ドライヤーの取扱説明書をしっかり読んだことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
通常は箱から出してすぐ使う人がほとんどですよね。
ところが注意書きをよく読んでいないために、事故が起きてヤケドなどをする場合も・・・
もう一度、しっかりチェックしたほうがいいかもしれません。
ドライヤーの事故が多い!コード巻きつけも危険
ドライヤーを使用していて、異常に気がついていてもそのまま使っている人もかなりいるようです。
その結果、ドライヤーから発煙、発火、火花などが発生し、ヤケドを負うことも少なくありません。
ドライヤーを使用中に、頻繁に止まったり、コードが発熱したり一部だけやわらかくなっていても使用を続けていると事故につながりかねません。
女性の場合は特に、ショートヘア以外の人は、ドライヤーの吸込口に髪の毛が吸い込まれたことがある人も多いと思います。
焦げ臭いニオイがして、中の髪の毛を取り出そうとしてもとれないことも・・・
私も数回、経験があります・・・
何か変だな?・・・と感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。
使用中に本体内部が赤くなっている時も使用中止のサインです。
なかにはそのまま使い続けて、吹き出し口から炎が出た人もいるそうですよ。
壊れないから使い続けているという人も多いですが、ドライヤーは安価なものもけっこうあるので異常が見つかったら修理するというより買い替えたほうがいいかもしれません。
【ドライヤーを使う上での注意事項】
◆コードをドライヤー本体に巻きつけない
◆髪の毛を(とくに長い人は)吸込口に近づけないように気をつける
◆使っていて変だなと異常を感じたら使用をやめる
◆切替スイッチを必要以上に早く動かさないようにして使う
※ガチャガチャ早く動かすことが多いと故障の原因になる
◆使用中は吸込口をふさがないように気をつける
※吸込口をふさぐような状態で使うとヒーターが加熱して熱変形することもある
◆コードが変形していたら使用をやめる
◆電源の入切が不安定の場合は使用をやめる
◆コンセントの差し込みがゆるい場合は電源プラグが熱くなることがあるが、ゆるくないものに差し込んでも電源プラブが熱くなる時は使用をやめる
◆コンセントからコードを抜く時は電源プラグを持って抜く
※コードを引っ張って電源プラグを抜くと断線の原因になる
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断線して火花 ヤケドに注意
ドライヤーのコードを本体に巻きつけて保管しているとねじれやストレスがかかり、断線の原因になります。
とくに電源コードの本体側の付け根部分は断線しやすいので、ここをいつも折れ曲がるように保管していると断線の危険があります。
引っ張りや屈曲、ねじれなどが繰り返されるとコードの中の芯線が切れてしまうことがあり、切れていない部分に過度の電流が流れて発煙や発火の原因になることがあるんですね。
ただ、事故や起きたケースで、コードを本体に巻きつけてはいなくても発火していることがあります。
巻きつけていなくてもドライヤー本体を持たずにコードを持ってぶらさげたり、コードの扱いが雑なためにコードに負荷がかかったりしていると発火などの事故につながることがあるようです。
ドライヤー内部にホコリ・ゴミ・吸い込んだ髪の毛などを放置しておくことも故障や事故の原因になることがあります。
便利で使い方も簡単な家電ですが、扱いによっては危険な事故を招くので気をつけたいですね。
手や胸、顔などにヤケドを負った事故のケースも増えています。
ドライヤーが火を吹いた・・・という経験をした人がけっこういるので気をつけましょう。
ドライヤーの手入れ方法
【ドライヤーの収納方法】
◆ドライヤーのコードの断線を防ぐために絶対にコードを本体に巻き付けないこと
箱などに入れたり、フックで吊るす時も(本体に巻き付けなくても)コードを細かく折りたたむようにしないよう気をつけましょう。
ホコリなどが故障の原因になることもあるので、ホコリが付きやすい場所を避けたほうがいいかもしれません。
【ドライヤーの手入れ方法】
吸込口・吹出口にホコリが付着していると故障や事故の原因になります。
吸込口・吹出口はブラシ(歯ブラシなど)や綿棒、掃除機などで定期的に取り除きます。
できれば最低1ヶ月に1度はやったほうがいいと思います。(使う頻度や状態にもよりますが・・・)
本体に関しては石鹸水などを含ませた布で拭きます。
追記
ドライヤーの吹出口の網目の向こう側にホコリがたくさんたまってしまうと、簡単にとれなくなります。
その場合はスイッチを入れてcoldにした状態で、綿棒を使い、網についたホコリのところでくるくる回しているととれます。
たまったホコリの量にもよりますが、気長に綿棒でくるくるすると少しずつとれていきますよ。
まとめ
ドライヤーのコードを本体に巻きつけてはいけないということを知らない人のほうが多いそうです。
それによってコードの芯線が切れて発火の原因となったり、ヤケドしたりするケースが多いので簡単な家電でも、使う前は一応、注意事項などを取扱説明書を読んで確認しておいたほうがいいですよ。