スーパーではあまり見かけない食材のハヤトウリですが、薄緑色のものと白っぽいクリーム色のものがあります。
あく抜きについてや漬け物について紹介したいと思います。
ハヤトウリは薄緑色のものと白っぽいクリーム色のものがある
【ハヤトウリ】
ハヤトウリには薄緑色のものと白っぽいクリーム色のものがあります。
以前、実家の畑で毎年作っていたのは白っぽいクリーム色のハヤトウリでした。
でも大分前から作らなくなってしまい、なかなか食べられなくなりましたね。
たまたま、地場野菜を売っているところで薄緑色のハヤトウリを見つけたので購入してきました。
◆色による違い
薄緑色のハヤトウリのほうが、白っぽいハヤトウリに比べて灰汁(アク)が強く、青臭いですね。
白っぽいハヤトウリはクセがなく、料理もいろいろなものに使えますし、アク抜きしないで料理してもあまり問題ないかもしれません。
白っぽいハヤトウリの時はそのまま浅漬けにしていましたし・・・
今回は薄緑色のハヤトウリなので、アク抜きをしました。
皮はピーラーなどでむきます。むかないとけっこう固いので食感が・・・
二つに割って真ん中の種は取り除きます。
切り口に軽く塩を振り、こすり合わせてアクを出し水洗いします。
◆料理
◎ 漬け物
・浅漬けや味噌漬け、ぬか漬けなどいろいろな漬け物にしておいしく食べられます。
コリコリした食感でおいしいのでオススメです。
うちではめんつゆを使って簡単に作ります。お酒・しょう油・みりんを使って作ることもあります。ゆずの皮や細切りにしたショウガなどを一緒に入れてもおいしくなります。
空き瓶に入れて作りましたが、ジップロックなどに入れると調味料が少なくても大丈夫です。数時間~一晩くらいでおいしく漬かります。
写真は一晩漬けたものです。
・細切りなどにして炒め物に。きんぴら風にしてもおいしい。酒のつまみにもなります。
火を通しすぎるとシャキシャキした食感はなくなります。でもそれもまた違った味わいでいいですけどね。
◎ 汁物
・スープなどに細い千切りや薄いいちょう切りなどにして使います。その状態でジップロックなどで冷凍しておくのもオススメです。
スープの具としてすぐ使えます。
スポンサーリンク
種瓜について
ハヤトウリを暖房を使わない場所などで新聞紙に包んで保存しておくと、そのなかでおしり?部分から芽が出てくるものがあります。
それを腐らせないように保存しておくと4月中旬頃に「種瓜」として使えます。
でも同じように保存しておいても、芽が出てくるものとこないものがあるんですよね。
芽が出てきたらラッキーですから、種瓜として使えます。直に畑に植えてもあまり失敗しませんでしたね。
芽が出ていないものを植えても大丈夫な場合もありますが。
発芽していないものを植える時はプランター(肥料入の土)で育てる方法もあります。
半分くらい土に埋めるように植えて、割れ目のあるお尻部分から芽が出てきたら地植えにすると手がかかりません。
ただツルを伸ばすためにインゲンや絹さやのように柵づくりが必要です。
ハヤトウリは1株で、100~200個ほどの実をつけることから千成瓜(センナリウリ)ともいわれていているのでけっこう場所を取ります。
たくさん植えるとツルがまわりに浸食していくので、違うものを近くに植えている時は気をつけてください。
まとめ
個人的には白っぽいハヤトウリのほうがおいしいと思いますが、好き好きですからね。
でも久しぶりにハヤトウリの浅漬けが食べられてよかった。コリコリした食感がいいですよ。