水草水槽は水中の盆栽といわれていて魚じゃなく草が主役|その始め方は

最近、熱帯魚よりも水草が主役の水草水槽が人気ですね。

水中の盆栽といわれるように、なかには目をみはる程美しく、いつまでも眺めていたいようなものがたくさんあります。

そんな水草水槽について紹介したいと思います。

スポンサーリンク



水草水槽って?

水草水槽02水草水槽は1960年代までにドイツやオランダで技術が確立されたといわれているようですが、日本で広まったのは30年位前からです。

石や流木なども使って、まさに水の中の盆栽という表現がピッタリといえる素晴らしい作品もありますね。

生きた水の中の風景は、心を癒してくれると、徐々に人気になってきているようです。

東京スカイツリーに隣接するすみだ水族館で、「水のきらめき」というゾーンの株式会社アクアデザインアマノによる、水を取り巻く自然の景色を見たことがある人もいますよね。

基本としては生物にとって住みやすい環境を整えることだそうです。

最初は水槽内にコケが生えやすいので小型のエビ「ヤマトヌマエビ」や南米産のナマズ「オトシンクルス」を入れておくとコケを食べて掃除してくれるみたいですね。

水草水槽を始めるのに必要なもの

スポンサードリンク




【絶対に必要なもの】

水槽

今、一番売れているのは幅60cmで2万円弱くらいの水槽だそうですが、部屋に広さに余裕があれば、幅90cmの水槽のほうが、水質が安定しやすいそうです。

ライト、ろ過装置がセットになったものがおすすめ。

水草

初心者は手をかけなくても勝手に育つ丈夫な品種から始めたほうがいいようです。

おすすめの水草  「アナカリス」「ミクロソリウム」「アヌビナス・ナナ」など。

丈夫な水草だけを何種類か集めたパックがあるので、初心者はそれを選ぶのが無難。

水草を水槽内に入れる前の準備として必ず綺麗な水ですすぎます。

水草に傷を付けないようにやさしく洗いながら根や葉をチェックし、巻貝やヒルなどの付着がないかをチェックしないと巻貝などの大量発生などで頭を痛めることに・・・

ソイル(土)

60cmの水槽なら約5リットル程度が目安だそうで、ソイルの量が少ないと水草が抜けやすいため、しっかりと根付かせるためには最低3cm、できれば5cm程度の深さは必要です。

ソイルには沢山の種類があり、焼いているのと焼いていないもの、色や粒の大きさなどもさまざまで、どんな水草を植えたいのかによっても変わってきます。

また肥料入りのものではなく、肥料なしソイルを使い、水草の根元に埋める肥料と少し成長したら葉っぱに栄養を与えるために液体肥料を入れる方法がいいので、ソイルと植え込み時に必要な肥料、追肥(液体肥料)の3つがセットになったものが便利です。

【あったほうがいいもの】

(1)流木・石など

1000~1500円程度が売れ筋で、水槽の大きさに応じて複数個買って、組み合わせる人が多い。

(流木を選ぶポイント)

●水に沈む
●水中で腐りにくい
●アクが出にくい

流木を使う前にはアク抜きが必要です。

石は洗ってすぐ使えますが、流木はアク抜きをしないで水槽に入れると水が茶色く濁ってしまいます。

【流木のあく抜き方法】

こすり洗い

水につけておく(茶色く変色したら時々水を変える)

発泡スチロールの箱などにお湯を入れ、その中に流木を入れてフタをしておく

飼育水槽で活性炭を使う

水やお湯の中にアク抜き剤や重曹を入れる(より早くアクが抜ける)

(2)ライト

光量が足りないと枯れてしまうことも・・・

光が強く、水槽の下まで光が届くメタルハライドランプ(メタハラ)がオススメ。

省エネのLEDライトでも。

(3)二酸化炭素添加キット

(4)水槽用のファン 

(5)水草用のハサミとピンセット

ひと通り揃えると5万円くらいかかるかもしれませんね。

水槽設置に最適な場所

水槽を置く場所も大事なポイントになります。

直射日光の当たらない

丈夫で平坦

振動や騒音が少ない

水道のそば(水換えが便利)

手順を見せる動画もありますよ。

まとめ

美しい水の中の風景はまさに小宇宙ともいえますよね。

自分でレイアウトを考えて、いろいろな世界を表現している人がたくさんいます。

やっぱり、水の中の盆栽は心を癒してくれるんでしょうね。

スポンサーリンク