遭難事故で海や山や川での対処法|事件・事故の緊急通報電話番号

夏休みに入ると家族で海や山、川などに出かけて楽しむ機会が増えますよね。

でも、悲しい水難事故も夏休みに多く発生します。また、高齢者の登山が盛んになってから山での遭難事故も増えています。

いざという時のために緊急時の対処法を知っていれば、あわてずに行動ができる可能性が高くなり、助かる率も高くなります。

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遭難したときの対処法 海・山・川(河川・ダム・湖)

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【海で遭難・漂流した場合】

海での事故は離岸流などによって、沖に流されてしまうケースが多いですね。

岸から沖合に流れる引き潮は強く、この流れに逆らって泳ぐのは不可能です。

ただ、離岸流の幅は通常は狭いので、とにかく岸と平行に、つまり横に泳いで離岸流から脱出することが重要です。

離岸流が発生しやすい場所は波が海岸線に対して直角かそれに近い角度で入る場所で、なおかつ遠浅の海岸です。

幅は約10~30メートルあり、早さは最大で秒速2メートルくらいあります。

横に泳いで離岸流から抜け出ることができれば、岸に向かう流れに乗って戻ることが可能になります。

流されている間に戻ろうと、流れに逆らって泳ごうとすると体力を消耗して危険なので、穏やかなポイントまで流されてから、岸に平行に泳ぎだしましょう。

海で泳ぐ時に泳ぎを妨げずにいざという時に役立つ、「エマージェンシーフロート」というバック型救命補助浮き具などを利用すると安心です。

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携帯電話やエネルギードリンク、もしくは水などを入れて使えます(入れ過ぎに注意)。

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シュノーケリングやスキューバダイビングなどで潮に流された場合、メンバー同士で固まりましょう。

バラバラでいるよりも発見されやすく(とくに空からは)エマージェンシーグッズをシェアすることもできます。

また、メンバー同士で励まし合うことができるので、精神面での効果も期待できます。

状況によっては機材を捨てることも必要になりますが、判断は難しいですね。

先ほど紹介したエマージェンシーフロートの他にもエマージェンシーグッズはあり、シグナルミラーやライト、ホイッスルなどもあれば活躍してくれます。

漂流した場合はいかに体力を維持するか、ということが重要なポイントになります。

【山で遭難した場合】

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登山ブームでとくに中高年の登山者が増えるとともに山の遭難が増えています。

遭難事故の約8割を占めているのが中高年者で、転倒・転落・滑落・道迷いです。

体力づくりや体調管理だけでなく、事前に山について幅広い知識や技術を学ぶことも大切です。

睡眠不足での登山は高山病になる危険性もありますから、登山の前日はしっかりと睡眠をとることも重要です。

道迷い

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本来の登山コースを外れて現在地がわからなくなることをいい、何日も山中をさまよったり行動できなくなることを道迷い遭難といいます。

登山前にはしっかりとコンパスと地図を使いこなせるようにしておくのが基本ですが、こまめに地図をチェックして現在地を把握し、道標や目印を見落とさないようにします。

最近の山の遭難はダントツで道迷いが多いそうですから、「何かおかしい・・・道に迷ったかも・・・」と思ったら引き返しましょう。

慌てずに周囲を観察して目印を探し、見つかればコンパスと地図で現在地を確認して正しいコースに戻ります。

ただ、来た道を引き返す時は風景が違うので常に周囲を観察して目印になるようなものを頭に入れながら山を登ることが大切ですね。

迷ったら尾根に登る

迷ってしまった時につい沢を下ってしまう人が多いのですが、沢を目指すと危険です。

沢に近づくにつれて険しくなり、滝や崖があらわれて立ち往生している時に滑落して・・・という最悪のパターンになる可能性が高いのです。

ですから迷っても絶対に沢を下るのはやめましょう。

尾根に登れば視界も開け、登山道に戻ることもできる可能性があります。

もし戻れない場合はむやみに動きまわらないで体力を温存します。

ケガなどでの行動不能の場合も動きまわらないで体力を温存します。

山に出かける時は携帯電話は必需品です。

というか、最重要装備品です。

できれば予備のバッテリーも持って行くと安心です。

遭難した場合は携帯電話で救助を要請します。

悪天候で行動不能になってビバークしている時に低体温症(疲労凍死)の事故も起きています。

低体温症と聞くと冬山の事のように思うかもしれませんが、夏山でも風雨にさらされ続けると簡単に生じるので防寒対策や濡れた服を着替えるなどの対策も必要なのです。

登山の前には登山計画書を警察署に出しておきましょう。

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【河川・ダム・湖での事故の場合】

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川で遊んでいて溺れた子どもを助けようとした母親や父親も流されて、二重遭難を起こすことが多いんですね。

溺れている人はパニックになっているので、助けに行った人に夢中でしがみつこうとします。

そうなるとどちらも溺れてしまうとい結果になりますから、泳いて助けに行くのは最後の選択肢です。

複数人いた場合は協力者がいるので、救急隊への通報を頼んだり、助けるための道具があるかどうかを確認します。

投げられるひも、長い棒、投げ渡せる浮かべられるものなどですね。

とくに浮かぶものがあればそれを渡して呼吸を確保させることが重要です。

無理に泳いだり暴れたりするとムダに体力を消耗してしまいます。

また、ビールなどを飲酒して川で泳ぐのは危険ですからやめましょう。

浮かぶもの

◎ クーラーボックス

◎ 大きなペットボトル(2Lか4L)

※小さな子どもなら500mlのペットボトルでも助けになることも・・・

◎ 水筒

クーラーボックスやペットボトルにひもをつけて投げて渡しますが、できれば安全な場所から投げ渡します。

クーラーボックスの場合はある程度の重さがありますからいいのですが、ペットボトルの場合は完全に空にすると投げにくく、風で流されることもあるので少しだけ中身を残すと投げやすくなります。

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事件・事故が起きた時の緊急通報用電話番号

【海の場合】

海難事故 118番

※海上保安庁につながる

◎ 海難人身事故に遭遇、または目撃

118番へかけてから119番にも通報します。

ライフセーバーか海の家

※海水浴場などで人が溺れている時などはライフセーバーか海の家の人に連絡します。

【川などの淡水の事故の場合】

119番→110番

※淡水域ではでの救助・救命活動の主体は消防署が担うケースも多いため、まず119番にその後110番にも通報します。

【山の遭難事故の場合】

110番

山岳保険について

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山の遭難事故で大変なのは救助にかかる費用が自己負担だということです。

救助隊の日当、探索のための装備購入費や食費、交通費、そしてヘリコプター代などで、さらに民間のヘリコプターが出動した場合には、数百万円もの費用がかかることも・・・

こうなると大変ですよね。

その救助費用は遭難者が助からなくても払わなければなりません。

本格登山じゃないから・・ハイキング登山程度だから・・・と思っていて山岳保険に入っていないといざ遭難した場合は大変です。

山岳保険の中にも「ハイキング・登山」のように、ハイキングや登山、縦走など無積雪期の登山を補償してくれる保険があります。

登山によっていろいろ選べますので、カバーする補償内容をしっかり確認して、自分にあった保険を選びましょう。

ちなみに海での救助にかかった費用は原則無料です。

まとめ

楽しいはずのレジャーが一転して、悲しい思い出にならないようにしたいものですが、事前に対処方法を知っているだけでもパニックにならずにすむことがあります。

事故を起こさないように注意していても起きることがありますから、慌てずに対処したいものですね。

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