七夕を「たなばた」と読むのはどうして?って思ったことありませんか?
七夕の読みの由来や七夕後の笹飾りの処分方法を紹介します。
また、関東周辺では有名な湘南ひらつか七夕まつり2015の情報も・・・
七夕の読みの由来は
七夕は稲の開花期のころなので稲の水害や病害などが心配な時期であり、お盆(旧暦の7月15日)の準備をするころにもあたります。
そのため、収穫の無事を祈って、棚機女(たなばたつめ)という巫女が水辺の棚の上に設けられた機屋で棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげました。
それを祀って神をお迎えして禊(みそぎ)の儀式を行う行事があったんですね。
この行事と乞巧奠(きこうでん)が交じり合い、7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)と呼ばれていたものが、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変わっていったようです。
※乞巧奠(きこうでん) 織女星にあやかり、はた織りや裁縫が上達するようにと願って、7月7日にお祈りをする中国の行事
江戸時代になってから笹竹に短冊が飾られ、五色の短冊は陰陽五行説からきています。
※古代中国の東洋哲学における「宇宙の根本原理」で「木=青・火=赤・土=黄・金=白・水=黒」を表す
もともとは笹竹ではなく、サトイモの葉に溜まった夜露を集めて墨をすり、その墨で文字を綴って手習い事の上達を願ったようですね。
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七夕の笹飾りの処分方法
◆折鶴(千羽鶴) 長寿を願う
◆紙衣 裁縫の腕が上がるように願う
◆巾着 お金が貯まることを願う
◆網飾り 豊漁を願う
◆吹き流し 織姫の織り糸をあらわし、五色を用いて魔除けの意味も
◆屑籠(くずかご) 整理・整頓・物を粗末にしないことを願う
【笹飾りの処分方法】
七夕が終わった後の笹竹飾りは燃えるゴミをして処分して構いません。
ただ、他のゴミとは一緒にしないようにしましょう。
気になる場合は塩をふって白い紙に包んで指定のゴミ袋に入れて出してください。
第65回湘南ひらつか七夕まつり2015
七夕祭りといえば仙台を思い浮かべる人も多いでしょうが、関東では平塚の七夕も有名です。
自宅で楽しむのもいいですが、七夕まつりに出かけてもいいですね。
【第65回湘南ひらつか七夕まつり2015 日程】
◆開催日 平成27年(2015年)7月3日(金)~7月5日(日)
◆開催地 JR平塚駅北口商店街を中心とする市内全域
(〒254-0043 平塚市紅谷町、明石町が中心となります。)
◆開催時間 七夕飾りの消灯時間と露店の閉店は午後9時00分
(最終日は午後8時00分まで)
◆入場料 無料
【アクセス】
◆電車・バス利用
※JR平塚駅北口下車 徒歩2分
※東京駅から・・・・・・・・JR東海道本線で約60分。
※新宿駅から・・・・・・・・JR湘南新宿ラインで約65分
※小田急線本厚木駅から・・・神奈中バスで約40分
◆車利用
※東名・厚木ICから約30分
※小田原厚木道路・平塚ICから約20分
【駐車場】
◆相模川河川敷(平塚競輪場東側)に無料駐車場を開設予定
◆平塚駅南口までのシャトルバスを運行(大人片道100円、こども50円)
できる限り公共交通機関を利用したほうがいいでしょう。
まとめ
平塚の七夕まつりにはずっと昔に行ったことがあります。
仙台の七夕も一度行ってみたいとは思いますが、なかなか行く機会がなくて・・・
もう一度、平塚の七夕も行ってみたいですね。