神社やお寺に行くと、お賽銭箱にお賽銭を入れてお参りすることってありますよね。
その時、お賽銭はいくらあげればいいのか、悩む人も・・・
そんなお賽銭のマナーについて紹介したいと思います。
神社でお賽銭をあげる時の作法
普段は神社に行く機会はなくても、初詣などで行かれる人もいますよね。
その時、お賽銭をあげる時の作法ってよくわかならくても、他の人のマネをしながらなんとなくやっている人も多いのでは・・・
正しいお参りのマナーを知って、良いご縁があるようにしたいですね。
【お参りの作法】
◆鈴を鳴らして空気の穢れを祓う
◆お賽銭を丁寧にお賽銭箱に入れる
◆2回おじぎをする
◆2回拍手を打つ(神社のみ)
※お寺は静かに手を合わせる
◆お願いごとをする
◆最後にまた1礼(おじぎ)する
【お参りが効果的になる言葉】
祓い給い 清め給え(はらいたまい きよめたまえ)
神ながら(かむながら)
奇しみたま(くしみたま)
幸え給え(さきわえたまえ)
仏教の真言のような感じですね。
ちなみに初詣はなるべく1月7日(松の内)までに行ったほうがいいでしょう。
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お賽銭はいくらあげる?
お賽銭をいくらにするか、悩むこともありますよね。
正しい金額というのがあるか?・・・というと、じつはないそうです。
あなたがお供えしたいと思った金額をあげればいいそうです。
決まりもないし、多ければ多いほどいいというものでもないんだとか・・・
もともとお参りすることは、神様に感謝するということが大切なので、感謝してからお願いごとを聞いてもらうといいですよ。
仏教ではお賽銭は「お布施(おふせ)」の一種だそうで、「慈悲の心をもって、他人に財物などを施す」行為だと言われているようです。
【お賽銭の金額】
お賽銭の金額も語呂合わせでいろいろあるようですね。
◆5円 ご縁がありますように
◆10円 重ね重ねご縁がありますように(この時5円玉2枚のほうがいいという人も)
※10円玉は遠縁になると嫌う人も
◆15円 十分ご縁がありますように
◆45円 始終ご縁がありますように
◆50円 5重の縁がありますように
◆115円 いいご縁がありますように
◆125円 十二分にご縁がありますように
◆458円 四方八方からご縁がありますように
他にも・・・
◆2,951円 福来い
◆3,181円 幸い
◆11,104円 いい年
余談ですが、新しい財布を買った時やプレゼントする時もよく、5円玉を入れたりしますよね。
それも語呂合わせで45円とか115円とか入れたりして・・・
お賽銭をあげないとご利益なし?
もともとお賽銭は願い事が叶った時に感謝の印として、神仏にお供えするお金の事を指したようです。
お賽銭なしでもお願いごとができますが、願い事がかなったらお礼にお参りに行ったほうがいいですね。
お願いごとをする時、どうしても叶えたいと力の入ったお願いの仕方はあまり良くありません。
お願いごとが成就した時のイメージを浮かべ、その時の喜びの感情と感謝の気持ちを感じながらお願いするといいですよ。
まとめ
お賽銭箱にお賽銭を投げ入れるのはよくありません。
人気の神社の初詣などは人混みがひどくて、ついつい後ろのほうから投げ入れてしまう人もいますが、きちんと順番が来てからそっとお賽銭箱に入れましょう。
初詣に行くときはあらかじめ、お賽銭用の小銭も用意していったほうがいいですね。