今年も「やまがた宿芋煮会」が開催されます。
関東一の大鍋で一気に作る大量の芋煮は見るだけでも迫力ありますね。
地元食材をふんだんに使った特製の芋煮は人気でお昼すぎには売り切れてしまうこともあります。
第19回 やまがた宿芋煮会 2016
今年で19回目となる「やまがた宿芋煮会」は茨城産の食材をふんだんに使った、特製の芋煮です。
別料金でゆったりと芋煮会が満喫できる「芋煮茶屋コーナー」もありますよ。
もちろん、芋煮だけでなく、鮎の塩焼きや芋串などの料理もあり、特産品販売コーナーなども予定されています。
関東一と言われている大鍋は直径が3.5mあり、深さも1.1mもあります。
重さは1.8tもあるそうです。
地元企業の協力で作成されたアルミ製の大鍋です。
それだけ巨大なので鍋のフタを取るのもクレーンを使うんですね。
ですから一度に何千食も作れるのも納得です。
【第19回 やまがた宿芋煮会 2016】
◆開催日程
◎ 2016年(平成28年)11月20日(日)
※予備日 11月23日(水・祝)
※芋煮が出来上がるのは11時くらいですが、作っている最中の光景も見逃せませんよ。
◆開催場所
◎ 清流公園 河川敷
◆料金
◎ 芋煮:1杯 300円
◎ 芋煮茶屋:前売り券 1人 2,500円 当日券 1日 3,000円
◆問い合わせ
◎ やまがた宿芋煮会実行委員会(常陸大宮市山方総合支所 経済建設課)
TEL:0295-57-2121
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山方産の里芋
「やまがた宿芋煮会」で使われる里芋は山方産の里芋です。
山形産ではありません。
ちょっと「山形」の字を間違えたのかな?
って思ってしまいそうですが・・・
地元、茨城県常陸大宮市山方で作られている里芋です。
この地方ではその里芋をゆでるか蒸して、それを串に刺し、味噌ダレなどを塗って炭火で焼いた「芋串」も名物です。
芋煮と芋串を食べれば、けっこうお腹いっぱいになりますよ。
芋串は茨城だけではなく、栃木県などでも郷土料理としてよく食べられています。
里芋の生産地では他でも芋串を食べているところがあるようですね。
「奥久慈しゃも肉」もこの「やまがた宿芋煮会」でたくさん使われています。
ダシにこだわっていて、昆布ダシ、干しシイタケの戻し汁を加え、別の大鍋でとった奥久慈しゃものガラスープも使います。
使わている野菜、こんにゃくなども地元の企業やボランティアによって、手作業で切り分けられているんですね。
日本酒も使われていて、それが常陸大宮の最古の酒造、根元酒造の「久慈の山」もたくさん投入されるんだとか・・・24升とか・・・
茨城県の清酒の鑑評会でよく「賞」をとっている銘柄ですね、「久慈の山」は・・・
芋煮は約2時間くらいで完成します。
奥久慈しゃもの生産地域は久慈川沿いに多く、その中心的な地域は久慈郡大子町です。
地鶏と言われているものは数多くありますが、ブロイラーとかけあわせたものが多く、飼育期間も通常、80日以内がほとんどです。
有名な「比内地鶏」と同じように、「奥久慈しゃも」も飼育期間が100日を超えています。
肉質は低脂肪で歯ごたえがあり、深い味わいがあるのが特徴です。
大子町といえば観光名所は「袋田の滝」です。
久慈川の支流、滝川上流に架かる「袋田の滝」は日本三名瀑のひとつに数えられています。
長さは120m・幅は73mで、冬には「氷瀑」と呼ばれている、滝が凍結する現象が発生することがあることでも有名です。
清流公園へのアクセス
◆電車利用
◎ 最寄り駅 JR水郡線「山方宿」駅下車
徒歩約 5分
JR水郷線は「水戸~常陸太田・郡山」を結んでいます。
東京からはJR宇都宮線(東北本線)・JR上野東京ライン特急ひたち、JR常磐線などを利用して水戸まで行って乗り換えます。
「山方宿駅」からは「山方淡水魚館」を目印に歩くと簡単ですね。
この「山方淡水魚館」は久慈川に面した日本一小さな規模の水族館で、その近くの久慈川の河川敷が会場となっています。
清流公園にはトイレ(水洗)などもあるので、河川敷が会場でも安心です。
もっとも当日は多くの人が集まるので、トイレは早め早めに利用した方がいいと思いますが・・・
ちなみに「山方淡水魚館」は大人で150円、小人で70円で入館できます。
◆車利用
◎ 常磐自動車道「那珂」ICから国道118号線大子方面へ30分
◆駐車場
◎ あり 300台(無料)
まとめ
旅行がてら「やまがた宿芋煮会」に行ってもいいですね。
温泉に宿泊しても・・・
この付近にはたくさんのゴルフ場もあるんですよね。