飛騨高山手筒組が火の粉を全身に浴びながら打ち上げる花火は見事な光景を描きます。
観る人も打ち上げる人も厄落としが出来る花火です。
飛騨高山手筒花火打上げ 2017
厄払いを祈念して毎年8月9日(厄 やく)に行われている「飛騨高山手筒花火打上げ」が今年2017年も開催されます。
宮川に仮設台にが設けられて、飛騨高山手筒組が火の粉を浴びながら打ち上げる勇壮な花火。
火の粉のシャワーを浴びているように見えますよね。
この火の粉によって厄が落ちていくのをイメージしながら観るといいかもしれません。
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)8月9日(水)
※小雨決行 雨天の場合は翌日に順延
◆開催時間
◎ 19:30~21:00
◆料金
◎ 無料
◆問い合わせ
◎ 飛騨高山サマーフェスティバル推進協議会(高山商工会議所)
TEL:0577-32-0380
来場者は約 2万人くらいです。
花火打ち上げ前に桜山八幡宮で安全祈願祭を執り行ったのちにパレードしながら打ち上げ場所の宮川まで行きます。
有料観覧席はありません。
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飛騨高山手筒花火打上げ会場へのアクセス
【飛騨高山手筒花火打上げ会場】
〒506-0851 岐阜県高山市大新町 (宮川弥生橋下流)
◆電車利用
◎ JR高山本線「高山駅」下車
徒歩約 17分
◆車利用
◎ 中部縦貫自動車道「高山IC」から約 10分
※会場周辺の交通規制あり
18:00~22:00
◆駐車場
◎ あり 市営駐車場
飛騨高山の名物
飛騨高山に行ったら名物をいろいろ楽しみたいですよね。
飛騨高山で思い浮かぶのは「飛騨牛」と「高山ラーメン」。
有名ですよね。朴葉みそも忘れてはいけません。
【飛騨高山の名物】
・飛騨牛まん
・飛騨牛コロッケ
・高山ラーメン
・朴葉味噌(ほおばみそ)
・五平餅
・飛騨高山のみたらしだんご
通常のみたらしだんごはちょっと変わっています。
通常は甘いしょう油ダレですよね、甘辛味の・・・
ところが飛騨高山のみたらしだんごはしょう油味だそうです。
ちょっと素朴な味のようです。
おみやげとして有名なのは「さるぼぼ」ですよね。
飛騨高山地方で昔から作られている人形で通常は赤いものですよね。
飛騨弁で赤ちゃんのことを「ぼぼ」というそうで、「さるぼぼ」は「猿の赤ちゃん」という意味だそうです。
原型は奈良時代の貴族のお産のお守りだったんだとか・・・
猿はエンと読むことから良縁とか家庭円満、さるを去るとかけて病が去るとか災いが去るという意味も込められているそうです。
でもさるぼぼを見たことがある人はちょっと疑問に思ったことはないですか?
なんで顔がないのか???
さるぼぼには顔が描かれていないんですよね。
さるぼぼは見る時々で表情を感じ取るものらしいです。
楽しいときには楽しい顔、悲しいときにはいっしょに悲しんでくれる顔に見えるんでしょうね。
赤いものが普通だった「さるぼぼ」ですが、今はいろいろな色のさるぼぼが売られているようです。
なかでも高山市内のファミマ限定のさるぼぼが人気だそうですよ。
ファミマカラーのかわいいさるぼぼです。
手筒花火は豊橋発祥
勇壮な手筒花火は豊橋が発祥の地とされています。
直径が10cm・長さが約 80cmの孟宗竹(もうそうだけ)の節をくり抜き、縄を巻き締めて火薬が詰められます。
火の粉が噴出する光景は迫力満点ですね。
巨大な火柱が夜の闇に浮かび上がります。
最後に「ハネ」と呼ばれる炎が足元に吹き出す時は大音響がとどろきます。
豊橋では手筒花火の揚げてが自ら竹の切り出しから火薬の仕込み、さらに詰め込みまでのすべてを行うのが伝統なんだとか・・・
その手筒花火の原型は昔の情報手段として使われていた「狼煙(のろし)」だといわれています。
まとめ
飛騨牛を使った創業90年の老舗精肉店である「高山 助春」は「飛騨牛コロッケ」や「飛騨牛 ミンチカツ」が有名ですが、「飛騨牛ハンバーグセット(1,290円)」は1日限定 10名だそうです。
高山ラーメンも気になりますよね。
地元のリピーターがほとんどというのが「宮川中華そば」。
いつも地元客でいっぱいだそうです。高山駅からは手筒花火の会場とは反対方向の飛騨総合庁舎のほうにあります。