暮れになるとテレビでもたびたび放送されるのが忠臣蔵ですよね。
赤穂四十七義士が吉良上野介の屋敷に討ち入りをして、主君の仇をとって潔く散った話は有名ですが、その義士たちのお墓があるのが泉岳寺です。
毎年行われる赤穂義士祭は1日中、線香をあげる人が絶えないくらいに多くの人が訪れます。
泉岳寺 12月の赤穂義士祭
【開催期間】
2014年12月14日
【開催時間】
7:00~22:00まで
財界二世学院主催義士行列の到着時間は午後2時30分頃予定
【赤穂義士記念館】
拝観時間 9:00~16:00(冬時間)
◆参道にも多数の露店が出ます
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四十七士なのにお墓は48ある?
◆主悦梅
大石主税が切腹した松平隠岐守三田屋敷に植えられていた梅
◆瑤池梅
義士の墓守をした堀部妙海法尼が瑤泉院から賜った鉢植えの梅を移植したもの
◆血染めの梅、血染めの石
浅野内匠頭が田村右京大夫邸の庭先で切腹した際に、その血がかかったと伝えられている梅と石
◆首洗い井戸
義士が本懐成就後、吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告したところから「首洗い井戸」と呼ばれている
【墓碑が48ある理由】
47士の他に、本人は討ち入りを熱望したものの周囲の反対に遭い、討ち入り前に切腹した萱野(かやの)三平の供養墓があり、それを入れて48の墓碑となっています。
戒名「刃道喜剣信士」と刻まれていて、かつてこの墓は村上喜剣のものだとも言われていたようですが、現在では萱野三平(1675~1702)のものだとされているようですね。
墓所の入り口でお線香を売っていますから持って行かなくても大丈夫です。
四十七士のお墓は事件後の預け先別に分かれて配置されているようです。
◆大石内蔵助ら17名 熊本藩細川家
◆内蔵助の長男・主悦と最年長77歳の堀部弥兵衛ら9名 伊予松山藩松平家
◆その他10名 長府藩毛利家
◆その他9名 岡崎藩水野家
◆唯一生き残った寺坂吉右衛門の墓もある
※48の墓のうち、萱野三平、寺坂吉右衛門そして間新六の3名は遺体が埋葬されていないそうです。
泉岳寺へのアクセス
【電車の場合】
◆都営浅草線=泉岳寺駅下車(A2出口) 泉岳寺駅からは徒歩1分約200m
【バスの場合】
◆都バス=泉岳寺前下車 [品97]品川車庫前行
◆新宿駅西口-信濃町駅南口-品川駅 [反96甲or乙]赤羽橋駅前循環
◆五反田駅-品川駅前-麻布十番駅前-白金高輪駅前-五反田
電車だと、本当にA2を出るとすぐです。
まとめ
赤穂義士祭は昼間行けば、義士行列なども見られますし、お墓もよくわかると思います。
私が行ったのは夜だったんですが、それでもすごい人・人・人でした。
線香をゆっくりあげるのは無理・・というくらい行列ができていて、あげたらすぐ次・・・みたいな感じでしたね。
次から次へとお線香があげられるので、かなり煙い感じでした。
露天も出るので、とても賑わいます。