柏崎で開催される「えんま市」は新潟三大高市(たかまち=縁日)のひとつです。
約 2kmにわたって500軒以上もの露店が並びます。
新潟のソウルフード「ぽっぽ焼き」の露店もでますよ。
えんま市 2017
【えんま市 2017】
「えんま市」は新潟三大高市(にいがたさんだいたかまち)のひとつです。
◆新潟三大高市
・蒲原まつり
・村上大祭
・柏崎えんま市
「えんま市」が開催される期間中には20万人を超える人出でにぎわいます。
このえんま市は日程が曜日にかかわらず決まっています。
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)6月14日(水)~16日(金)
※瀬戸物市・植木市は17日(土)まで
◆開催時間
◎ 10:00~22:00
◆場所
◎ 柏崎市東本町 西本町
◆アクセス
◎ 電車利用
JR信越線「柏崎駅」下車 徒歩約 3~5分
◆問い合わせ
◎ 柏崎市商業観光課
TEL:0257-21-2334
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新潟のソウルフード ぽっぽ焼き
【新潟のソウルフード ぽっぽ焼き】
ぽっぽ焼きとは、新潟県下越地方で見られる長細いパンのような菓子です。
私は残念ながら食べたことがありませんが・・・
薄力粉に黒砂糖と水、炭酸、ミョウバンを加え、専用の焼き器で焼き上げられたもので、蒸気パンとも呼ばれていて温かい状態で食べるそうです。
露店には「たこ焼き」「お好み焼き」などはもちろん、おもちゃや瀬戸物市、植木市なども並びます。
約 2kmも延々と露店が続くので、どれにしようか迷いそうですね。
昼間でもかなりの人で賑わうので、場所によっては人に流されてしまうことも・・・
屋台好きの人にはたまらないくらいの店が並びますから、いろいろ品定めしながら見て歩くといいですね。
えんま市のお堂 閻魔堂
【閻魔堂】
柏崎市東本町2-7-40
「えんま市のお堂」として親しまれている「閻魔堂」は山号を金砂山円光寺閻魔堂(えんまどう)といいます。
「えんま市」の起源とされている「馬市」が下町からお堂の境内に移って開かれるようになり、それが約 70年間続いた後、「馬市」にかわって節季市の形で受け継がれ、今日の「えんま市」となったようです。
このお堂は火災で数度類焼しています。
現在の建物は明治29年に建てられたそうで、市指定文化財となっています。
内陣中央に閻魔大王が鎮座していて、十王像が並んでいます。
その十王像の手前のガラスケースの中に地蔵菩薩が安置されています。
そしてその足元には「賽の河原」の様子が土人形で表現されています。
新潟県中越地震の時、閻魔堂の向拝(こうはい)部分が崩れ落ちてしまったり、一部の壁が崩れたりしたようですが、十王像をはじめ、地獄絵図などに被害がなかったようです。
閻魔大王のパワーでしょうか・・・
えんま市はこの「閻魔堂」を中心に柏崎市東本町から西本町まで露店が並びます。
まとめ
ぽっぽ焼きと聞くと、イカのポッポ焼かと思ってしまいましたがお菓子なんですね。
新潟県内でも下越地方を中心にみられるそうですが・・・
新発田市が発祥と言われているようです。
新潟にはなかなか行く機会がない人は「こまち屋」などで通販しているようですから、それをお取り寄せするという方法もありそうです。