車酔いってほんとうに嫌ですよね。
とくに子供の頃は楽しいはずの遠足(バス旅行)も、酔う子はいつも前の方に座らされて、酔い止めを飲んでも吐く時もあって辛い思い出になってしまったり・・・・
成長するにつれて車酔いをしなくなる人が多いようですが、大人になってもダメな人もいますよね。
車酔いになる原因と酔い止め薬を飲む以外の対策法なども紹介したいと思います。
車酔いの原因に関係している三半規管
◆乗り物で体のバランスが乱れる
内耳にある三半規管(さんはんきかん)と耳石器(じせきき)によって体の平衡感覚が調整されていますが、乗り物に乗って、揺れやスピードなどにより、目からの情報と体で感じる情報のズレが生じます。
それが乗り物酔いの原因になりやすいのですね。
さらにガソリンや香水のきつい匂いなどの刺激によっても車酔いがひどくなることがあります。
車を運転できる人で、多くの場合、自分で運転する時は酔わないのに、助手席などに座る時は酔うという人がいます。
これは脳から入ってくる情報と体の感覚にずれが生じるので自律神経の働きが乱れるからです。
◆睡眠不足
◆体調不良
◆ストレス・不安
◆過去の乗り物酔いのトラウマ
◆自分は酔いやすいとの思い込み
乗り物に乗っていなくても、動画やグーグルマップなどでドライブルートを確認しているだけでも気持ち悪くなることがあります。
これも目からの情報と体の感覚にずれが生じて起きるんですね。
酔いの中でも3D映像を視聴することで発生する症状を、3D酔いといいます。
【車に酔いやすい年齢は?】
◆平衡機能が未発達な0歳?3歳くらいまでの乳幼児は、乗物酔いしない場合が多い
◆平衡機能が発達しはじめる小学生くらいから中学生くらいまでが多い
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車酔いの症状
◆吐き気
◆嘔吐
◆冷や汗
◆頭痛
◆動悸(どうき)
◆顔面蒼白
◆生あくび
◆生つば
吐き気がひどくなったらガマンしないで吐いてしまったほうが通常は楽になります。
100均などでも吸収剤入りのエチケット袋が売られていますから、酔いやすい人はそういったものを用意しておくといいでしょう。
車酔いの対策はどうすればいい?
【車酔い対策】
◆車などの乗り物に乗る30分~1時間前までに酔い止め薬を飲む
◆睡眠をしっかりとっておく
◆空腹・食べ過ぎ・飲み過ぎを避ける
◆車などの乗り物に乗っている時に読書・ゲーム機の使用・携帯・スマホ・パソコンの使用を避ける
◆バスなどは揺れにくい車両前方に座る
◆換気を良くする
◆近くの景色を見ないで遠くを見る
※スピード感が違うため
◆体を締め付けない衣服を着る
◆車内に強いニオイのするものを置かない
◆船酔い止めバンドを使う
※手首にある内関という心包経のツボを刺激する
※ほとんどの釣具店でも購入できる
※アマゾンなどでも購入可能
※妊婦さんのつわりにも効果あるといわれている
※普段から薬をいろいろ飲んでいる人は、酔い止め薬を飲みたくない人も多いので便利
◆日頃から三半規管を鍛える
※前転・後転を回数を徐々に増やしながら毎日行う
※後ろ歩きをして平衡感覚を鍛える(安全な場所で)
まとめ
子供の頃に中耳炎などをよく起こしていたので遠足にセンパアは欠かせませんでした。
大人になるにつれて次第に車酔いはしなくなりましが・・・
ただドライブの動画とかは見ていると気持ち悪くなりますね。
自分で運転している時は平気でも助手席などに座る時はダメという人は、右に曲がる時は右に身体を傾けたりして、視覚と体の感覚を合わせると酔いにくいようです。