自宅に山椒の木があっても、実がならない木がありますよね。
実は山椒の木は雌雄異株でひと株では実がなりません。
葉だけで作る粉山椒の作り方を紹介します。
手づくり山椒 作るときの注意点
山椒の木は実がなるのは雌の木ですが、雄の木もないと実がつかないんですよね。
うちにあるのは雄の木1本だけなので、実がつきません。
実から作る粉山椒ができませんが、今年は葉だけで作ってみました。
以前作ったときは摘み取った葉を天日に干して、カラカラに乾いたものを利用していました。
でも、この方法だと色が茶色くなってしまうので、今年はフードドライヤーを使うことにしました。
山椒の葉を摘み取るとき、通常の木はトゲがあるので素手で摘み取るとかなり痛い思いをします。
できれば厚手のゴム手袋とかしたほうが安心です。
粉にするとけっこう少ない量に感じると思います。
もう新芽の時期ではありませんが、なるべくやわらかい葉を選んで摘み取りました。
摘み取った葉をきれいに洗い、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ります。
それをフードドライヤーにあまり重ならないようにセットしていきます。
温度は40℃で8時間くらい、途中で下の段と上の段の入れ替えを数回しています。
葉の量によっても時間は異なるので、時々チェックしたほうがいいですね。
フードドライヤーを使うときれいな緑色に乾燥できるのでお気に入りです。
完全に乾燥したら、その葉をミルサーで粉にします。
この時、完全に葉っぱだけでなく、茎の部分もあるときにはちょっと注意が・・・
葉だけを茎からとらないと、ミルサーにかけてもちょっと固い部分が残る場合があります。
その場合は茶こしなどを使って細かい粉だけにするといいですよ。ちょっと手間ですが・・・
出来上がった粉山椒を使ってみましたが、けっこう香りもよくていろいろな料理に使えます。
ウナギにかけるのはもちろん、鶏つくねや麻婆豆腐、汁物などいろいろ使えます。
実がならない山椒の木でも葉だけでけっこうおいしい粉山椒ができるのでお試しください。
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まとめ
フードドライヤーは野菜や果物の乾燥をはじめ、アイシングクッキーを作るときなどにも便利です。
アイシングクッキーの場合は35℃~40℃くらいで乾燥させるといいですね。
フードドライヤーの詳しい記事はこちらでどうぞ↓
■⇒野菜や果物を乾燥させる機械って本当に便利?オススメのものって?