見世物といっても若い人にはピンとこない人も多いですよね。
聞いたことはあっても見たことない人のほうが多いですから・・・
江戸時代から昭和を経て、現代までつながっている多種多様な見世物について展示・紹介するのが「見世物大博覧会」です。
国立歴史民俗博物館 見世物大博覧会 2017
【見世物大博覧会 2017】
「見世物大博覧会」は特集展示として「第3展示室」で開催されます。
おもに国立歴史民俗博物館と個人所蔵の「絵看板」「錦絵」「一枚摺」などが展示されます。
見世物といっても軽業や曲芸などの「技芸見世物」異国から渡来した「動物見世物」などをはじめ一式飾や生人形などの「細工見世物」などもありました。
国立歴史民俗博物館の既存の展示資料である「のぞきからくり」、「早竹虎吉軽業 模型」、「三尊仏」なども関連資料として紹介されます。
◆開催日程
◎ 2017年1月17日(火)~3月20日(月・祝)
※休館日:月曜日 祝津の場合は開館し翌日が休館
◆開催時間
◎ 1月~2月
9:30~16:30
◎ 3月
9:30~17:00
※最終入館は閉館30分前まで
◆会場
◎ 国立歴史民俗博物館 第3展示室
◆料金()内は団体料金 20名以上 税込
◎ 一般 420円(350円)
◎ 高校生・大学生 250円(200円)
◎ 小・中学生無料
◆問い合わせ
◎ NTTハローダイヤル
TEL:03-5777-8600
【おもな展示資料】
・『信西入道舞楽之図』
・大坂下り女力持 柳川ともよ
・二代目柳川一蝶斎、浅草奥山におゐて興行仕候
・豹の見世物
・流行美人浅草公園水族館
・人魚のミイラ
・絵看板 たこ娘・かに男(個人蔵)
計約 40点
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国立歴史民俗博物館へのアクセス
【国立歴史民俗博物館】
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
TEL:043-486-0123(代)
◆電車利用
◎ JR総武線「佐倉駅」下車
・佐倉駅からバス利用
北口1番のりば ちばグリーンバス田町車庫行に乗車
「国立歴史民俗博物館」または「国立博物館入口」で下車
◎ 京成電鉄「京成佐倉駅」下車
徒歩約 15分
・バス利用
南口1番のりば ちばグリーンバス
田町車庫行・京成臼井駅行・志津駅行・四街道駅行のいずれかに乗車
「国立歴史民俗博物館」または「国立博物館入口」で下車
◆東京駅より高速バス利用
東京駅 3番停留所発(9:55) 国立歴史民俗博物館行
◆車利用
◎ 首都高速→(京葉道路・首都高湾岸線)→東関東自動車道・四街道IC→
案内板に従ってICから約8km
※駐車場完備 250台(無料)
展示場での飲食は禁止ですが、国立歴史民俗博物館にはレストランもあります。
古代米を使ったメニューも多いですよ。
レストランは10:00から利用できますが、食事の提供は11:00からとなっています。
お弁当を持っていく場合は館に隣接した芝生広場近くに250席の休憩所があります。
予約はできませんが、ここでお弁当を食べることができますよ。
日本最後の見世物小屋「大寅興行社」
「見世物小屋」が現存しているのをご存知でしょうか?
数多くあった見世物小屋は消えてなくなりましたが、唯一残っているのが「大寅興行社」の見世物小屋です。
小屋の中では非日常の怪しい世界が広がり、人によってはかなり怖い思いをすることも・・・
それだけに好奇心をそそられるともいえますが・・・
この大寅興行社の見世物小屋がいつまで続けてくれるのかはわかりませんが、都内近郊に住んでいるなら年末に見ることができるかもしれません。
「大寅興行社の見世物小屋」は「新宿花園神社の酉の市」で見ることができます。
「へびを食べる女」とか「ニワトリを食べる女」とかの演目があると思いますが・・・
見てトラウマになりそうな人は避けたほうがいいと思いますが・・・
昔は神社などのお祭りで屋台に並んであったのが、テレビの普及などによって次第に消えてなくなりましたね。
今年の酉の市でも見られるかどうかはわかりませんが、興味ある人は体験してみるのもいいかもしれません。
まとめ
総合展示室の見学路は4kmもあります。しっくり時間をかけて見る人はいいですが、急いで「見世物大博覧会」を見たい場合は中央階段を使って第3展示室から観覧するといいですね。
見学する際は万年筆・ボールペンなどのインクの筆記具の使用禁止ですから注意してください。