第18回国宝松本城夜桜会2017と第10回桜並木のライトアップ光の回廊

国宝松本城は日本に5つある国宝城郭のひとつです。

戦国時代の永正年代はじめに造られた「深志城(ふかしじょう)」が始まりで、のちに「松本城」と改められました。

その国宝松本城で今年も「夜桜会」が開催されます。

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第18回 国宝松本城 夜桜会 2017

日本にある国宝城郭は5つです。

松本城はそのひとつです。

では、他の4つの城は?

それは「犬山城」「彦根城」「姫路城」「松江城」です。

国宝松本城では毎年「夜桜会」が開催され、ライトアップされた城と桜が楽しめます。

総掘外周も含めて、およそ300本程度の桜がありますよ。

【第18回 国宝松本城 夜桜会 2017】

◆開催期間

◎ 松本城管理事務所による開花宣言の3日後から、8日間開催

◆開催時間

◎ 17:30~21:00

◆開催場所

◎ 国宝松本城本丸庭園

長野県松本市丸の内4-1

◆入場料

◎ 開催時間中、本丸庭園を夜間無料開放
※ただし、天守にはのぼれません。

◆おもなイベント内容

・国宝松本城天守と本丸庭園の桜をライトアップ
※日没~22:00 曜日により21:00
・月見櫓(つきみやぐら)での三曲(箏・尺八)、フルート、雅楽の演奏
※鑑賞無料 18:00~20:50
・本丸庭園内でお茶席が設けられる
※一席 500円 裏千家淡交会は前半の4日間、表千家同門会は後半の4日間
・花見団子の屋台(松本古城会)と常設売店の営業

◆問い合わせ

◎ 松本城管理事務所

TEL:0263-32-2902

【昼間に国宝松本城を見学をしたい場合】

◆開場時間

◎ 8:30~17:00
※入場は16:30まで

◆入場口

◎ 南側の黒門のみ

◆観覧料

◎ 大人:610円 小・中学生:300円
※小学生未満無料
※団体割引あり

◆観覧所要時間

◎ 平均 45分~60分

◆松本城おもてなし隊について

◎ 本丸庭園内に忍者などの装束をまとった「おもてなし隊」が9:00~16:00の間に登場
※一緒に写真撮影ができます。

◆注意事項など

・現存最古の五重六階の木造天守なので階段のみ利用
※階段の数:約140段 階段の最大斜度:約61度
・天守内土足厳禁
※入口で下足袋を配布
・天守内にトイレはなし
・本丸庭園内は飲食禁止
・場内は禁煙
※管理事務所横に喫煙所あり
・本丸庭園と天守はペット同伴不可
・本丸庭園内にコインロッカーあり
※大きなものは売店に預けられます(貴重品・割れ物不可)

【アクセス】

◆電車利用

◎ JR篠ノ井線「松本駅」下車 徒歩約 15分

◆バス利用

◎ 松本周遊バス「タウンスニーカー」北コース
「松本駅お城口」発 → 「松本城・市役所前」下車 乗車時間 約 10分

◆車利用

◎ 長野自動車道の松本ICから国道158号を松本市街地方面へ約 3km 約 15分

◆駐車場

松本城近くに有料駐車場があります。

◎ 市営松本城大手門駐車場
松本城まで徒歩約 5分
開場 7:30~22:30
普通車 150円/30分、大型車 370円/30分
TEL 0263-33-1010

◎ 市営開智駐車場
松本城まで徒歩約5分
開場 8:00~18:00
普通車 200円/時間(超過 100円/30分)
TEL 0263-39-6650

◎ 市営開智大型駐車場
松本城まで徒歩約5分
開場 8:00~17:00
大型車 510円/時間(超過 250円/30分)
※臨時駐車場になります

⇒■松本城公園付近の案内図

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第10回 国宝松本城桜並木 光の回廊

松本城の天守のライトアップは年間を通じて行われていますが、桜並木のライトアップは期間が限られています。

もちろん、桜が咲いている時期じゃないと意味ないですからね。

桜が咲く時期は毎年決まった日ではないので「夜桜会」と同じように「松本城管理事務所による開花宣言」の日がポイントとなります。

【第10回 国宝松本城桜並木 光の回廊】

◆開催時間

◎ 松本城管理事務所による開花宣言の3日後から、10日間開催
※日曜日から木曜日 18:30~21:00 金・土曜日 18:30~22:00

◆場所

◎ 松本城外堀の桜並木等
※変更などの場合もあり

4月といっても日没後の松本はかなり寒いですから、薄手の上着を避けて冬物のコートなどのほうが安心ですよ。

ライトアップされた桜のなかでも「清正公 駒つなぎの桜」が人気です。

熊本城主であった加藤清正公が江戸からの帰りに立ち寄った際に、松本城二代目城主の石川康長が清正公に馬を差し上げたときにつないだ木(しだれ桜)です。

国宝松本城の二十六夜神伝説

国宝松本城の天守閣は外からは五重に見えます。

でも内部は六階になっていて、窓がない暗い部屋が天守三階にあり、最も安全なところとして戦のときに武士が集まるところだったそうです。

最上階の天守六階は敵の様子を見る「望楼(ぼうろう)」として使われ、天上中央には二十六夜神がまつられています。

二十六夜神をなぜまつっているかについては伝説で語られています。

五代城主であった「戸田康長(とだやすなが)」が松本城に入って迎えた初めての新年である元和4年(1618年)閏(うるう)正月26日の夜のことです。

持筒頭(もちづつがしら)の川井八郎三郎という武士が本丸御殿で夜中の城の守りをしていたときに、月が出ました。

その時、だれかに名前を呼ばれ、ふり向くと緋(ひ 赤)のはかまをつけた美しいお姫様が立っていたそうです。

おもわずひれ伏した八郎三郎にお姫様は錦の袋を与えたそうです。

お姫様は「二十六夜神をまつって米3石3斗3升3合3勺をたいて祝えば城は栄えていきますが、決して袋の口だけは開けないように」と八郎三郎に告げ、天守の上の方に消えていったそうです。

このことを八郎三郎はお殿様の康長に伝えると康長は天守六階の梁の上に二十六夜神様をまつり、いわれたとおりに2月から毎月26日にはおそなえをしてまつったそうです。

松本城は享保12年(1727年)に本丸御殿が火事にあいました。

しかし、天守が焼けなかったのは二十六夜神様のおかげだと伝えられています。

まとめ

お城と桜の写真って人気ありますよね。

とくにライトアップされたものとかは・・・

でも夜桜見物をゆっくり楽しむには、暖かい服装で出かけたほうがいいですね。

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