鷲神社はおとりさまと呼ばれて親しまれ、酉の市発祥の神社として、酉の市には毎年約70万人~80万人の人出で賑わいます。
鷲神社の熊手御守は開運・商売繁昌のお守りとして「酉の市」のみに授与されます。
商売繁盛の縁起物の熊手を求めて、多くの人が訪れます。
鷲神社 酉の市 2015
2015年の酉の市は3回あります。
三の酉まである年は火事が多いといわれますよね。
これは地方などに宵に鳴かぬ鶏が鳴くと「火事が出る」といわれたことから出た俗信だそうです。
鷲神社の例祭は関東大震災や戦時中、終戦の年でも挙行され、一度として執行されなかった年はないそうです。
最近は商売繁盛を望む人だけでなく、恋愛成就を望む若い女性の参拝客も増えているようですね。
【鷲神社 酉の市 2015】
◆2015年(平成27年)
◎ 一の酉 11月5日(木)
◎ 二の酉 11月17日(火)
◎ 三の酉 11月29日(日)
どの酉の市に行ってもご利益は変わらないそうなので、自分の都合のいい日を選んで行くといいですね。
◆開催時間
各日とも午前0時から午後24時まで。
◆鎮座地
東京都台東区千束3丁目鎮座
【アクセス】
●地下鉄日比谷線 / 入谷駅北口3番出口より徒歩約7分
●Txつくばエクスプレス / 浅草駅より徒歩約8分
●地下鉄銀座線 / 田原町駅より徒歩約15分 台東区循環バス「南めぐりん」運行
●JR / 鴬谷駅南口より徒歩約20分 台東区循環バス「北めぐりん」運行
●東武線・メトロ浅草線/銀座線 浅草駅より約15分
●JR / 日暮里駅東口より錦糸町駅行き都バス千束下車徒歩2分
●JR /総武線錦糸町駅北口より日暮里駅行き乗車、千束下車徒歩2分
電車なら地下鉄の日比谷線入谷駅が一番近いですね。
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熊手御守を一番最初に求めた人に一番札が
【一番福は三本限定】
一番太鼓は午前0時に鳴ります。
それと同時に神社から授与する「熊手御守(かっこめ)」を最初に求めた人に一番札が与えれます。
それをもらった人は24金・純金小判と交換してもらえますよ。
どこのお札場から出るかはわかりません。
この「熊手御守(かっこめ)」は酉の市だけに頒布しているので、他の時では手に入れられません。
【縁起熊手について】
縁起熊手は昔は商売をしている人が買い求めましたが、近年は若い人向けの恋愛成就・家内安全・健康・勝運などの様々な願いも熊手によって叶えられるということで、商売をしていない人も求めていきます。
小さいものは1,000円からで売れ筋は20,000円~50,000円くらいですね。
熊手の買い方についてはこちらの記事も参考にしてください。
⇒■大國魂神社の2014年酉の市情報|初めての熊手の買い方と駐車場情報など
【ゴルフ守】
熊手御守は酉の市の時にしか手に入れられませんが、鷲神社には他にもゴルフ守もあります。
鷲神社の鷲は「イーグル」ということで、ゴルフの技術向上、飛距離アップを祈願した、ゴルフマーカーとキャディーバッグとに付けるお守りをセットにしたものが売られています。
マーカーの色は【白】【赤】【黄】【黒】の4種類あります。
ゴルフが好きな人にプレゼントしてもいいですね。
価格はちょっとお高めですが・・・
なでおかめは2015年酉の市の間は披露中止
「なでおかめ」は平成22年より、多くの人になでてもらおうということで、社殿の賽銭箱の上に移してお披露目されました。
鷲神社の「なでおかめ」はひそかに人気になっています。
とくに恋愛成就を願って、若い女性が撫でに行くそうです。
この鷲神社の「なでおかめ」は撫でる場所によってご利益が違うといわれています。
【鷲神社「なでおかめ」の云われ】
おでこをなでれば賢くなり
目をなでれば先見の明が効き
鼻をなでれば金運がつく
向かって右の頬をなでれば恋愛成就
左の頬をなでれば健康に
口をなでれば災いを防ぎ
顎(あご)から時計回りになでれば物事が丸く収まると云う
おかめとは天宇津女命(アメノウズメノミコト)のことと言われているそうですね。
おかめはお多福とも言われ、福が多く幸せを招く女性の象徴という事から縁起が良いとされ、酉の市の縁起熊手にも江戸より飾り付けられています。
この「なでおかめ」を社務所入り口(昇殿参拝受付所)前に移してお披露目する予定でしたが、残念ながら事故回避や混乱防止のために今年2015年(平成27年)は中止となりました。
ただ、酉の市期間以外は今まで通り拝殿正面にて披露されますから、「なでおかめ」を触りたい場合は酉の市の期間以外に行きましょう。
なかなか酉の市以外に行けない場合は「ミニなでおかめwith招き猫のストラップ守」が販売されていますので、そちらを求めてもいいかもしれませんね。
まとめ
浅草鷲神社は国際通りのほうに大鳥居があります。
境内はそれほど広くはありません。
鷲神社は浅草名所七福神の内、「寿老人」をお祀りしています。
この神様にあやかれば、大きな病気もせず、日々健康に暮らせ、不老長寿を授かることができるそうですよ。