夏はとくに海や川に出かけることが多くなりますよね。
楽しいはずの水遊びが、一転、水難事故となってしまうことも・・・
統計的に水難事故の約半数は死亡事故となっています。
命を守るためにも、自然を甘く見ないで危険を認識して行動した方がいいですね。
水難事故が起きた場合も想定して、防止グッズなどを用意しておくことも大切です。
水難事故の防止対策に便利なグッズ
夏などは川や海などの自然を楽しむ機会が多くなりますが、油断して甘く見ていると大きな事故につながることがあります。
とくに夏は水難事故が急増しますよね。
その中でも事前に危険を予測して準備してあれば、大きな事故につながらなかった・・・というケースもあります。
川や沼、湖などに行く時などは命を守る準備が必要です。
水難事故防止対策のグッズにもいろいろあります。
状況に合わせて、いくつか用意していったほうがいいですね。
【水難事故の防止対策に便利なグッズ】
川遊びや釣りなどにライフジャケットは用意していったほうが安心です。
ベストタイプのものは夏は暑いという人はベルトタイプのものを使うといいですね。
◆ライフジャケット
自動膨張式のタイプ
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ダッシュ島採用モデルはこちら(手動式)
小型船舶用
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とりあえず用意したい場合のお手軽タイプ
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ポータブル浮揚装置の「キンジー(kingii)」
新しい浮揚装置のキンジーは手首に巻き付けるタイプで、ハンドルを引けばあっという間に浮袋がふくらみます。
取り換えが簡単にできるCO2シリンダーがついていて、シリンダーを取り替えれば何度でも使えます。
水中エアバッグといわれていますが、値段はちょっと高くなりますね。
◆スローロープ
川などで溺れた人に投げて救助するためのロープです。
スローロープの使い方
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水難事故の防止対策 川
川も意外に危険な場所です。
浅いからと安心していると急に深い穴のような場所があったり、思ったよりも流れが早く、足を取られやすいものです。
子供をつれての遊びはもちろん、釣りなどに出かける場合も水難事故を防止するためにライフジャケットなどを使用したほうがいいですね。
川遊びに行くときはスローロープなどを持って行ったほうがいいですが、普通のロープでもいいので用意していったほうが安心です。
ロープがあれば、そこに空のペットボトル(2L)が2本あれば、大人でも浮くことができるといわれています。
ペットボトルを使って溺れた人に投げて助ける場合、完全に空だと思った場所に投げられないことが多いので、少しだけ水を入れた状態にしたほうが投げやすいですね。
もし流された人が出た場合は慌てずに救助を頼むために通報して、、何か浮くものを投げたりすることです。
助けようと飛び込んでも、一緒に流されてしまう危険のほうが高いです。
ライフジャケットを身に着けていれば、浮くことができるので慌てずに済みますが、頭は上流方向に向けるようにします。
岩や石などから頭を守るためですね。
呼吸を確保するためにも背浮きすることが大切です。
背泳ぎの格好で浮いている感じです。
川に着いた時に水量が少ないからと安心していると、急に増水することがあります。
その場所では雨は降っていなくても、上流で雨が降ったりすると増水して、流れも早くなります。
小さな子供を連れて行く場合は、保護者が目を離さないようにすることも大切です。
水辺で遊ぶときは手や足をケガから守るために、軍手をしたり、濡れていもいい歩きやすい靴を履いていったほうがいいでしょう。
水の中に入る場合はライフジャケットを身につけて、濡れても乾きやすい服装にし、脱げないような靴を履きます。
ビーチサンダルは脱げるので危険です。
【川遊びをしている時に注意する「危険のサイン」】
◆落ち葉・ゴミ・流木などが流れてきた時
◆雨が降り始めた時
◆雷がなった時
◆上流方向の空が雲で真っ暗になっている時
このような時は川が増水して危険になりますから、すぐに避難します。
雨が降ってきたらからと橋の下で雨宿りをするのは危険です。
橋の下での雨宿りは絶対にやめましょう。
水難事故の防止対策 プール
夏はいろいろなプールが楽しめますよね。
ウォータースライダーのあるところや飛び込みができるところなど、子どもにとっては楽しい時間を過ごせるところです。
でも、残念なことにプールでも水難事故は起きています。
小さな子どもはとくにはしゃぐことが多いですよね。
そして大人の、とくに保護者の制止も無視してしまう子どもは事故にあうことが多い傾向があります。
安心してプールで遊ぶためにも、事前に子どもにしっかりと注意事項をしっかり教えておくことも重要です。
【プールでの事故】
◆飛び込み時の事故
プールの深さなどを確認せずに、勢い良く飛び込んでプールの壁面や底に頭を強くうち受ける事故が起きています。
今まで一度も飛び込んだことがないのに、指導者もなく飛び込んで後遺症が残るような事故につながることも起きています。
◆溺水事故
まわりに多くの人がいても、意外に溺れていることに気がつかないことがあります。
小さな子供の場合は水深が浅くても溺れますから、保護者のすぐ近くで遊ばせて、決して目を離さないようにします。
水が浅いからと油断していると、ちょっと目を離した隙に溺れていることがあります。
◆プールサイドの事故
プールの中の事故ではなく、プールサイドの事故も多発しています。
プールサイドって意外に滑りやすいんですよね。
そこで滑って転倒すると、大きなケガをする可能性が高いのです。
固いですからね。
とくにプールのすぐ際は水が溜まりやすく滑りやすいので、その付近でふざけたりしないように注意しましょう。
◆プールの排水口による事故
以前起きた、プールの排水口に吸い込まれて死亡した事故が多発したことにより、排水口に引き込まれないように改善はされていますが、ボルトがゆるんでいたり、金網が外れていたりすることもないとはいえません。
排水口近くには近寄ったり、フタなどに触れたりしないように注意しておきましょう。
【プールでの事故を防ぐためにすること】
◆走らない
◆急に飛び込まない
◆排水口に近づかない
◆プールサイドでふざけない
◆子どもから目を離さない
まとめ
プールや川での遊びは子どもにとっては楽しみですよね。
とくに川では自然を楽しむことができるので、いろいろな経験もできます。
安全に自然を楽しむためにも、自然にはどんな危険があるのか、大人がしっかり把握しておくことも重要ですね。
沼や湖に行って、滑って落ちる事故も起きています。
ライフジャケットを身に着けていれば助かったのに・・・というケースも多くありますから、自分で自分の身を守る習慣はつけておいたほうが安心です。
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