日本ではキリスト教徒でない場合はクリスマスは祝っても、イースターはあまり関係ないと思っている人も多いですよね。
小さなお子さんがいる家庭ではイースターエッグなどで楽しむところもあるかもしれませんが・・・
そもそもイースターって何なの?という人も多いかも・・・・
イースターの日は毎年変わりますので、2015年のイースターの日やイースターエッグなどについて紹介したいと思います。
イースター2015年はいつ?
「春分の後の最初の満月の日の次の日曜日」とされています。
ただ春分は時差の関係で場所によって異なってしまいます。
そうなるとイースターの日付も異なってしまうため、春分を3月21日に固定して計算されています。
【イースター2015年】
◆2015年 4月5日 (グレゴリオ暦)
◆2015年 4月12日 (ユリウス暦)
【グレゴリオ暦とユリウス暦】
◆グレゴリオ暦
※日本を含め多くの国で使われている
※西方教会が使っている
○ローマカトリック
○プロテスタント
○聖公会
※ユリウス暦で出る誤差を正すために1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が制定
◆ユリウス暦
※東方教会などが使っている
○ギリシャ正教など
※ローマのユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が、紀元前46年に制定した太陽暦
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イースターの意味って?
日本語では復活祭といいますね。
イエス・キリストが復活したのが日曜日だったことから、春分の後の最初の満月の日の次の日曜日となっているようです。
キリストが十字架にかけられたのは金曜日だそうですが・・・
キリストは3日目によみがえったということですから金曜日から数えて日曜日が3日目なんですね。
キリスト教徒にとってはかなり盛大にお祝いするところも多いようです。
イースターエッグに使うのは生卵?ゆで卵?
イースターといえば、イースターエッグやうさぎを思い浮かべる人も多いですよね。
キレイにペイントされた卵が復活祭を祝うために使われています。
【なぜ卵を使うの?】
ヒヨコが卵の殻をやぶって出てくるみたいに、キリストも死という殻をやぶってよみがえった「新生」を象徴しているそうで、イースターうさぎは「多産」と春と豊作のシンボルとなっているそうです。
イースターの前日に庭に人参を置いておくと、うさぎはかわりにイースターエッグを残していくので、イースター当日の朝に子どもたちが庭でエッグハントをする・・・ということだそうです。
【イースターエッグに使うのは生卵?ゆで卵?】
昔は固ゆでにした卵が多く使われていたそうですが、今は生卵の中身を抜いて作る人が多いそうです。
生卵の場合は上下に穴を開け、(片方は小さく)楊枝など差し込んで黄身を潰して出し、よく水洗いしてから乾かしたものを使います。
◆子供にペイントさせる場合は固ゆで卵
子供が中身を抜いてある卵の殻にペイントする場合、殻を割ってしまうことが多いようです。
お子さんにペイントさせたい場合は固ゆでにした卵のほうが無難ですね。
【イースターエッグを食べる?】
ゆで卵を使った場合、後でその卵を食べる人もいるそうです。
その場合はペイントする時に食用色素を使ってペイントするそうですが・・・
イースターの時期は日本のバレンタインと同じように、欧州などではお菓子のメーカーがこぞってウサギの形をしたチョコレートを販売するそうです。
まとめ
日本ではまだまだイースターをクリスマスのように盛大に祝うという感じではないですよね。
イースターの日はグレゴリオ暦だと3月22日から4月25日の間になるそうです。
その年によってずいぶん日にちがズレるんですね。