引越し費用の一人暮らしの相場は?業者の選び方や分割払いは?

春は大学に入学が決まって一人暮らしをするようになったり、転勤で異動になって単身赴任することになったりと、引っ越しする人が一番多い時期ですね。

この時期の引越し費用は一番需要が多いため、価格は高めに設定されています。

一人暮らしの引越し費用も業者によって、かなり幅があり、比較してみたほうがいいと思います。

転勤などの場合は会社が引越し費用を出してくれると思いますが(上限があるところが多いです)、大学生として一人暮らしの場合は他にもいろいろ家電や家具なども含め費用がかかりますから、できるだけ引越し費用も安く済ませたいですよね。

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引っ越しの費用で一人暮らしの場合の相場

単身引越し03【引越しの費用】

《基本運賃+割増料金+実費+付帯サービス+車両留置料》

基本運賃

※引越しの移動距離が100km以内 時間制運賃

※引越しの移動距離が100kmを超す場合 距離制運賃

割増料金

※引越す時間や曜日によって割増料金が設定されている

※日曜日・祝日などは20%割増

※時間割増 深夜早朝割増:午後10:00~翌日の午前5時までは30%割増

※オンシーズンの割増 3月・4月・8月・10月

実費

※作業員料(荷物の梱包、搬出、搬入などの人件費)

※梱包資材料

※有料道路利用料

※一時保管料

付帯サービス

※ピアノ運搬

※絵画・骨董品運搬

※使用後の梱包資材など不用品の処分

※エアコンの取り外し・取り付けなど

○エアコンの取り外し 5,000~10,000円(税別)くらい

○エアコンの取り付け 10,000~15,000円(税別)くらい

※取り付けの場合はガスの補充やパイプ交換の追加料金が発生する

○追加料金 20,000円~30,000円(税別)くらい

車両留置料

※トラックの待機料金

※引越し作業の標準時間(荷物の搬出、搬入の時間を含む)を超えるときにかかる料金

※距離制運賃に適用される

【単身の引越し費用の相場】

100km以内 5~7万円前後

100KMを超える場合

※5~7万円に距離分が加算されます

◆単身の引越しといっても荷物の量によって費用も違ってきます

【宅配サービスを利用するときの注意点】

荷物が少ない場合

あまり荷物がないからといって、宅配で荷物を送る場合、離島の場合は注意が必要です。

ヤマト運輸や佐川急便などで荷物を宅配で送る場合は中継料金がかかります。

※送料+中継料金

けっこう高額になってしまうことがあります。

この場合は郵便局を利用したほうが安くすみます。

郵便局は一律料金になっているからです。

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引越し業者を比較して価格を調べる

単身引越し02【引越し業者数社に見積もり依頼して価格を比較する】

同じ荷物量でも引越し業者によって、かなり価格に差があります。

単身で引越し荷物にもあまり高額なもの(高級家具とか)が含まれない場合、手頃な価格の業者を選んでも問題ないと思います。

ただし、たまり安すぎる業者の場合、トラブルが起こった時の対処がひどかったりすることもあるので信用できる業者を選ぶことが大切です。

引越し業者

※大手引越し業者

※中堅引越し業者

※軽貨物引越し業者

引越し業者を選ぶときのポイント

※標準引越運送約款を採用している

※各都道府県のトラック協会に加盟している

※荷物が破損・紛失した場合のための保険加入の有無

ネットで簡単に一括見積ができるので、それを利用して見積もってもらうといいですね。

だいたい5~10社くらい、見積もって比較した方がいいでしょう。



【できれば訪問見積もりを依頼する】

訪問見積もりをしてもらったほうが安心

見積もりを比較して良さそうな業者にできれば2~3社に訪問見積もりをしてもらいましょう。

荷物がかなり少なくて、ヤマトの単身引越しサービスとか日通の単身パックX等の場合はあまり必要ないかもしれませんが、ある程度荷物がある場合は訪問見積もりを依頼したほうが安心です。

営業担当の人の態度とか人柄も重要なポイントになります。

引越しに手付金は不要

※引越し業者に手付金を要求された場合は、その業者は断りましょう。

訪問見積もりの前に不要品を処分しておく

※不要品も見積もりに加えられてしまうので、できるだけ見積もり前に処分し、できなかった場合、不要品は別にしておいて処分する旨を伝えましょう。

引越しのクレームで一番多いのが作業内容

※作業員の暴言やずさんな作業がクレームで一番多いそうです。

格安だからという理由で業者を選ぶと、不快な思いをする場合もあるようです。

【引越し見積書=契約書】

引越しの見積書は契約書ですから、しっかりチェックしましょう。

契約書に書かれてなくて、営業担当の人と約束したサービスとかあれば、しっかりメモしてサインをもらいましょう。

見積書の確認事項

※業者名

※日程

※住所

※運賃

※実費

※荷物リスト

※作業内容

※養生

※梱包資材

※付帯サービス

※特記事項

※貨物保険

※料金

など

訪問見積もりにかかる時間

※単身の場合は1時間程度

業者が決定したらすみやかに他社に断りの連絡をしましょう。

【解約したい時は】

前日解約の場合は見積書に記載した運賃の10%以内

当日解約の場合は見積書に記載した運賃の20%以内

引越し開始時間に業者が来ているのに、荷物が全然まとめられていない状態ですみやかに荷物の搬出ができない時など、「お客様都合」でキャンセル扱いになることがあるそうです。

引越し時間までに荷物はしっかりまとめておくことが大事ですね。

 引越し費用って分割払いできるの?

【引越し費用の支払い】

業者によって当日に現金での支払いと前もって振込とがあります。

大手引越し業者の場合、クレジットカードの支払いができるところが多いですが、分割払いやリボ払いなどはできる場合とできない場合もあるようです。

使えるカードも業者によって異なります。

クレジットカードを利用する場合は一括払いでも分割払いでも、見積時に申請が必要な業者が多いので確認するといいでしょう。

【当日の作業員への心づけは?】

これは必ず必要というものではありませんが、気持よく作業してもらうためにポチ袋などに入れてひとりひとりに渡す人が多いようです。

金額は1,000円が多く、飲み物代として使ってくださいと言葉を添えて渡す人が多いですね。

まとめ

女性の単身の引越しの場合、業者の中には盗聴器調査サービスなどを行っているところもあります。

これは引越し先で前の住人が盗聴器を仕掛けておいて、そのまま残っているケースが多いからのようです。

とくにコンセントやコンセントタップに仕掛けられていることが多いので、心配な人はこういうサービスを利用してもいいですね。

引越し日は午前中のほうが時間通りに進むケースが多いので、引越し後の予定が立てやすいですね。

午後の場合は午前の引越しによって時間がずれこんだりすることが多いです。

また平日に引越しできる場合は費用が安くすみますね。

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