竜神峡は本州一の長さを誇る「竜神大吊橋」があることでも有名ですね。
関東の耶馬渓と呼ばれる竜神峡の紅葉は美しく、多くの人が訪れます。
竜神大吊橋から紅葉のパノラマの風景を楽しむことができます。
第29回 竜神峡 紅葉祭り 2017
茨城県の奥久慈県立自然公園にある竜神峡はV字形の美しい渓谷です。
その渓谷にある龍神ダムの上に竜神大吊橋がかけられています。
ダムの湖面から高さ100mあり、全長446mの歩行者専用の吊り橋としては本州一の長さを誇ります。
この吊り橋は一度に3,500人も渡れるようになっています。
竜神大吊橋を渡ると対岸には「木精の鐘(もりのかね)」とも呼ばれているカリヨン施設「竜神カリヨン」があります。
ここでは「愛・希望・幸福」の3種類の音色が楽しめます。
とくに「愛の鐘」は2人でボタンを押さないとならないそうですよ。
ですからカップルに人気ですが、もちろん親子や友達同士でもならせます。
紅葉の時期はこの竜神大吊橋からパノラマに広がる美しい風景を楽しめますよ。
紅葉まつり期間中には新そばフェアも開催されます。
◆竜神大吊橋の渡橋料金()内は団体料金(30名以上)
◎ 大人:310円(280円) 小人(小・中学生):210円(190円)
【第22回 竜神峡 紅葉祭り 2017】
◆期間
◎ 2017年(平成29年)11月1日(水)~30日(木)
◆会場
◎ 茨城県常陸太田市 竜神大吊橋
◆問い合わせ
◎ 常陸太田市観光案内センター
TEL:0294-73-1700
◎ 常陸太田市観光物産協会水府支部
TEL:0294-85-1116
竜神峡の紅葉は11月上旬が例年、見頃となっていますが天候によって前後することがあります。
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常陸秋そば 新そばフェアと物産展
【竜神峡紅葉まつり 常陸秋そば 新そばフェアと物産展】
◆常陸秋そば 新そばフェア
常陸太田市は品質日本一ともいわれる常陸秋そば発祥の地です。
「新そばフェア」ののぼりがたっているお店で常陸秋そばが食べられます。
常陸秋そばは1978年、旧金砂郷町で発見された在来種です。
粒の大きさが均一で大きく、蕎麦の香りや風味、甘みに優れているとして、全国のそば名人たちが買い求める特産品です。
茨城県は北海道に次ぐ全国2位を誇るそばの生産地なんですよ。
茨城県内にはそば街道と呼ばれる道がいくつもあり、水戸黄門(水戸光圀公)も隠居後はそばを打っていたといわれているそうです。
◎ 常陸太田市のそばの店
・そば処 登喜和家食堂
・そば処 やまいち
・慈久庵
・西金砂湯けむりの郷 金砂庵
・西金砂そばの郷 そば工房
・手打ちそば 赤土
・農家レストラン ママごはん
など
◆物産市
特産品のそばをはじめ、うどんやこんにゃく、野菜などの展示即売が行われます。
「水府物産センター」は竜神大吊橋のたもとにあり、1階は特産品の販売所になっています。
ここには全国でも水府地区だけしか製造されていない「凍みこんにゃく」があるんですよ。
他にも特産品をはじめ、工芸品なども販売されています。
営業時間は8:30~17:00です。
2階は展望レストラン「森の風」があり、地元の食材を使った料理を楽しめます。
営業時間は10:00~15:00です。
駐車場は250台です。
竜神大吊橋へのアクセス
【竜神大吊橋】
茨城県常陸太田市天下野町~下高倉町
◆電車利用
◎ JR水郡線「常陸太田駅」下車
茨城交通バス利用で下高倉行き乗車「竜神大吊橋入口」下車 徒歩約 20分
※複数人(グループ)の場合はタクシー利用が便利です。
◆車利用
◎ 常磐自動車道「那珂I.C」または「常陸南太田I.C」より約 40分
◆駐車場
竜神大吊橋周辺には「第1・第2・第3無料駐車場(計265台)」があります。
ただ、紅葉時期は渋滞が予想されますので、午前中早めに行ったほうがいいと思います。
紅葉まつり期間中の土日祝日には11:00頃までには満車になるといわれています。
例年、この時期の土日祝日は臨時駐車場が用意され、無料シャトルバスの運行が行われています。
それを利用してもいいかもしれません。
また、電車利用の場合、この時期にJR「常陸太田駅」から「県北周遊バス(有料)」が運行されます。
「竜神大吊橋」まで行くので便利ですが、運行日時等、詳しいことはまだ発表されていません。
★「県北周遊バス」の問い合わせ
◎ (財)グリーンふるさと振興機構
TEL:0294-72-2266
まとめ
竜神大吊橋を渡るのには料金がかかりますが、茨城県民の日である「11月13日」には大吊橋の渡橋料金が無料になります。
竜神大吊橋の営業時間は「8:30~17:00(受付:16:40まで)」です。
ただ、強風や雷などで通行が制限される時もあります。
「常陸太田駅」の近くには徳川ミュージアム分館「西山荘」があります。
水戸二代藩主徳川光圀公が元禄4年(1691年)~元禄13年(1700年)まで晩年を過ごした隠居所です。
「常陸太田駅」からタクシーで約 5分の位置にありますから、時間があったら寄ってみるといいですね。
車で行く場合、駐車場は普通車が70台、大型が13台おけます。
ここは有料で料金は「大人780円 小人580円(解説書付)」で、月曜はお休みですが紅葉時期は無休だそうですよ。