長瀞といえば長瀞ライン下りが有名ですよね。
その長瀞で今年2017年も「長瀞船玉まつり」が開催されます。
秩父の夏の風物詩となっているこのまつりの最後を飾る花火は迫力満点です。
長瀞船玉まつり 2017
舟下りの船頭が水上安全の祈願と水難供養をするおまつりである「長瀞船玉まつり」はたくさんのボンボリの2隻の万灯船と約1,000個の灯ろうが夜の中で幻想的に浮かび上がります。
それを背景に長瀞渓谷に花火の音が響き渡る光景は迫力満点です。
万灯船は宝登山神社の神官によって清めの儀式が行われ、水難の犠牲者となった人の供養のための灯ろうが流されます。
万灯船が岩畳流域の荒川を流れている対岸からスターマインなどの花火が打ち上げられます。
そして、なんといっても圧巻なのが「ナイアガラ」ですね。
約 3,500発の花火が打ち上げられます。
有料エリアは協賛された人にのみ用意されます。
【長瀞船玉まつり 2017】
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)8月15日(火)
※小雨決行 荒天の場合は延期
◆開催時間
◎ 19:30~21:00
◆開催場所
◎ 長瀞岩畳周辺
◆問い合わせ
◎ 長瀞船玉まつり実行委員会
TEL:0494-66-3311
トイレは約 50基用意されています。
岩畳の場所取りは当日8月15日の9:00以降からできます。
それ以前に行うと撤去されますので注意してください。
場所取りのシートを広げる時に、置石を置いて止めないようにとのことです。
暗くなると足元が見えなくなるので、置石につまづいてケガをする可能性があるからだそうです。
ですから足元を照らすためのペンライトなどを用意していったほうが安心です。
岩畳はゴツゴツしてますから、高いヒールなどの靴は避けたほうが無難ですよ。
例年通りなら以下のプログラムになると思います。
◆プログラム
17:00 万灯船運航
18:00~ 祭典(水上安全修ばつ祭)
18:50~ 灯篭流し
19:30~ 花火大会
21:00 花火大会終了
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長瀞岩畳について
長瀞ライン下りで有名な荒川の上流には侵食でできた段丘状の岩盤である「岩畳」があります。
この岩畳は長瀞式変成岩と呼ばれていて、日本最古の岩石だそうです。
国指定名勝天然記念物に指定されているんですよ。
長瀞岩畳には沼や湿地もあり、「四十八沼」と呼ばれています。
岩の上に穴ぼこがあるんですよ。
その穴はポットホールと呼ばれています。
ここが昔、川底だったことの名残なんだとか・・・
流れてくる小石によって穴が開けられたそうです。
自然の力はすごいですね・・・
「長瀞船玉まつり」の当日は岩畳を歩くときには注意して、歩きやすい靴で行ったほうが安心ですよ。
ペンライトで照らしていても、よそ見していると転ぶ可能性もありますからね。
長瀞船玉まつりをゆっくり楽しむには近くに宿泊するといいかもしれません。
次の日にゆっくり観光するのもいいですね。
長瀞は眞子さまのデート場所としても話題になりましたよね。
「長瀞船玉まつり」開催時期は夏ですから、天然氷を使った阿佐美冷蔵さん(金崎本店・宝登山道店)でかき氷を食べるのもいいかもしれません。
ただし、混雑時は1~3時間待ちになることもあるんだとか・・・
長瀞岩畳へのアクセス
◆電車利用
◎ 「池袋駅」から
★西武池袋線(特急)に乗車 ⇒ 「西武秩父駅」下車
そこから秩父鉄道「御花畑駅」まで徒歩約 10分
「御花畑駅」 ⇒ 「長瀞駅」下車 徒歩約 5分
★東武東上線に乗車 ⇒ 「寄居駅」下車
秩父鉄道に乗り換え
「寄居駅」 ⇒ 「長瀞駅」下車 徒歩約 5分
◎ 上野駅から
★高崎線に乗車 ⇒ 「熊谷駅」下車
そこから「秩父鉄道に乗り換え
「熊谷駅」 ⇒ 「長瀞駅」下車 徒歩約 5分
※「上野東京ライン」「湘南新宿ライン」も利用できます。(乗り換えは「熊谷駅」)
「船玉まつり」当日は交通規制が行われます。
駐車場は1,000台で有料(1台:500円)です。
まとめ
長瀞では長瀞駅前で「モビトロ(超小型モビリティ)レンタカー」が注目を浴びていますよね。
2人乗りの電気自動車で、長瀞周辺の観光に便利です。
公道を走るので「普通自動車免許」が必要で、免許を取得してから1年以上でないと借りられません。
また、75歳以上も不可なんですけどね・・・
でも、ちょっと乗ってみたい感じがしますよね。
1時間:1,500円 2時間:2,500円 4時間:4,000円で超過料金は1時間:2,000円です。
予約はTEL:0494-66-3311です。
※キャンセルは前日まで
9:00~17:00(貸し出しは16:00まで)で、長瀞駅前にある「長瀞町観光案内所」で貸出・返却です。
乗車前に操作方法のビデオを5分ほど見た後、講習も受けてからの貸出となります。
夏休み期間中は借りる人も多いかもしれませんが(借りられない場合も?)、紅葉の季節なども長瀞はきれいなのでいいかもしれません。
土日祭日は混み合うかもしれませんから、なるべく平日なら・・・