キダチアロエをやけどに使うと効果ある?専門医はダメっていうけど本当は?

アロエは「医者いらず」といわれ、昔から家庭の「常備薬」というくらい、利用されてきました。

便秘ややけど、痔にも効果があると言われていますが、最近の皮膚科などの専門医はやけどをしたら、どんな程度でも絶対にアロエはNGですぐ病院に行くようにと促しています。

もちろん、広範囲にやけどしたり、重度の場合は当然、病院に行くべきですが・・・

じっさいに長年、アロエを使用してきて、どうなのかを紹介したいと思います。

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キダチアロエの効能と注意点

キダチアロエ02日本で栽培されているのはキダチアロエかアロエベラですね。

多くの家庭で栽培されているのはキダチアロエのほうではないでしょうか。

アロエには多くの効能があるといわれています。

【キダチアロエの効能】

健胃整腸効果がある

ただし、胃潰瘍などの胃の疾患がある場合、吐き気や胃痛を引き起こすことがある

この場合はアロエベラの方がいい

胃潰瘍などの胃酸過多ではなく、胃が活発に動いていない場合は効果を期待できる

軽いやけどに効果がある

日焼け・肌荒れに効果がある

便秘に効果がある

痔に効果がある

【使用する時の注意点】

やけどでも天ぷら油がはねたり、熱湯が少しかかったり、熱い鍋などにちょっと触れたりしてできた赤く腫れる程度のやけど以外は流水で幹部を冷やした後に専門医にかかる

キダチアロエを内服して使う場合、妊婦や生理中は摂取しない

アロエに含まれる成分に子宮を収縮させる成分が含まれていることや、骨盤内の充血が高まる作用があるので妊婦や生理中は接種を控えた方がいい

アロエを生で食べる場合、3cm以下を目安にする

外用で使用する時、よく洗ってからトゲは必ず切り取る

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キダチアロエを実際に使っていてその効果は

長年、庭に植えてあるアロエですが、うちにはアロエベラとキダチアロエの両方が植えてあります。

でも、使うのはキダチアロエのほうが多いかもしれません。

基本、軽いやけどにはアロエを使っています。

やけど用の軟膏などを塗るより、アロエのほうが痕が残らず、きれいに治ったからです。

専門医は軽いやけどでも、雑菌によってやけどの傷が化膿したりして悪化する可能性があるということで注意しているようです。

たぶん、なかにはそういう人もいるのでしょうが、きちんと洗って使ってきて、今までそういうことは一度もありませんでした。

熱い鍋とか触れて500円玉くらいに赤くなった腕とか、油はねとかもアロエできれいになりました。

すぐに患部を水道水を流しながら冷やし、その後、よく洗ったアロエは皮をむき、中のゼリー状のものを当ててその上からラップでしばらく撒いておきます。

やけどが小さい場合はゼリー状のものを上から滅菌ガーゼで押さえて、紙絆創膏などでとめておきます。

流水で冷やしたらすぐにやったほうが効果的です。

あとで当てると、やけどの痕が消えるのが遅くなりました。

内服ではほとんど利用はしていません。

あと、知人からいぼ痔にも良く効くといわれました。

その人に使い方を聞いたのですが、お風呂に入って身体をきれいに洗った後に、アロエのゼリー状のものを患部に当てて、滅菌ガーゼを当ててやはり紙絆創膏などで押さえて寝ると、数日から1週間位で軽くなるそうです。

もちろん、人によって効果の出る過程は違うと思いますが、効果があったと知人、数人から聞いています。

うちではやけどメインで、滅多に必要にはならなくても、ないと困るものです。

キダチアロエの育て方

キダチアロエ03アロエは思ったより丈夫な植物です。

水は土が乾燥しきらない程度にあげる(鉢植えの場合)

外気温が零下2度以下に下がらない地方なら庭に植えても可

※だいたい関東から南

庭に植える場合、軒先で日当たりが良い場所

うちは(私はというべきでしょうか・・・)手をかけないですむものしか植えないので、アロエも地植えのものは水やりとかしたことありません。

南関東ですが、たしかに寒い冬は霜にやられる時もあります。

光を通す透明のビニールクロスの古いものをかけておいたら、かなり霜よけにはよかったようです。

※光を通さない場合、昼間は日光に当ててあげたほうがいいので、それが面倒だったので・・・

アロエはキダチアロエでもアロエベラでもひと株植えると、どんどん増殖していきます。

また、もっと増やしたい場合、アロエの茎は黒っぽい茶色へと変色して木質化してくるので、夏場とかに大きくなっているアロエを切って、挿し木にするとすぐに根が生えてくるので増やすことが出来ます。

土にさす部分は20cm~30cmくらいあったほうがいいでしょう。

アロエが霜とか雪で茶色くダメになってしまった場合、まめな人はすぐ、枯れた茶色い部分を根元から切ってしまいますが、これをやるとアロエは本当に枯れてしまいます。

切りたいのを我慢して?ほおって置いてください。

春先から初夏にかけて、枯れたと思っている親の養分を吸い取って、「子」が脇から生えてきます。

その「子」が大きくなってから枯れた茶色い部分を切りましょう。

その他、蜂がアロエの影に巣を作りやすかったので、密集しないように時々、カットしています。

キダチアロエの花は初冬くらいから咲き始めます。(この辺では)

こんな花です。

キダチアロエの花地植えのものは良く咲きますが、鉢植えにしたものは咲いたことがありません・・・

残念ですが・・・・

まとめ

軽いやけどにはアロエは本当に便利です。

ただアレルギーがあるとかの心配がある人は避けたほうがいいかもしれません。

アロエは鉢植えを買ってもそんなに高くないと思います。

コツさえつかめば、簡単に増やすことも出来ます。

なにより、あまり手のかからない植物なので、育てるのも楽だと思いますよ。

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