎年9月11日・12日・13日に営まれています。
門前には夜店も並んで賑わいます。
寂光院 龍口寺へのアクセス
【寂光院 龍口寺(じゃっこういん りゅうこうじ)】
〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬 3-13-37
TEL:0466-25-7357
◆電車利用
◎ 江ノ島電鉄「江ノ島駅」下車 徒歩約 3分
◎ 湘南モノレール「湘南江の島駅」下車 徒歩約 3分
◎ 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」下車 徒歩約 15分
まとめ
龍口寺の仁王門の横には屋台も出ますよ。
鎌倉は観光客が多く、地元の人は江ノ電に乗るのも大変みたいですね。
江ノ電の混雑状況は江ノ電のホームページで確認することもできます。
江ノ電は混雑時は入場制限もあるので気をつけてくださいね。