奥多摩湖は紅葉が美しいことでも知られています。
美しい湖面の色にキレイな紅葉が映えて、秋に出かけたいスポットのひとつですね。
奥多摩湖にある有名なドラム缶橋、麦山の浮橋を渡りながら紅葉を楽しむのもいいですよ。
奥多摩湖の紅葉の見頃は?
奥多摩湖の正式名称は「小河内貯水池(おごうちちょすいち)」で、都民の水の約2割がこの小河内貯水池の水を利用しています。
かつての小河内村をダムでせき止めてつくられた人造湖ですね。
奥多摩湖の紅葉は、例年色づき始めるのは雲取山は10月の上旬から、奥多摩湖は10月下旬からです。
奥多摩湖畔の紅葉が見頃をむかえるのは11月の上旬から11月中旬くらいですね。
この紅葉の時期にはイベントも開催されます。
【第30回 山のふるさと村秋まつり 2015】
◆開催日
◎ 2015年(平成27年)11月7日(土)~11月8日(日)
◆入場料
◎ 無料
※問い合わせ 山のふるさと村 TEL:0428-86-2556
【奥多摩町町制施行60周年記念事業 山のふるさと村音楽祭】
◆開催日
◎ 2015年(平成27年)10月18日(日)
◆開催時間
◎ 10:15~15:00
※問い合わせ 奥多摩町観光産業課 TEL:0428-83-2295
紅葉する木の種類として、楓(いろは楓は有名です)・モミジ・イチョウ・サクラなどで、オススメスポットとしては山のむる里村、いこいの路、むかし道、見はらしの丘などですね。
奥多摩湖周辺を歩く場合は、歩きやすい靴や服装で行ったほうがいいですね。
パンプスとかスカートは避けたほうが・・・
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奥多摩湖の紅葉をいこいの路を歩いて楽しむ
いこいの路は、奥多摩水と緑のふれあい館から小河内ダム展望塔を経て徒歩700mの場所にあり、全長12kmの散策路です。
なだらかなコースとはいえ、5時間かかりますよ。
ですからいこいの路を散策しようと思ったら、早めに出かけて時間に余裕を持って散策した方がいいですね。
いこいの路の開設期間は8月1日~11月末までです。
このいこいの路は湖畔の山の斜面に作られているので、落石や転落の危険もあるため注意が必要です。
靴や服装はもちろん、山道を歩くのに適したものにしましょう。
12kmはけっこう長く、普段歩かない、体力のない人は早めに引き返したほうがいいかもしれません。
12kmがゴールのふるさと村なのですが、じつはここには公共交通機関がないんですよね。
じゃあ、どうするかというと、そこからさらに最寄りのバス停である小河内神社まで歩くことになります。
これがまた、ちょっとではなく2.5kmあるんですね。
つまり、全部で14.5km歩くことを覚悟して行く・・・ということになります。
そのバスも何本もあるわけではありません。
【西東京バス 小河内神社バス停時刻表】
★系統名:「奥09」奥多摩駅行き
◆平日
◎ 6:30 9:37 10:34 16:50
◆土曜日
◎ 7:01 7:56 10:41 14:49
◆休日
◎ 7:01 7:56 10:41 14:49
★系統名:「奥10」奥多摩駅行き
◆平日
◎ 6:36 14:01 16:01 18:46
◆土曜日
◎ 10:06 12:31 14:01 16:11 18:46
◆休日
◎ 10:06 12:31 14:01 16:11 18:46
★系統名:「奥11」奥多摩駅行き
◆平日
◎ 7:31 19:07 20:07
◆土曜日
◎ 19:17 20:07
◆休日
◎ 19:17 20:07
★系統名:「奥12」奥多摩駅行き
◆平日
◎ 9:13 12:08 15:05 18:12
◆土曜日
◎ 9:01 12:08 15:12 18:12
◆休日
◎ 9:01 12:08 15:12 18:12
帰りのバスをチェックして、その時間に間に合うように計画を立てたほうがいいですね。
【その他の情報】
自転車・バイク・自動車は乗り入れることができません。
奥多摩は「ツキノワグマ」の目撃情報があるところです。
クマの他にスズメバチにも注意が必要なところですから、服装の色などにも注意が必要です。
⇒■関連記事 スズメバチに刺された時の対処法|登山などでハチに刺されないためには
先日の大雨の影響で、「いこいの路」は閉鎖されていて、開通したのは9月14日です。
天候によっては閉鎖する場合がありますから、事前に調べたほうがいい場合もありますね。
【奥多摩水と緑のふれあい館へのアクセス】
◆電車・バス利用
◎ JR青梅線奥多摩駅前から「奥多摩湖」「鴨沢西」「丹波」「峰谷」「留浦」行きのいずれかのバスに乗車
◎ 約20分 奥多摩湖停留所下車
◆車利用
◎ 青梅街道から国道411号線を山梨方面に進む
★駐車場(無料)
◎ ふれあい館隣接駐車場
◎ 水根駐車場(奥多摩町)
◎ 大麦代駐車場(奥多摩町)
※混雑時は、水根駐車場又は大麦代駐車場をご利用ください。
奥多摩湖のドラム缶橋 麦山の浮橋
地元の人達は「ドラム缶橋」と呼んでいる、麦山の浮橋も先日の大雨の影響で閉鎖されていました。
開通したのは9月11日からですね。
この麦山の浮橋は小河内ダム建設の際に、水没した道の代替として設けられたもので、橋の上から奥多摩湖を360度見渡すことができるビュースポットとして人気になっています。
全長は220mあります。
奥多摩湖には浮橋が2つあります。
ひとつが麦山の浮橋で、もうひとつは留浦浮橋です。
奥多摩三山の一つ、三頭山へ登る人は、この麦山の浮橋「ドラム缶橋」を渡って登山を楽しむんですよね。
湖面の上から紅葉を楽しむのもいいですよ。
【麦山の浮橋へのアクセス】
◎ JR青梅線奥多摩駅からバス約20分、小河内神社前下車、徒歩すぐ
奥多摩湖には浮橋の他に「しだくらつり橋」というのがあります。
橋の上からの絶景は見事ですが、高所恐怖症の人は無理かも・・・
奥多摩湖畔ではなく、「むかし道」の方にあります。
以前は5人以上で渡ってはいけないとされていたのが、最近は3人になったようで・・・
老朽化してきて危ないということでしょうか?・・・・・
まとめ
奥多摩というと寺島進さんが駐在をやっているサスペンス、奥多摩駐在刑事を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
奥多摩は登山に向かう人や釣りに行く人も多いんですよね。
あの風景からは東京であるというのがちょっと信じられないくらい、きれいです。