今年社会人となって会社勤めをする人で、入社式があるところが多いと思いますが、どんな服装がいいのか迷う場合もありますよね。
いろいろ不安なこともあると思いますが、最初の入社式で失敗しないためにどうすればいいか、おさえておきたいポイントなど紹介したいと思います。
入社式の服装は無難なものを
一般的な入社式の場合、やはり基本としてスーツがオススメです。
もしスーツではなく動きやすい服装で・・・と言われた時はシンプルなブラウスにジャケットとパンツといったものがいいでしょう。
ジーンズは避けたほうがいいでしょう。
◆色は?
就活用のリクルートスーツなどの人も多いですね。
リクルートスーツというのは就活用のスーツ全般を指し、特定のものではありませんが最近は黒系のスーツがほとんどです。
ただし、入社式に黒系でなければならないという企業は少なく、濃紺やダークグレーなどの色のスーツを着用する人も多いですね。
昔はリクルートスーツも黒系が主流ではありませんでした。
黒のスーツというのは冠婚葬祭用という認識が強かったと思います。
ところが2000年を超えた辺りから黒が目立つようになり、その数年後くらいからはほとんど黒が主流になりました。
黒・濃紺・ダークグレーの色のシンプルなスーツであれば問題ありません。
◆スカート?パンツじゃダメ?
今でも女性はスカートが正装であるという認識を持っているところが多いので、なるべくスカートのほうが望ましいでしょう。
就職する業界によってはあまりうるさくないところもありますが、スカートのほうが無難といえるでしょう。
スカートもフレアースカートのようなものではなく、タイトスカートやボックスプリーツスカートのようなものを選びましょう。
スカート丈はミニ丈はNGで長すぎてもよくありません。
膝が隠れる程度の長さがいいでしょう。
◆ブラウスは?
シンプルなデザインの白がオススメです。
◆アクセサリーは?
できるだけ身につけずに時計くらいにした方がいいでしょう。
時計もシンプルなデザインのもののほうがいいですね。
◆ストッキングは?
ナチュラル系のベージュにし、伝線した時のために予備を持って行きましょう。
◆化粧は?
できるだけナチュラルな感じの化粧をしましょう。
アイメイクが派手なのはやめたほうがいいですね。
口紅は薄めの色でもつけたほうがいいでしょう。
ナチュラルメイクでも口紅をつけないと顔色が悪く見える人がけっこういます。
アパレル系などのファッション業界でも、企業によってはシンプルなスーツがほとんどというところもあります。
自由な服装で、と言われた時も心配な場合は、直接、企業に入社式にはどんな服装の人が多いのか、たずねてみるといいですよ。
スーツ(リクルートスーツ)が適しています。
◆色は?
女性と同じように黒・濃紺・ダークグレーが無難です。
◆シャツは?
白がほとんどです。入社式の日は色物のシャツはできるだけ避けたほうがいいでしょう。
◆ネクタイは?
あまり派手にならない地味めな色や柄を選びましょう。
ネクタイの太さもあまり細すぎたり、太すぎたりしないものがいいですね。
◆靴下は?
スーツの色か、靴の色にあわせて派手なものは避けましょう。
スーツの上着のボタン(シングルの場合)は2つボタンなら上だけとめ、下をあけておく、3つボタンなら真ん中だけとめるか、襟のデザインによって上2つだけとめる、というのが正式ですが、このルールを知っている人がどれくらいいるでしょうか?
さらに座る時はボタンを外し、立つ時にボタンをとめるのがルールだということも・・・
年配の人でも知らない人が多いのではないでしょうか。
むしろネットで調べられる若い人のほうが知っていて、年配の人のほうが知らないことも多いです。
これがスーツの時のマナーだとしても、上司などから注意を受けた時は臨機応変に対応した方がいいですね。
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入社式の髪型で注意することは
【髪型 女性の場合】
◆髪の色は
ヘアカラーは真っ黒でなくても、自然な感じの茶色なら大丈夫です。
職種にもよるかもしれませんが、普通は明るい茶髪や金髪はやめたほうがいいでしょう。
◆ヘアスタイルは
清潔感のある髪型にしましょう。
セミロングならハーフアップ、ロングならシュシュなどでまとめるのが無難です。
シュシュやバレッタなどを使う場合、大きすぎない地味目の色のものを選びましょう。
【髪型 男性の場合】
◆髪の色は
男性の場合は黒がベストです。
もともと色が真っ黒ではなく茶色がかっている場合などはそのままでOKです。
◆ヘアスタイルは
短めにカットして七三分けか、分け目のあまり目立たないスタイルなどがいいでしょう。
清潔感が大事ですから、フケなどには気をつけましょう。
短いといってもスキンヘッドやモヒカン風などのヘアスタイルはやめたほうがいいでしょう。
入社式に持っていく鞄や靴はどんなものを選ぶ?
【靴や鞄 女性の場合】
◆靴
靴はシンプルなパンプスで、あまりヒールの高くない、歩きやすいものを選びましょう。
ピンヒールなどは避けましょう。
◆鞄
スーツの色にあった色のシンプルなデザインの鞄がいいですね。
書類などが渡される時もありますので、クリアファイルなどが入る大きさのもののほうがいいかもしれません。
体が小さく、あまり大きな鞄を持ちたくない場合はエコバッグなどを用意していくという方法もあります。
【靴や鞄 男性の場合】
◆靴
スーツには革の紐靴をはきます。
色は黒がいいでしょう。
◆鞄
手提げ鞄にしましょう。
ショルダーバッグはスーツにはNGです。
ショルダーストラップがついていても、普段使うのはやめたほうがいいですね。
まとめ
人は外見ではなく中身が重要だといいますが、初めて会う人の中身などわかりませんから外見が非常に重要になってきます。
ほとんどの人は第一印象で多くを判断しているんですよ。
ですから服装などは非常に重要なポイントになっています。
けっこう細かいところを見ていますよ。
あと、挨拶はかなり重要です。
きちんと挨拶できるかどうかは仕事をする上でとても大切です。
会社内では同期の人たちの間でも「あざっす」などの挨拶や、「ウザい」とか「リア充」とか、使うべきではない言葉がたくさんあるので気をつけましょう。
こういう言葉を会社で使うと基本のマナーができていない、品格に欠ける人と判断されてしまいます。
入社後の服装は会社訪問した時などに、しっかり観察しておくと参考になります。