大國魂神社ではいろいろなイベントが行われますが、7月はすもも祭が有名です。
このすもも祭には大國魂神社で頒布されるからす団扇やからす扇子をを求めて、多くの人が訪れます。
毎年約7万人くらいの人出ですね。
すももを売る露天もたくさん出ますので、すももの効能やすもも酒の作り方なども紹介したいと思います。
大國魂神社 すもも祭 2015 日程
【大國魂神社 すもも祭 2015】
◆日程
◎ 2015年(平成27年)7月20日(月・祝)
◆時間
◎ 8:00~
◆からす団扇・からす扇子の頒布時刻
◎ 6:00~21:00頃まで
※毎年7月20日のみ頒布 当日行けない場合で欲しい人は事前に希望数に応じた初穂料を納めると取り置きしてくれるので、後日受け取りに行く
◆露天商
◎ 約120軒
※7:00頃から開店 21:00頃閉店
【すもも祭の起源】
源頼義・義家父子が、奥州安倍氏平定途中、大國魂神社に戦勝祈願をして戦に勝って、戦勝御礼詣りの際、神饌の一つとして李子(すもも)を供えたのが、この祭りの名前の由来です。
※神饌(しんせん) お供え物のこと
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大國魂神社で頒布される、からす団扇(うちわ)・からす扇子(せんす)
毎年7月20日のみ、この大國魂神社で頒布される「からす団扇」や「からす扇子」は五穀豊穣・悪疫防除・厄除として信仰されています。
このからす団扇やからす扇子であおぐと、農作物の害虫は駆除されて、病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると魔を祓って、その家に幸福が訪れるといわれています。
【からす団扇・からす扇子の価格】
◆からす団扇
◎ 500円
◆からす扇子 大
◎ 2,000円
◆からす扇子 小
◎ 1,500円
すももの効能やすもも酒の作り方
すももは「古事記」にも出てくるほど古い果物です。
とくに中国では肝を養うものとして重要な果物とされてきたようですね。
すももはの語源は「酸い桃」からきているみたいです。
英語ではプラムといい、プラムの中で濃い赤紫色の品種をプルーンといいます。
生のまま食べると二日酔いにいいといわれていますよ。
すもも祭ではだいたい1ネットが1,000円くらいが相場ですね。
【すももの効能】
◆良質のペクチンが含まれているので、便通を良くすることで緩下剤として利用
◆クエン酸・リンゴ酸・コバク酸の成分で疲労回復に効果
◆ビタミンAや鉄分を含むので、貧血・肝機能向上・生理不順などに効果
※生より干したものが効果が高くなるので、ドライプルーンなどはたくさん売られてますね。
【すももの保存方法】
すももは、青く未熟なものは室温で追熟させましょう。
赤みを帯び、香りが立ってきたら食べ頃ですが、すでに食べごろのものを買ってしまった場合は新聞紙などで包んでから袋に入れ、なるべく早く食べましょう。
【すもも酒の材料】
◆すもも 1kg
◆氷砂糖 500~800g(好みで1kg入れても)
◆ホワイトリカー 1.8リットル
◆4Lくらいの容器
※容器はよく洗って乾かしておく
【すもも酒の作り方】
(1)すももを水で皮を傷つけないようにしてよく洗う
(2)ヘタを取って水分をよく拭き取る
(3)容器にすもも・氷砂糖・すもも~の順に交互に入れ、最後が氷砂糖になるように入れる
(4)上からホワイトリカーを注ぐ
(5)冷暗所で保存する
※半年~1年くらいでガーゼなどで濾す(ガーゼがない場合はコーヒーフィルター等を利用)
すもも酒に使うすももは酸味がきつい、つまり酸っぱいほうが美味しくできます。
夏バテや疲れた時、元気が無い時などは、このすもも酒を30ml前後、飲むといいですよ。
まとめ
この日に頒布されるからす団扇やからす扇子はそれこそ、飛ぶように売れるんですね。
年に一度だけしか手に入れられないというと、やっぱり行きたくなりますね。
大國魂神社へのアクセスや駐車場情報はこちらの記事にあります。