秦野の弘法山公園は桜の名所として有名ですが、展望台からは晴れた日に360度のパノラマが楽しめます。
晴れていれば相模湾から江ノ島、さらには房総半島までの景色が楽しめますし、富士山のすばらしい眺望は富士見百景にも選ばれています。
秋のハイキングとして秦野駅から出発する「弘法山公園・吾妻山コース」は終点の鶴巻温泉で温泉も楽しめます。
弘法山公園・吾妻山コースをハイキング
弘法山公園は「浅間山(せんげんやま)」・「権現山(ごんげんやま)」・「弘法山(こうぼうやま)」の3つの山一帯のことで、県立自然公園にも指定されています。
さらに「弘法山公園・吾妻山コース」というハイキングコースの一部になっていますので、1年を通じて多くの人が訪れます。
このハイキングコースは初心者向きですが、服装や靴などはきちんと軽登山の用意をし、登山口手前ではストレッチしてから登ったほうが安心です。
駅前周辺の舗装された道路だけではなく、山道を歩きますからね。
ハイキングコースの途中にはベンチが設置してある休憩できる場所がけっこうあるので、疲れた時は休めますよ。
お弁当を食べるのにも便利です。
【弘法山公園・吾妻山コースをハイキング】
「鶴巻温泉駅」からでもいいですが、やはり「秦野駅」から出発するほうが疲れた後に温泉で癒すのにはオススメですね。
もちろん、温泉はパス・・・という人ならかまいませんが・・・
◆歩行距離
◎ 約 7,540m
◆歩行時間
◎ 約 2時間10分
※休憩時間を含まず
◆コースガイド
秦野駅 ⇒ (450m、6分) ⇒ 弘法の清水 ⇒ (550m、8分) ⇒
命徳寺 ⇒ (680m、10分) ⇒ 弘法山入口看板 ⇒ (550m、17分) ⇒
浅間山 ⇒ (490m、12分) ⇒ 権現山 ⇒ (820m、14分) ⇒
弘法山 ⇒ (910m、15分) ⇒ 善波峠との分岐 ⇒ (1980m、33分) ⇒
吾妻山 ⇒ (900m、13分) ⇒ 弘法の里湯 ⇒ (210m、3分) ⇒ 鶴巻温泉駅
展望台から紅葉も楽しみたいという場合は11月中旬から12月上旬(その年の気候によって前後します)くらいが見頃時期です。
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丹沢・大山フリーパスが便利
丹沢や大山周辺の旅行やハイキングに行く場合は小田急線の「丹沢・大山フリーパス」がおトクです。
小田急線の発駅から本厚木-渋沢までの往復きっぷが付いて、乗り降り自由です。
※「本厚木-渋沢間が乗り降り自由」
小田急線だけでなく、バスや大山ケーブル(Aキップのみ)も使えますよ。
2日間有効で「Aキップ」と「Bキップ」の2種類があります。
違いはBキップは大山ケーブルが乗れないことですね。
バスは神奈川中央交通バスで指定区間が乗り降り自由となります。
相鉄線で小田急線海老名駅経由でも利用できますよ。
またお施設観光や飲食店、お土産店などで優待や割引料金での利用ができます。
◆料金の例
◎ 新宿駅(発駅)の場合
・大人
Aキップ:2,470円
Bキップ:1,530円
◎ 登戸駅(発駅)の場合
・大人
Aキップ:2,220円
Bキップ:1,280円
◎ 町田駅(発駅)の場合
・大人
Aキップ:2,020円
Bキップ:1,080円
フリーパスは小田急尖閣駅の自動券売機(当日から有効分のみ購入可能)でも購入できますが、一部の券売機では取り扱っていない場合があります。
注意事項としては発駅~本厚木-渋沢駅間の小田急線の乗車は往復1回限りです。
また神奈中バスに乗車の場合、登山用リュックを持ち込む場合は別途、持ち込み料金がかかる場合があります。
指定区間外で乗車したり、乗り越した場合はその分の運賃を支払うことになります。
「丹沢・大山フリーパス」は泊りがけで行くハイキングや登山などはとくにオトクですね。
ただ、「弘法山公園・吾妻山コース」をハイキングして帰ってくるだけならフリーパスは必要ないかも・・・
鶴巻温泉の日帰り温泉
「秦野駅」から「弘法山公園・吾妻山コース」をハイキングして「鶴巻温泉駅」まで行ったなら、疲れた体を癒やすのに日帰り温泉を利用するのもオススメです。
小田急線「鶴巻温泉駅」の駅前にある「弘法の里湯」は帰りも便利ですよ。
鶴巻温泉駅より徒歩 2~3分という立地ですからね。
【弘法の里湯】
神奈川県秦野市鶴巻北3-1-2
TEL:0463-69-2641
◆休館日
◎ 毎週月曜日 12月31日
◆入館料()内は延長1時間毎料金
◎ 平日 2時間コース
・大人:800円(+200円) 小・中学生:400円(+200円)
◎ 土日祝・特定日 2時間コース
・大人:1,000円(+200円) 小・中学生:500円(+100円)
◎ 平日 1日コース
・・大人:1,000円 小・中学生:500円
◎ 販売フェイスタオル
・入館料+200円
◎ 販売バスタオル
・入館料+864円
まとめ
弘法山ハイキングコース上にはけっこうトイレが設置されていますが、吾妻山の山頂付近はトイレがないので注意したほうがいいですね。
このハイキングコースにはチップ制のトイレがあります。
登山道も整備がされているので初心者にオススメのコースですね。