金額的に新幹線や飛行機を利用するよりも安いのが魅力となっている夜行バスや高速バスは若い人には人気ですが、利用するときのマナーを知っておかないと、あとで気分の悪い思い出が残ってしまうことになるかもしれません。
お互いに気分よく利用するためにもマナーは大切ですし、夜行バスで使うと便利なアイテムなども紹介したいと思います。
夜行バスや高速バスを利用するときの便利アイテムは?
夜行バスや高速バスは利用料金も安いというだけでなく、電車だと目的地についてから乗り換えが必須のところが、利用する路線によってはダイレクトに目的地まで行けたりすることもあるので便利なんですよね。
とくに荷物を持っての乗り換えって、けっこう大変ですよね。
昼間走る高速バスはさほど問題はないことが多いかもしれませんが、夜行バスは乗る前にマナーを知っておいたほうがいいでしょう。
お互いに狭い空間を一緒に何時間も過ごすわけですから、NGといわれている行為はしないようにすることが大事です。
夜行バスは当然、夜間に走らせるので宿代は浮くと思う人が多いですが、快適に眠るためには専用のアイテムがあったほうが便利です。
【夜行バスでに乗る時に便利なアイテム】
◆発泡ウレタン製使い捨て耳せん
※バスの中の音って、小さな音でもけっこう気になり、眠れなくなる人が多いですよ。
※利用したことが多い人はわかると思いますが、イビキがひどい人がけっこういます。
◆トラベル用ネックピロー(エアーピロー)
※リクライニング出来るシートとはいえ、快適に眠るにはネックピロー・エアーピローがあったほうが、首に負担がかかりません。
◆アイマスク めぐりズム(無香料タイプのホットアイマスク)
※めぐりズムの蒸気でホットアイマスクは疲れた目をじんわり温めてくれるので眠りに落ちやすいかもしれません。
◆ウエストクッション(腰用)
※腰痛持ちの人などはあったほうが快適に過ごせるかも・・・
◆マスクもしくはのどぬーるぬれマスク
※冬は特に、夏でも車内は乾燥していることが多いです。
※寝ている時の顔を隠したい場合にも便利
◆スリッパ
※靴を履き続けていると足がむくみやすい人は特に便利
◆飲み物
※ペットボトルのもの
◆食べ物
※お腹が空いたときようにニオイや音のしないもの
※ゼリー飲料などでも
◆モバイルバッテリー
※電池切れ対策
◆化粧落としシート
※簡単に化粧を落としたい人に
◆酔い止め薬
※体調が悪い時は普段、車酔いしない人でも酔うことも・・・
※普段から酔う人は必須
【NGなアイテム】
◆ゲーム機
※光だけでなく、夢中になって体を揺らしたりすると振動でまわりに気づかれ、迷惑がかかる
◆ニオイのキツイ飲み物や食べ物
※アルコール・漬物・フライドポテト・スルメ・柑橘系の果物など多数
※音のする食べ物もNG お煎餅などはニオイと音でダブルにNG
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夜行バスを利用するときに知っておきたいマナー
【夜行バスなどのマナーと注意事項】
◆リクライニングシートを倒す時はひと声かける
※ひと声かけるとお互いに気分が違います。
◆ipodなどは音漏れで迷惑がかかる
※音漏れはまわりに迷惑をかけますから、イヤホンなどで聞く場合も音漏れには注意が必要です。
◆ゲーム機やスマホ、携帯は消灯後は使用しない
※バス会社のほうでも緊急時以外は禁止にしているところが多いです。
※携帯の通話も不可です。
◆飲酒・喫煙はしない
※飲酒が可のバス会社もあるかもしれませんが、お酒のニオイはけっこうまわりに広がります。
※泥酔状態までいかないくて、かなりの量のお酒を飲んでいた場合、乗車を断られることがあります。
※バス車内は禁煙です。
◆読書は避ける
※読書灯がついているからと紙の本を読む人もいますが、ページをめくる音は以外にまわりに聞こえていて、静かな車内では気になる人が多いというのが実情です。
◆酔いやすい人はエチケット袋を用意
※使用後にチャックを閉めるとモレやニオイを防げます。
◆ひそひそ話でも消灯後のおしゃべりはしない
※自分たちは声を低くしているからいいと思っていても、周りの人に聞こえていますよ。
◆貴重品は肌身離さず持っている
※寝る時も抱いて寝るくらいが好ましいですが、特に注意が必要なのはトイレ休憩時で、トイレ休憩の間はバスのドアは開けっ放しで、車内は暗いのでサービスエリアなどで、スリが夜行バスを狙って犯行に及ぶことがあるので要注意で、貴重品は必ず持ってトイレに行きましょう。
◆トイレ休憩時に車外で体をほぐす(起きていたら)
※長時間、同じ姿勢をとっていることの多い夜行バスはエコノミー症候群になりやすいので。
◆レジ袋のようなものの音はかなりうるさいので気をつける
※レジ袋のような袋のガサガサした音は車内ではかなり耳障りになりますから注意しましょう。
夜行バスは疲れるってホント?
夜行バスを利用した人は、これがかなり疲れることを知っていると思います。
長時間同じ姿勢でいるのって距離にもよりますが、かなりストレスがかかります。
また、たしかに新幹線や飛行機に比べると時には4分の1くらいの料金で目的地まで行くことができますが、なかなか快適に・・・というわけにはいかないことが多いと思ったほうがいいでしょう。
まず、眠りが浅い人、ホテルなどでもよく眠れない人、音やニオイに敏感な人などは、夜行バスの利用には向いていません。
それでも料金が安いからと割りきって乗る場合はいいのですが、ポイントは一緒に乗り合わせた人による、運・不運というものがあります。
マナーなんかおかましなしで、ニオイのする食べ物を持ち込んで食べる人や大きな声でおしゃべりする人、イビキをかく人などで不快な思いをすることがあるのが夜行バスです。
もちろん、新幹線や飛行機などでも隣に座る人によって不快な思いをしたりすることも多いのですが、料金がとくに安いバスを選ぶと、「二度と夜行バスは利用しない!」ということになる人が多いのも事実です。
また、夜行バスは身体的にも疲れやすいので、30代以上なら新幹線などを利用したほうが疲れないといえますね。
まして、ついてからハードな仕事などが待っているなんていう人は新幹線を利用するか、夜行バスの中でもデラックスタイプを利用したほうが楽だと思います。
どんな乗り物に乗っても熟睡してしまうような人はいいですが、そうではない人はバスの利用は「次の日が休み」とかいう場合に限って利用したりするほうがいいかもしれませんね。
安全面ではツアーバスよりも定期的に運行している高速路線バスタイプのほうが安心です。
路線バスは厳しい条件をクリアして認可を受けているので、完全とは言いませんが、バス会社の中では安全な方といえます。
路線バスの場合はバス停から乗ることができ、キャンセル料金もかなり安いですよ。
ツアーバスを利用するとバス停ではなく、集合場所になり、これが事前によく調べておかないとわからなくて乗り遅れてしまうことがあるので注意が必要です。
まとめ
ツアーバスの安いプランとか利用するとリクライニングもできないシートだったりすることもあるので、よく調べてからバス会社を選んだほうがいいですね。
また、安い価格のバスのほうがマナー違反を平気でする人が多いようです。
快適な旅にしたい場合は、多少高くてもきちんとしたバス会社を選ぶことは重要ですね。
夜行と昼行の両方がある場合、昼行バスのほうが運賃が安いことが多いですし、昼行のほうが疲れにくいので時間がある場合は昼行バスを利用するという選択肢があってもいいと思いますよ。