日本橋恵比寿講べったら市は宝田恵比寿神社を中心とした大伝馬町一帯に、べったら漬を売る露天が立ち並ぶ伝統ある市です。
宝田恵比寿神社は日本橋七福神の恵比寿神で、商売繁昌・家族繁栄・火防の守護神とされています。
日本橋恵比寿講べったら市は商売繁盛を祈って開かれます。
日本橋恵比寿講べったら市 2015 開催日程
【日本橋恵比寿講べったら市 2015】
◆開催日程
◎ 2015年(平成27年)10月19日(月)・20日(火)
◆開催時間
◎ 12:00~21:00
◆会場
◎ 宝田恵比寿神社周辺 日本橋本町三丁目 大伝馬町一之部町会 堀留町1丁目
◆露天の有無
◎ あり 約500店(うちべったら漬は30店ほど)
◆来場者数
◎ 約10万人
◆問い合わせ
◎ 宝田恵比寿神社べったら市保存会
TEL:090-4674-7071
【アクセス】
◆最寄り駅
◎ 新日本橋 JR東日本 徒歩約5分
◎ 小伝馬町 東京メトロ
◎ 三越前 東京メトロ
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べったら漬とは?
【べったら漬】
べったら漬けは大根を浅く塩漬けにした後、米麹で漬けた東京を代表する名産品ですね。
大根の表面についている米麹がべたべたして「べったりつく」ので「べったら漬」と呼ばれるようになったようです。
べったら漬を作っているお店の中でも「東京新高屋(とうきょうにいたかや)」の「東京べったら漬」は江戸時代中期からと歴史が古く、宮内庁御用達となっています。
それだけではなく全国観光土産品連盟の「観光土産品推奨品」、東京都中央区観光協会の推奨名産品としての指定も受けていますから、人気なのもうなずけますね。
べったら市ではべったら漬を売っている露天で味見をすることが出来ますから、ご自分の好みのものを買うことができますよ。
べったら漬は自分でも作ることができますが、甘酒の素を糀ともち米で作るのが面倒という人もいますよね。
甘酒の素は濃縮タイプの市販のものを利用して作る人もいれば、塩麹を使って作る人も・・・
こちらでは塩麹を使った簡単べったら漬の人気レシピです。
べったら市の由来
【べったら市の由来】
江戸中期頃に宝田恵比寿神社の門前で、10月20日の恵比寿講にお供えするため、前日に当たる19日に市が立って、野菜とか魚、神棚や打ち出の小槌などが売られていたのが、「べったら漬」が評判になって「べったら市」という名が定着していったようですね。
宝田恵比寿神社は商売繁盛、家族繁栄、火防守護の神様ですが、とくに商売繁盛を祈って恵比寿講は開かれますので、商売をなさっている人も多く訪れます。
「べったら市」は日にちが決まっているので、毎年、開催される曜日は変わります。
今年は月と火ですけど、金曜日があたる時は会社帰りの人たちでものすごく賑わいます。
露天だけではなく「みこし」も見られます。
19日(月)は「子どもみこし」・「山車」(15:30~17:00)が、「大人みこし」は(16:30~20:00)です。
20日(火)は「盆おどり」(16:00~18:00)が行われます。
まとめ
べったら漬ってちょっと甘いので、ご飯のお供というより「お茶うけ」で食べることが多かったですね。
大根って醤油で漬けたり、たくあん漬けにしたりもできますから、漬物としていろいろ使えて便利ですよね。
冬はおでんにかならず入れます。
大根おろしにも使いますし・・・
そういえば関東・・・というか私のまわりでは大根おろしは下の方の辛い部分を使ったり、大根おろし用の辛い大根を使うことがほとんどですが、以前、東北の人が(宮城)大根おろしは甘いほうが美味しいって・・・・
うちではやっぱり、辛いほうがいいですけどね。