節分の豆巻きで豆による事故多発|3歳以下の乳幼児がいる家庭は要注意!

節分といえば豆まきですが、子供にとっては楽しいはずの豆まきで、豆による事故も起きています。

とくに3歳以下の乳幼児に多く、4、5歳でも危険があるようです。

喉に物をつまらせるというと、餅とかこんにゃくゼリーを思い浮かべる人も多いですが、乳幼児の場合は豆も危険な食べ物なんですね。

豆による事故を防ぐためのポイントもしっかりおさえておいたほうがいいですね。

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節分の豆まきの豆で事故

豆の事故03節分には毎年、豆による事故が起きています。

豆を吸い込む事故ですね。

小さな子供が豆を食べたり、拾って口に入れたりして、誤って吸い込み、気管や気管支などに豆を詰まらせてしまうのです。

豆を詰まらせた場合、呼吸困難になり、取り除くためには全身麻酔をして気管を内視鏡でのぞき、特殊な器具を使ってのどに差し込んで取るという処置が必要になります。

最悪のケースでは死亡事故も・・・

豆が肺に残っていると肺炎を起こす危険もあるようです。

物が詰まって声も出ない、窒息しているような状況の場合、すぐ救急車を呼びましょう。

【事故が多い豆の種類】

豆の事故02

(1)ピーナッツ

(2)大豆

(3)枝豆

他にはアーモンドやカシューナッツでも事故が起きています。

大豆の事故は2月の節分の豆まきの時に集中しています。

小さなお子さんがいる家庭では注意が必要ですね。

1歳前後の事故が最も多いようですが、4、5歳でも起こっているので子供が豆を食べる時は気をつけたほうがいいですね。

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豆の事故が子供に多い理由

【子供に事故が起こりやすい理由】

豆がかたくて滑りやすい

子供の喉が小さい

歯が生えそろっていないのでそしゃく力が不十分でうまくかみ砕けない

食べている時に息を吸ってしまうことが多い

いったん入ってしまうと大人のように大きな呼吸で吐き出す力がない

【詰まらせた時の症状】

激しくむせる

急に咳き込んで息が苦しそうになり、弱々しい咳しか出来ない

鳴き声がか細い状態

息をすると喉や胸から「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が聞こえる

突然、息ができなくなる

豆による事故予防のポイント

【節分の豆まきで注意するポイント】

子供が落ちている豆を拾って食べないよう、まいた豆はしっかり全部拾っておく

拾い忘れが心配なら、小分けにされている商品を袋のまま利用する

【その他の事故予防ポイント】

子供が豆を口に入れている時、自分で吐き出させるか、そっと口から取り出す

子供が食べ物を口に入れている時には横になったり、走ったり、飛び跳ねたり、ふざけて大笑いすると喉に詰まらせる危険性が高いので注意する

3歳以下の乳幼児には豆を食べさせない

3歳以上でも豆を食べている時はそばで見守る

豆類などの菓子などを子供の手が届かないところで保管する

まとめ

子供でなくても誤って気管に食べ物が入った時は苦しいですよね。

子供の場合はとくに重大な事故につながる可能性も高いので、豆を食べる時は気をつけたほうがいいですね。

豆ではなくても、子供がなにか食べている時のオムツ替えも危険だそうですからやめましょう。

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