毎年8月に立秋の前日から9日までの3日間(年により4日間)行われる「ぼんぼり祭」は鎌倉の夏の風物詩です。
幻想的な世界を楽しめるぼんぼりですが、昼間、明かりが灯される前と、後と両方楽しめます。
ぼんぼりの数は約400点で、鎌倉在住の文化人をはじめ、各界の著名人の書画が並ぶので圧巻ですよ。
鶴岡八幡宮のぼんぼり祭 2015 開催日程
【鶴岡八幡宮「ぼんぼり祭」2015】
◆開催日程
◎ 2015年(平成27年)8月7日(金)~8月9日(日)
◎ 夏越祭(なごしさい)
8月7日(金)15:00 (立秋の前日)
神職が源氏池のほとりで古式による祓の神事を執行した後、茅の輪をくぐり、舞殿に向かい、四人の巫女によって「夏越の舞」が奉仕される
◎ 立秋祭(りっしゅうさい)
8月8日(土)17:00 (立秋の日)
舞殿において鈴虫を献上して神事を執り行う
◎ 実朝祭(さねともさい)
8月9日(日)10:00
鎌倉幕府三代将軍 源実朝公は「金槐和歌集」を遺すなど文化芸術に造詣の深い将軍だったので、実朝公の誕生日である8月9日に人徳を偲んで行われる祭り
◆会場
◎ 鶴ヶ岡八幡宮 各参道 流鏑馬馬場 舞殿回り
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有名画家をはじめ、芸能人の作品も楽しめる
境内に立てられる書や画をぼんぼりに仕立てたものがずらっと並ぶので、ひとつひとつ見て回ると楽しいですよ。
著名画家や芸能人の作品もあり、ぼんぼりの下の柄の部分に名前が書いてあります。
昭和13年からはじめられ、現在に至っています。
昼間に見たぼんぼりも、日が落ちてから明かりが灯されると、また違った雰囲気のものにあり、並んでいるぼんぼりの明かりはとても幻想的です。
手水舎の近くにある茅の輪をくぐって祓い清めていただくのもいいですね。
大勢の人が集まる時は正式な茅の輪のくぐり方は無理だと思いますが、正しい作法を知っておいてもいいですね。
【茅の輪のくぐり方】
(1)茅の輪の前に立ち、軽く礼をしてから左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る
(2)茅の輪の前に立ち、軽く礼をしてから右足からまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻る
(3)茅の輪の前に立ち、軽く礼をしてから左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る
(4)茅の輪の前に立ち、軽く礼をしてから左足からまたいで輪をくぐり、ご神前まで進み、二拝二拍手一拝
アクセス
【電車利用】
◆JR鎌倉駅東口より徒歩10分
◆江ノ電鎌倉駅より徒歩10分
◎ 東京駅から
JR横須賀線を利用の場合、乗り換えなし。約55分。
JR東海道本線利用の場合、大船駅から横須賀線に乗り換え。
◎ 新宿駅から
JR湘南新宿ラインで大船駅から横須賀線に乗り換え。約1時間。
(逗子行きの場合は大船駅で乗り換えの必要なし)
◎ 新横浜駅から
JR横浜線・根岸線か横浜市営地下鉄で横浜駅へ行き、JR横須賀線に乗り換え。
◎ 小田原駅から
R東海道線で大船駅へ行き、横須賀線に乗り換え。
まとめ
鎌倉というと普段は昼間に行く人のほうが多いかもしれませんね。
でもこの「ぼんぼり祭」は明るいうちから行って、ぼんぼりに日を灯すのを見て、暗くなった所に浮かび上がるぼんぼりの絵や書を楽しんだそうがいいですね。
東京からでも1時間くらいで行けますからね。