ジェルボールで乳幼児の誤飲事故多発|パック型洗剤事故の対処法

「第3の洗剤」として発売されたジェルボールで乳幼児の誤飲事故が多発しています。

見た目がキレイでゼリーみたいですからね。

子どもや赤ちゃんが間違って口に入れ、健康被害がでていますから使っている人は十分な注意が必要です。

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ジェルボールの乳幼児誤飲事故が多発

ジェルボールによる誤飲事故は乳幼児や高齢者に起きています。

とくに乳幼児に多いんですよね。

昨年4月~12月までに134件の事故情報が寄せられているそうです。

その中で子供の事故は125件だそうで、その中でも2歳以下が7割を占めています。

125件のうち、115件が口にした事故のようです。

【ジェルボールによる事故】

食べ物と間違って口に入れる

子どもがジェルボールを握りつぶした時に、洗剤が目に入る

※乾いている手では溶けないとされてますが、手が濡れていれば危険

【誤飲した時の症状】

ひどく咳き込む

嘔吐

※口に含む事故で約6割

急性薬物中毒の重症で搬送された2歳時もいるそうなので、赤ちゃんの誤飲が起きないように十分な注意が必要です。

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第3の洗剤「ジェルボール」はパック型洗剤

ジェルボール02【ジェルボールって?】

「第3の洗剤」として発売されたジェルボールは洗濯用のパック型洗剤です。

縦約4センチ、横約3センチ、高さ約2.5センチで甘い香りがしますので、赤ちゃんは手にすれば食べ物だと思いますよね。

重さも1個15~20g程度ですし、色も緑やピンク色をしており、水に溶けるフィルムで密封されています。

見た目もゼリーみたいですよね。

このパック型洗剤は洗剤の計量の手間が省けるので、欧米では粉末や液体に次ぐ「第3の洗剤」として普及したようです。

輸入もされていますが、国内で昨年4月に「P&G」から「ジェルボール」の名前で販売されてから事故が多発しています。

ジェルボールの誤飲事故の対処法

洗剤を計量する必要がないので、子育て世代使用が多いのも事故多発につながっているようです。

【ジェルボールで事故を起こさないための対処法】

子どもの手の届くところで保管しない

※とくに2歳以下の赤ちゃんのいる家庭では保管場所に要注意

必ず本体容器に入れて保管する

詰め替え用は一度に全部詰め替える

使用後は必ずフタをきっちり閉め、決まった置き場所にすぐ戻す

※あとで・・・は禁物

必ず乾いた手で製品やふたを触る

できれば子どもが活発に動いている時間を避けて洗濯をする

※洗濯機の近くに子どもがいると注意が散漫になり事故が起きやすい

口に含めば違和感を感じるので大量に飲むことは少なくても、飲んだ量や飲んでからどのくらい時間がたったかにより対処法が違うので医療機関などに相談する

まとめ

便利な道具にはデメリットも含まれていることがよくあります。

ジェルボールを入れるだけで計量しないで洗濯できるのはいいですが、事故を防ぐためには赤ちゃんなどの乳幼児のいる家庭では、液体などの洗剤に替えることも視野に入れたほうがいいようです。

子どもが手の届かない場所といっても、どんな状況で手にするかわかりませんから・・・

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